KERAの転換点、再演 サイレント映画時代の不運なスター描く 【エンタメ前線(51)・ウィズコロナ】「SLAPSTICKS」、国立劇場初春歌舞伎「通し狂言 南総里見八犬伝」、「ジャニーズ・アイランド THE NEW WORLD」、映画「コーダ あいのうた」

河野 孝:エンタメ前線 (文化ジャーナリスト・演劇評論家、元日経新聞編集委員)(News Socra)

■「SLAPSTICKS」(シアタークリエ、2月3~17日、☆☆☆☆★見応えあり) 劇作家・演出家ケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)の1993年に初演された戯曲の再演。 サイレント映画からトーキーへと転換期を迎えるハリウッドを舞台に、映画作りに情熱を注ぐ人々を、映画への愛と希望に溢れる一人の青年の姿を通して描くナンセンスでロマンチックなコメディだ。 東宝とキューブの企画・製作により、気鋭の演出家たちがKERA の作…