アールティ製の人型ロボットBonoboを大学研究室に納入

PR TIMES

基盤モデル(AI)を活用した人とロボットの対話と物理的インタラクションの研究に活用

株式会社アールティ(東京都千代田区、代表取締役 中川友紀子、以下アールティ)は、触れるサービスロボットや二足歩行協働ロボットの研究開発向けに開発された研究用ティーンサイズヒューマノイドロボット「Bonobo(読み:ボノボ)」を、大学研究室の研究用ロボットとして納入しました。

[画像: https://prtimes.jp/i/69918/39/resize/d69918-39-455e95abcc0dcfc803fb-0.jpg ]

┃Bonoboとは
サービスロボットや歩行ロボット、コミュニケーションロボットの研究に使えるヒューマノイドロボットです。身長120cmのコンパクトサイズで、腕の長さは小柄な成人をモデルにしています。
ボディを3Dプリンタ製のプラスチック外装にすることで、全体で約20kgと軽量にしており、一人でも持って移動させることが出来ます。
 アーム等の動く力が強くなりすぎないように配慮するほか、挟み込みを防止する設計構造にすることで使用時の本質安全にも優れています。

「軽量かつコンパクトでスタイリッシュ」をコンセプトに作られ、持ち運びや稼働中の運用を楽にしたい方や、アームやボディを触って体感しながら、触れるサービスロボットや協働ロボットの研究開発を進めたい方に適したヒューマノイドロボットです。
頭部にはデプスカメラを標準搭載しており、対象物の認識や障害物回避の腕の軌道生成などが研究可能です。

製品ページ
https://rt-net.jp/products/bonobo/


┃選定理由と用途の紹介
今回Bonoboは、世界中の数ある研究開発用ロボットの中から、「人と対等なコミュニケーションをとりやすい身長、重量」を理由にご選定いただきました。
小柄であることは人に威圧感を与えにくく、また小さすぎると通常の言葉で話しかけにくい(サイズが1mを下回ると幼児言葉になりがちである)ことから、Bonoboは「人と対等なコミュニケーションをとりやすいサイズ」としてこのサイズが適切であると言えます。重量も約20kgという軽量設計で、一人でも安全に運用ができる点も評価いただきました。

今回大学研究室に納入したBonoboは、人と一緒に行動し対話をするロボットの研究開発にご活用いただきます。具体的には基盤モデルを活用したAIでロボットを動かします。これらは、近年海外のAI研究者が取り組んでいる最先端のAI研究としても注目されている内容です。

納入先:大阪大学 大学院 基礎工学研究科 長井研究室

アールティは、これまでも身長20cmから150cmまで、100台以上(他社キットも含めると累計500台以上)の人型ロボットの開発、販売実績があります。
今後も最先端AIが使いやすいハードウェア、ソフトウェアプラットフォームを提供することで業界に貢献してまいります。
基盤モデルを活用したAIによるロボットの動作作成、デモ機開発もご依頼を承りますので、お気軽にお問い合わせください。


┃株式会社アールティについて
「Life with Robot-ロボットのいるくらし-」の実現を目指して、最先端のAI&Roboticsにおける技術開発に挑戦し、AI・サービスロボット分野での高度人材育成から、教育・サービスロボットの自社開発、受託開発まで幅広い事業展開をしています。
近年はサービスロボットの教育や受託開発で培った技術やノウハウを活かし、食品工場で人手不足を解消するための協働ロボットや、工場向けのAIビジョンシステム、製造ラインなどの開発にも力を入れています。

会社名:株式会社アールティ
代表者:代表取締役 中川友紀子
設立日:2005年9月
事業内容:ロボット及び人工知能に関する教育事業、自社開発事業、受託開発事業など

■HP
https://rt-net.jp/

■Facebook
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■Twitter
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記事提供元:タビリス