トビラシステムズ、「SNS型投資詐欺」の独自調査レポート公開 投資名目LINEに誘導の「詐欺SMS」は7.2倍に急増
2024/4/12 17:26 PR TIMES
昨今、著名人の写真等を悪用した偽広告からLINEグループ等に誘導し、投資名目で金銭をだまし取る「SNS型投資詐欺」が多発し社会問題となっています。
特殊詐欺やフィッシング詐欺の対策サービスを提供するトビラシステムズ株式会社(本社:愛知県名古屋市、以下「トビラシステムズ」)は、調査データや実例をもとに、「SNS型投資詐欺」の実態と対策についてまとめた独自調査レポートを公開します。
■社会問題化する「SNS型投資詐欺」被害額277億円
SNSなどを使って非対面で接触し、投資名目で金銭をだまし取る「SNS型投資詐欺」の被害が多発しています。警察庁の発表によると、2023年のSNS型投資詐欺の認知件数は2,271件、被害額は約277.9億円に上ります。
[画像1: https://prtimes.jp/i/34282/114/resize/d34282-114-54728611c26b12722426-0.png ]
昨今は、SNS上に表示された偽広告からLINEグループに誘導し、メッセージをやり取りする中で、投資名目で金銭をだまし取る手法が多発しています。偽広告に著名人の写真が無断で使用される事案が多発しており、被害にあった著名人が政府に対して提言するなど、大きな社会問題となっています。
■【独自調査】投資関連の詐欺SMS、3月は7.2倍増、4月も増加続く
トビラシステムズの調査では、「株」「新NISA」など投資関連のキーワードを含む詐欺SMSの急増が確認されています。
投資関連の詐欺SMSの検知件数は、2024年3月は2月に比べて7.2倍に急増しています。さらに4月は、4月10日時点ですでに3月の検知件数を超えています。当社調査で、4月の見込み件数は3月の約3倍まで増加する可能性があります。投資関連の詐欺SMSは多い時に1日あたり数万件規模で発生しており、引き続き増加が懸念されます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/34282/114/resize/d34282-114-8efeb68c44ab4746bf02-0.png ]
投資関連の詐欺SMSにはURLが添付され、投資名目のLINEグループに誘導するものが大半を占めています。
[画像3: https://prtimes.jp/i/34282/114/resize/d34282-114-56337e7b6b5c73667f09-0.png ]
■「先生」からのメッセージで信用させ...「SNS型投資詐欺」の手口
SNS型投資詐欺が行われるLINEグループでは、著名人を名乗る人物や、「先生」や「アシスタント」を名乗る人物が、投資に関する情報やアドバイスなどのメッセージを日々投稿します。また「先生」や「アシスタント」は、参加者に対して個別にメッセージを送る場合もあります。
さらにLINEグループの中には、参加者を信じ込ませるための人物(サクラ)が存在している場合があり、「先生のおかげで利益が出た」「先生の指示どおりにやって成功した」などのメッセージが頻繁に投稿されます。
メッセージのやり取りを重ねて参加者を信じ込ませたのち、架空の投資話を持ちかけ、指定の口座に振り込ませるなどして金銭をだまし取ります。投資名目の架空のサイトやアプリに登録するよう指示し、画面上では利益が出ているように表示して信じ込ませたり、出金したいと伝えると事前に説明のなかった手数料を求めたりして、繰り返し振り込ませる手口も見られています。
[画像4: https://prtimes.jp/i/34282/114/resize/d34282-114-340917b8e371262859f5-0.png ]
[画像5: https://prtimes.jp/i/34282/114/resize/d34282-114-5ca170f7f0c1ba154e35-0.png ]
■「SNS型投資詐欺」の特徴
SNS型投資詐欺は、特殊詐欺のように電話や訪問で接触し金銭を詐取する手法とは異なり、非対面でのメッセージのやり取りを経て金銭を詐取する手法が特徴です。
[画像6: https://prtimes.jp/i/34282/114/resize/d34282-114-aec848cfc708bd2aff38-0.png ]
さらに、SNS型投資詐欺は特殊詐欺に比べて1件あたりの平均被害額が大きく、被害が深刻化しています。
[画像7: https://prtimes.jp/i/34282/114/resize/d34282-114-5202ad9c5d0bf87430a2-0.png ]
■「SNS型投資詐欺」の対策
SNS型投資詐欺にご注意ください。日頃から以下の点に注意してください。
身に覚えのないメールやSMSが届いた場合、文面に添付されたURLに触らない
LINE等のSNSグループに自動追加されないように設定する。知らないSNSグループへ追加や招待をされた場合は安易に参加しない
SNSで知り合った人から投資の勧誘があっても安易に信用したり、お金を振り込んだりしない
SNSで知り合った人から投資関連のサイトへの登録や、アプリのインストール等を求められても、安易に応じない
相手が金融商品取引業の登録業者かどうか金融庁のホームページで確認する。無登録業者とは契約をしない
振込先に個人名義の銀行口座を指定される場合や、振り込みの度に違う口座を指定される場合は詐欺を疑い、振り込まない
不安を感じた場合は、家族や友人、警察など、周囲の信頼できる人に相談してください。
<参考資料>
LINEみんなの使い方ガイド 迷惑なトーク・人を通報する
https://guide.line.me/ja/security/report-chatroom.html
■トビラシステムズの迷惑SMS対策サービスについて
トビラシステムズは、迷惑SMS対策アプリ「トビラフォンモバイル」のほか、当社の迷惑情報データベースを使用したモバイル向け迷惑SMS対策サービスを各通信事業者から提供しています。迷惑SMS対策のツールとしてご活用ください。
モバイル向けサービス:
https://tobilaphone.com/mobile/
■広告ブロックアプリ「280blocker」について
トビラシステムズの広告ブロックアプリ「280blocker」は、インターネット上の広告コンテンツをブロックするアプリです。ブラウザやアプリ上の広告が消え、見たいコンテンツをスムーズに閲覧することができます。偽広告の誤タップを防ぐ対策ツールの一つとしてもご活用いただけます(※)。
※インターネット上やアプリ内のすべての広告をブロックできるわけではありません
「280blocker」公式サイト
https://280blocker.net/
■トビラシステムズについて
[画像8: https://prtimes.jp/i/34282/114/resize/d34282-114-4665c4f983be228ecd2e-8.png ]
テクノロジーで社会課題の解決を目指し、特殊詐欺やフィッシング詐欺、グレーゾーン犯罪撲滅のためのサービスを提供しています。詐欺電話・詐欺SMS等の情報を収集・調査してデータベースを構築し、自動でフィルタリングする「迷惑情報フィルタサービス」は、固定電話、モバイル、ビジネス向けに展開し月間約1,500万人にご利用いただいています。
公式サイト
https://tobila.com/
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特殊詐欺やフィッシング詐欺の対策サービスを提供するトビラシステムズ株式会社(本社:愛知県名古屋市、以下「トビラシステムズ」)は、調査データや実例をもとに、「SNS型投資詐欺」の実態と対策についてまとめた独自調査レポートを公開します。
■社会問題化する「SNS型投資詐欺」被害額277億円
SNSなどを使って非対面で接触し、投資名目で金銭をだまし取る「SNS型投資詐欺」の被害が多発しています。警察庁の発表によると、2023年のSNS型投資詐欺の認知件数は2,271件、被害額は約277.9億円に上ります。
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昨今は、SNS上に表示された偽広告からLINEグループに誘導し、メッセージをやり取りする中で、投資名目で金銭をだまし取る手法が多発しています。偽広告に著名人の写真が無断で使用される事案が多発しており、被害にあった著名人が政府に対して提言するなど、大きな社会問題となっています。
■【独自調査】投資関連の詐欺SMS、3月は7.2倍増、4月も増加続く
トビラシステムズの調査では、「株」「新NISA」など投資関連のキーワードを含む詐欺SMSの急増が確認されています。
投資関連の詐欺SMSの検知件数は、2024年3月は2月に比べて7.2倍に急増しています。さらに4月は、4月10日時点ですでに3月の検知件数を超えています。当社調査で、4月の見込み件数は3月の約3倍まで増加する可能性があります。投資関連の詐欺SMSは多い時に1日あたり数万件規模で発生しており、引き続き増加が懸念されます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/34282/114/resize/d34282-114-8efeb68c44ab4746bf02-0.png ]
投資関連の詐欺SMSにはURLが添付され、投資名目のLINEグループに誘導するものが大半を占めています。
[画像3: https://prtimes.jp/i/34282/114/resize/d34282-114-56337e7b6b5c73667f09-0.png ]
■「先生」からのメッセージで信用させ...「SNS型投資詐欺」の手口
SNS型投資詐欺が行われるLINEグループでは、著名人を名乗る人物や、「先生」や「アシスタント」を名乗る人物が、投資に関する情報やアドバイスなどのメッセージを日々投稿します。また「先生」や「アシスタント」は、参加者に対して個別にメッセージを送る場合もあります。
さらにLINEグループの中には、参加者を信じ込ませるための人物(サクラ)が存在している場合があり、「先生のおかげで利益が出た」「先生の指示どおりにやって成功した」などのメッセージが頻繁に投稿されます。
メッセージのやり取りを重ねて参加者を信じ込ませたのち、架空の投資話を持ちかけ、指定の口座に振り込ませるなどして金銭をだまし取ります。投資名目の架空のサイトやアプリに登録するよう指示し、画面上では利益が出ているように表示して信じ込ませたり、出金したいと伝えると事前に説明のなかった手数料を求めたりして、繰り返し振り込ませる手口も見られています。
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■「SNS型投資詐欺」の特徴
SNS型投資詐欺は、特殊詐欺のように電話や訪問で接触し金銭を詐取する手法とは異なり、非対面でのメッセージのやり取りを経て金銭を詐取する手法が特徴です。
[画像6: https://prtimes.jp/i/34282/114/resize/d34282-114-aec848cfc708bd2aff38-0.png ]
さらに、SNS型投資詐欺は特殊詐欺に比べて1件あたりの平均被害額が大きく、被害が深刻化しています。
[画像7: https://prtimes.jp/i/34282/114/resize/d34282-114-5202ad9c5d0bf87430a2-0.png ]
■「SNS型投資詐欺」の対策
SNS型投資詐欺にご注意ください。日頃から以下の点に注意してください。
身に覚えのないメールやSMSが届いた場合、文面に添付されたURLに触らない
LINE等のSNSグループに自動追加されないように設定する。知らないSNSグループへ追加や招待をされた場合は安易に参加しない
SNSで知り合った人から投資の勧誘があっても安易に信用したり、お金を振り込んだりしない
SNSで知り合った人から投資関連のサイトへの登録や、アプリのインストール等を求められても、安易に応じない
相手が金融商品取引業の登録業者かどうか金融庁のホームページで確認する。無登録業者とは契約をしない
振込先に個人名義の銀行口座を指定される場合や、振り込みの度に違う口座を指定される場合は詐欺を疑い、振り込まない
不安を感じた場合は、家族や友人、警察など、周囲の信頼できる人に相談してください。
<参考資料>
LINEみんなの使い方ガイド 迷惑なトーク・人を通報する
https://guide.line.me/ja/security/report-chatroom.html
■トビラシステムズの迷惑SMS対策サービスについて
トビラシステムズは、迷惑SMS対策アプリ「トビラフォンモバイル」のほか、当社の迷惑情報データベースを使用したモバイル向け迷惑SMS対策サービスを各通信事業者から提供しています。迷惑SMS対策のツールとしてご活用ください。
モバイル向けサービス:
https://tobilaphone.com/mobile/
■広告ブロックアプリ「280blocker」について
トビラシステムズの広告ブロックアプリ「280blocker」は、インターネット上の広告コンテンツをブロックするアプリです。ブラウザやアプリ上の広告が消え、見たいコンテンツをスムーズに閲覧することができます。偽広告の誤タップを防ぐ対策ツールの一つとしてもご活用いただけます(※)。
※インターネット上やアプリ内のすべての広告をブロックできるわけではありません
「280blocker」公式サイト
https://280blocker.net/
■トビラシステムズについて
[画像8: https://prtimes.jp/i/34282/114/resize/d34282-114-4665c4f983be228ecd2e-8.png ]
テクノロジーで社会課題の解決を目指し、特殊詐欺やフィッシング詐欺、グレーゾーン犯罪撲滅のためのサービスを提供しています。詐欺電話・詐欺SMS等の情報を収集・調査してデータベースを構築し、自動でフィルタリングする「迷惑情報フィルタサービス」は、固定電話、モバイル、ビジネス向けに展開し月間約1,500万人にご利用いただいています。
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https://tobila.com/
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記事提供元:タビリス