グーグルは人民解放軍の手先なのか【今週の4本】 【編集長のイチオシ】AIを民主化できるか/高転びする半導体/北朝鮮の反体制組織「自由朝鮮」とは/10大技術

土屋 直也 (ニュースソクラ編集長)(News Socra)

 ニュースソクラがキュレーション(ソクラでピックアップ)した記事のなかから、編集長の土屋がスタッフとともに改めて読んでおきたい記事をピックアップしました。週末に目を通していただき、未来を見通すヒントになればと願っております。(ニュースソクラ編集長、土屋)

グーグルよ、「邪悪」になれるのか?——米中AI武器利用の狭間で (Newsweek)
     ダンフォード米統合参謀本部議長が3月17日に米上院で「グーグルは間接的に中国人民解放軍に恩恵を与えている」と非難した。記事はこの背景を解説している。グーグルは2017年12月に北京にAI中国センターを開設しているが、その代表になったAIの民主化の旗手で「グーグルの女神」と称されたスタンフォード大教授の李女史は1年もたたないうちにグーグルを離れている。「米軍に非協力、中国軍に協力するグーグルの大問題」(JBPRESS)も併読を。騒ぎの結果、グーグルCEO「中国でなく米軍に協力」 トランプ氏会談(日経)と忠誠を誓わざるえなくなった。

「高転び」しつつある半導体市場 (PCwatch)
     半導体需要が昨秋から急激に縮小している。半導体関連企業の株価は日米欧で軒並み不振だ。世界景気の減速の大きな要因だ。一般的にはスマホの不振やデータセンターの作りすぎなどとみられているが、半導体に詳しい湯之上氏は、インテルの半導体微細化が停滞しているから「Intel 10nmプロセスの遅れが引き起こしたメモリ不況 」(EETimes)と説明している。

焦点:スペインの北朝鮮大使館襲撃、反体制組織「自由朝鮮」とは(ロイター)
      米朝首脳会談の直前、スペインの北朝鮮大使館に押し入り、PCなどデータを持ち去った北朝鮮の反体制組織「自由朝鮮」に関するまとめ記事。自由朝鮮は臨時政府を宣言しており、今後の北朝鮮の崩壊シナリオを検討するうえで欠かせない団体だ。大使館から持ち去った情報に関してはFBIに持ち込んだと明らかにしており、米国政府と接点がある。暗殺された金正男氏の長男を保護していることでも知られる。リーダーに関しては「リーダーはエール大卒の韓国系アメリカ人で人権団体創設者。FBIとも情報共有」(WebRonza)が詳しい。連合ニュースの「北を根元から揺さぶる」には活動を一時休止中とある。

テクノロジーが解決すべき「世界の10大課題」(MIT Technology Review)
炭素分離、蓄電池、万能ワクチンなど完成すれば人類の未来を変える⑩の技術についてまとめている。未来を考えるうえで最適だ。