ナゴルノカラバフ紛争、大国介入の可能性は低い 【ロシアと世界を見る目】一時的に戦闘収まっても、民族紛争は解決しない

小田 健:ロシアと世界を見る目 (ジャーナリスト、元日経新聞モスクワ支局長)(News Socra)

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Reuters

 南コーカサスのナゴルノカラバフで先月27日に始まった大規模戦闘は1週間が過ぎてもおさまる気配がない。毎日犠牲者は増えるばかりだ。問題は、このアゼルバイジャンとアルメニアの間の紛争が周辺の大国を巻き込む地域的な紛争に発展するかどうかで、その可能性を指摘する声は多い。だが、ロシアも米国も即時停戦を求めていることなどを考慮すると、現時点では、その可能性は低い。 南コーカサスという日本にはほとんどなじみ…
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