金融システムの安定に舵切る日銀 【木内前日銀政策委員の経済コラム(81)】通常会合で決定されたプルーデンス政策

木内 登英 (前日銀政策委員、野村総研エグゼクティブ・エコノミスト)(News Socra)

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Reuters

 10日に開かれた政策委員会・通常会合で、日本銀行は「地域金融強化のための特別当座預金制度」を、3年間の時限措置として導入する方針を決定した。これは、日本銀行の政策全体に影響を与える、かなり大きな決定と考えるべきだ。  原則週2回開かれる通常会合は、年8回開かれる金融政策決定会合とは異なり、物価安定の達成を目指すマクロ金融政策以外の議題を議論し、また採決する場である。 今回の決定は、一定の要件を満た…
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