利害錯綜の五輪組織委、難しすぎる森後継  【舛添要一が語る世界と日本(77)】新会長の第一の仕事は開催の是非

舛添 要一 (国際政治学者)(News Socra)

 「女性蔑視」発言の責任をとって、2月12日、五輪組織委員会の森会長が辞任した。 しかも、後継に川淵三郎氏を指名したことが明らかになって、猛反発を受け、後任人事も白紙になっている。 ここまで事態が悪化したことの背景について記してみる。 第一は、世論の反発である。 「女性蔑視」だとして、テレビのワイドショーをはじめ、連日この問題がトップニュースとなり、まさに炎上してしまった。森発言を擁護でもしようも…