強かったソ連を知らない世代は中国をどう見るか 【世界を読み解く】米中関係に対するロシア人研究者の見方 ― 米国にも中国にも警戒

井出 敬二 (ニュースソクラ コラムニスト)(News Socra)

 ロシアの極東研究所(公的な研究機関、中国研究の中心)の所長代行(昨年就任)のアレクセイ・マスロフが、米国の対中政策、尖閣その他のアジア太平洋での緊張、「一帯一路」について、インターファックス通信のインタビューで語っている。 マスロフは現在所長代行だが、正式の所長になれば、指導的中国研究者の一人であると公認されたと言える。マスロフは1964年生れの55歳。1986年に大学を卒業し、最近はモスクワの高等経済…