ウクライナ東部、緊張緩和 両サイドがトーンダウン 【ロシアと世界をみる眼】バイデン大統領の関与引き出し ゼレンスキー氏が得点か

小田 健 (ジャーナリスト、元日経新聞モスクワ支局長)(News Socra)

 ウクライナ東部の直近の緊張は緩和に向かっているようだ。 ウクライナ首脳から紛争の外交的解決の必要を指摘する発言が相次ぎ、ロシアもウクライナとの戦闘準備を目的にロシア西部に兵力を増強したわけではないとシグナルを送った。ジョー・バイデン米大統領がウラジーミル・プーチン大統領に近い将来の首脳会談開催を呼びかけたことも大きな要因になっている。 とはいえ、ウクライナ東部のドンバス(ルハーンシク州、ドネツ…