バブル防止 金融政策より金融規制・監督で 【門間前日銀理事の経済診断(42)】ノンバンク対策が特に急務

門間 一夫 ( みずほリサーチ&テクノロジーズ エグゼクティブエコノミスト)(News Socra)

 先進国の金融緩和は長期化しそうだ。当面のコロナ禍対応もさることながら、コロナ前から慢性化していた低インフレが、そう簡単に変わるとは思えないからである。各国・地域の中央銀行が安定的な2%インフレという高いハードルを目指す限り、未曽有の低金利環境に出口が見えてくる可能性は低い。 日米欧のうち米国については、2~3年のうちに利上げの環境が整う可能性はそれなりにある。米国の場合、コロナ前のインフレ率は…