対中包囲網を狙ったG7 異を唱えたメルケルの「遺言」 【編集長コラム】共同声明には台湾海峡など中国けん制盛り込まれたが、対中圧力には力不足?

土屋 直也 (ニュースソクラ編集長)(News Socra)

 13日に閉幕した英国でのG7サミット(主要7カ国首脳会議)はトランプ前大統領が崩壊させかけたG7の枠組み復活を実現した。G7は米国が専制国家と名指しする中国包囲網の枠組みとなるはずだったが、メルケル独首相は果敢に異を唱え異彩を放った。 G7は米国のバイデン政権のトランプ政権とは異なる同盟国重視の外交政策を印象付ける格好の舞台となった。バイデン大統領はこの後、ブリュッセルに向かい、欧州との経済、軍事関係…