遅ればせながら「温暖化」に舵を切った日銀 【木内前日銀政策委員の経済コラム(97)】世界の中銀の温暖化策に追随せざるえず

木内 登英 (前日銀政策委員、野村総研エグゼクティブ・エコノミスト)(News Socra)

 6月17・18日に開かれた金融政策決定会合で、日本銀行は大方の予想通りに金融政策の現状維持を決めた。唯一変更されたのは、コロナオペを含む「新型コロナ対応資金繰り支援特別プログラム」の9月末から半年間の延長であった。ただし、これもほぼ事前予想通りである。 民間銀行による信用保証付きの実質無利子無担保融資の新規申請は終了したが、信用保証が付かず民間銀行自身が信用リスクを負うコロナ・プロパー融資を引き続き…