原油70ドル台へ急騰 OPECプラスは小幅増産へ 【経済着眼】脱炭素の流れ助長する高騰 生産側にも得策でない

俵 一郎 (国際金融専門家)(News Socra)

 石油価格の指標となる米国のウエスト・テキサス・インターミディエイト(WTI)がじわじわと強含み、70ドル/バーレルの大台を越えて推移している。 昨年10月のボトムに比べてほぼ二倍の水準まで高騰している。米国、欧州における経済の正常化が進んでいく期待が大きくなっているためだ。夏場のバカンスシーズンを控えてガソリン需要が増える、あるいは生産活動が拡大するの間違いない。 OPEC(石油輸出機構)とロシアなどの非O…