改めて英国経済を弱体化させているEU離脱 【経済着眼】離脱協定を一部反故狙った英首相、確信犯では

俵 一郎 (国際金融専門家)(News Socra)

 英国政府からの独立機関である予算責任局(the Office of Budget Responsibility  )では10月に「ブレグジットは長期的には英国の潜在的なGDPを4%引き下げる」とするレポートを公表した。4%というのはコロナ感染拡大によるGDP下押し圧力が2%であるからその2倍のダメージがあるということになる。 予算責任局の見通しでも、英国の長期的なトレンド成長率は年間1.7%という悲惨な数字となっている。2022年以降の成長率見通…