世界初!次世代ソーラーEV三輪車

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「曲がる太陽電池」を搭載した小型EVの実証実験開始

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/131866/7/131866-7-f079a25b1332e6ef8f13a440d4673afa-1080x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]次世代型の「曲がる太陽電池」を搭載したEV三輪車
次世代太陽電池で世界に挑戦しているスタートアップの株式会社PXP(神奈川県相模原市)は、次世代モビリティーに挑むスタートアップのEVジェネシス株式会社(東京都渋谷区)と共同で、次世代型の「曲がる太陽電池」を搭載したEV三輪車の実証実験を開始致しましたことをお知らせいたします。

今回、次世代型の「曲がる太陽電池」として、早期の実用化が見込まれるカルコパイライト型の「曲がる太陽電池」を用いて、実証実験をスタートしました。屋根に貼り付けたパネルは重さ1kg未満・厚さ1mm以下の超軽量・超薄型設計となっており、一日の太陽光による発電のみで約15~20km走行が可能になると見込んでいます。また、現在開発中のペロブスカイトタンデム型の「曲がる太陽電池」にアップグレードした場合は一日の発電で約25~30kmの走行が可能になると見込んでいます。これにより、日常の近隣の移動程度であれば、充電無しに再生可能エネルギーのみでカバーすることができるようになります。また、災害時の非常用の移動手段としても利用が期待されます。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/131866/7/131866-7-699d8f09829e3686085b7fe3bfab71ee-1080x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]次世代型パネルを上から見た様子
最高技術責任者:杉本広紀は以下の通り話しています。
「小型EVはコンパクトなためソーラーパネルを貼り付けることができる面積が限られていますが、その代わり、重量が軽く電費が良いため、少しの発電量でも比較的長距離を走ります。また、本体のバッテリーの電圧が、乗用車と比較してかなり低いため、ソーラーパネルとバッテリーを繋ぐシステムを非常に簡便にすることができます。また、次世代型ソーラーパネルは振動や衝撃、走行中の影に強い性質を持っており、小型EVと非常に相性が良いと考えています。」

※世界初表記について
2024年5月、自社調べ、薄膜系太陽電池を用いた平米2kg以下、変換効率10%以上の次世代型の「曲がる太陽電池」を搭載したEV三輪車として。

【株式会社PXPについて】
ソーラーパネルのデバイス研究と量産技術開発の豊富な経験を持つ技術者が集まり、2020年に相模原市に設立したグリーンテック開発のスタートアップです。
クリーンなエネルギーをいつでも どこでも だれでも自由に使える世界を目指して、世界初の方法でペロブスカイト/カルコパイライトのタンデム構造を用いた、軽くて曲がる、割れないソーラーパネルや全固体電池一体型ソーラーパネルの研究開発を行っており、2024年より量産技術パイロットラインが稼働しました。

※用語解説
タンデム太陽電池:
分光感度の異なる複数の太陽電池を重ねて用いることで、幅広い波長の光を無駄なく電気に変換する太陽電池。当社は紫外光から赤い光で良く発電するペロブスカイト太陽電池と、赤い光から赤外光で良く発電するカルコパイライト太陽電池を重ねて用いています。

全固体電池:
電解質に固体材料を用いた蓄電池。耐熱性が高く安全性が高い。

株式会社PXP
設立 2020年7月
代表 栗谷川 悟
本社 神奈川県相模原市緑区
HP https://pxpco.jp/
SNS https://twitter.com/pxp_en

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記事提供元:タビリス