ローソンも東京・大阪で備蓄米販売 「購入できてうれしい」の声続々、完売の店舗も
2025/6/5 18:06 J-CASTニュース

ローソンは2025年6月5日、政府が随意契約で放出した政府備蓄米を東京都・大阪府の計10店舗で売り出した。同社の広報部は同日、「これまで政府備蓄米を買えず、購入できてうれしい」という購入客の声が多く寄せられたと取材に明かした。
「多くの方にご購入いただけるよう、貢献できれば」
ローソンの公式サイトによれば、東京・大阪の各5店舗で販売を開始。21年産の米(古古古米)だ。「政府備蓄米1kg」(税込389円)と「政府備蓄米2kg」(税込756円)の2種類を販売した。同じく5日、ファミリーマートでも備蓄米を販売している。
ローソン広報部によると、この2種類が10袋ずつ各店舗に納品された。東京では、早朝4時ごろ売り出した店舗もあったという。政府備蓄米を購入できたことを喜ぶ声が多くあったとし、「完売した店舗もあります」と明かした。
広報部は、「コンビニチェーンとしては最速で政府備蓄米を販売しましたが、納品直後にご購入されるお客様も見られ、お客様は備蓄米の流通を心待ちにしていらっしゃるということを改めて実感しました」と語った。
ローソンは、沖縄県を除く全国の約1万3800店舗で14日から「政府備蓄米2kg」を販売する予定だ。6月下旬からは、関東地区の店舗で「政府備蓄米1kg」を販売し、順次拡大していく方針。なお、ローソンストア100では取り扱わない。また、沖縄県の店舗では別規格の備蓄米の販売を予定している。
広報部は、「今後は全国の店舗網を活用して備蓄米を販売する事で、1人でも多くの方にご購入いただけるよう、貢献ができればと考えております」としている。
14日から全国で販売する「政府備蓄米2kg」や、6月下旬から関東地区で販売する「政府備蓄米1kg」について、1店舗ごとの販売数量は未定だとしている。