「30円引」シールのパン→セルフレジだと定価を表示 ローソン、有人レジ利用案内など全店に対応要請

J-CASTニュース

   大手コンビニチェーン「ローソン」の店舗で、割引シールを貼ったパンをセルフレジに持ち込んだところ、レジ画面に定価が表示されてしまった――こんな体験談がX上で投稿された。

   実は、有人レジ対応の商品だったが、そのことを知らせる店内掲示はなかった模様だ。ローソンの広報部は、有人レジ利用を案内するPOPを店内に設置するほか、セルフレジで対応できる売価変更登録をすることを全店に要請したことを取材に明らかにした。

割引用のバーコードを貼らない商品は有人レジ対応

   「税込価格より30円引」。こう印刷された黄色いシールが、チョコクロワッサン商品のパッケージに貼ってある。

   商品の定価は、税込200円のため、割り引けば、170円の計算だ。しかし、後ろに見えるセルフレジの画面では、定価の200円が合計金額に表示されていた。

   この写真は、「Android信者!」さん(@haru3980)が2026年1月28日、Xで投稿した。

   投稿者は、「こういう割引商品ってセルフレジでやると割引にならないのなんなん」と疑問をぶつけ、「気づかなかったら定価で買ってまうやん」と不満を漏らした。

   この投稿は、7000件以上の「いいね」が集まり、様々な意見が寄せられている。まとめサイトも取り上げるなど、関心が高まっている。

   投稿者は29日、J-CASTニュースの取材に応じ、商品のパンには、割引用のバーコードは貼られていなかったと明らかにした。セルフレジで割引が適用されなかったことから、有人レジに並んで店員に割引適用してもらったという。

   割引はセルフレジではできないなどと注意喚起する店内掲示があったかについては、もう一度店に行って確認したものの見つけられなかったとした。投稿者は、「例えpopに注意書きがあったとしても、それが目立つ場所(目に入り易い場所)に無いと全く意味はないと思いました」と意見を述べた。

   投稿者がパンを買ったローソン店舗の店長は30日、取材に対し、割引用のバーコードを貼る商品と貼らない商品があり、貼らないものは有人レジで割り引くことにしていたと明らかにした。

セルフレジで対応できる売価変更登録も全店に要請

   しかし、一部商品の割引はセルフレジではできないと掲示したりすることは、これまでしていなかったという。店長は、「オーナーや本部とも話し合っており、今後はどのように注意喚起するか検討しています」と話した。

   セルフレジでは商品のパンがシール通りの割引にならなかったことについて、ローソンの広報部は2月3日、取材に対し、次のように答えた。

「ローソンでは、現在大多数の店舗でセルフレジの対応が可能なバーコード付きの黄色いシールを導入しています。一方、アイスのようなバーコードが滲んでしまう商品や一部の店舗においてはバーコードの付いていない値引きシールを使用しており、今回のご指摘となりました」

   そして、この指摘を受けて、割引適用がスムーズに行われるように対策を取ると説明した。

   それは、バーコードの付いていない割引シールが貼られた商品を購入する際には有人レジを使用してほしい、といった案内POPを店内に設置することだとした。また、セルフレジでも割引が可能となるように、シールを付けた商品はシステム的に商品そのもののバーコードでも割引されるよう、事前の売価変更登録をすることも進めるという。

   こうした点について店内で実施するように、同社が全店に要請したことも明らかにした。

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

記事提供元:タビリス