「ちょっと違う」外国人の土地取得規制に古市憲寿氏は反対 中国人のマンション購入も「全然いい。もっと」
2025/11/10 13:15 J-CASTニュース

外国人だけを規制強化するのは、「僕はちょっと違うと思うんですよね」と、社会学者の古市憲寿氏は批判した。テレビ朝日系討論バラエティー「ビートたけしのTVタックル」は2025年11月9日放送で、高市早苗首相の外国人政策を取り上げ、外国人による土地取得を規制すべきかを「闘論」した。
「外国人と日本人を区別するのはおかしい」
首都圏のマンション価格が高騰している一因として、投資目的の外国人による購入が指摘されていることについても、ゲストとして出演した古市氏は「経済活性化につながる」とこう反論した。
「外国人が土地を買うから値段が上がるとかいうけど、だったら、日本人、外国人を問わず、2軒目以降は税金を上げますとか、住まない家に関しては固定資産税を上げますとかでいいんじゃないですか。外国人と日本人で区別して、外国人だけ土地を売買しにくくしようみたいなのは、ちょっと僕は違うと思うんですよね」
「日本がどんどん貧乏になっていきますよ」
規制強化は、いまはマイナスの方が大きいという。
「どんどん買ってもらって、どんどん転売してもらうから、資本主義って経済がどんどん活性化するわけじゃないですか。制限、制限、制限ってしちゃうと、日本がどんどん貧乏になっていきますよ。それでいいんですか」
どんどん売ってどんどん転売という主張に驚いた番組進行の阿川佐和子さん(エッセイスト)が、「中国の人がどんどんもっとマンションを買ってもいいぞ、って方向?」と聞く。古市氏は「全然いいんじゃないですか。もっともっと......現状はね」と言い切った。
ただ、古市氏も不動産の急騰がバブル状態になったら、「政府は介入してもいい」とした。
(シニアエディター 関口一喜)
記事提供元:タビリス









