卒業発表の「Suicaのペンギン」、新宿駅の銅像・グッズショップ「ペンスタ」どうなる?JR東の回答は

J-CASTニュース

   「卒業」が発表された「Suicaのペンギン」は、グッズも多く展開されている。グッズショップ「Pensta(ペンスタ)」もオープンしている。ペンスタは「Suicaのペンギン」卒業後はどうなるのだろうか。JR東日本に聞いた。

「その愛くるしい見た目から多くのお客様に愛され」

   JR東日本は2025年11月11日、26年秋にモバイルSuicaアプリで、新たなコード決済サービスを開始すると発表。Suicaのチャージの上限・2万円を超えた買い物もできるようになるという。同時に、「Suicaのペンギン」について、「Suicaが新しい次元へと進化することから」として、「Suicaのペンギン」の「卒業」を発表した。

   「Suicaのペンギン」は01年に誕生。作者はイラストレーター・絵本作家の坂崎千春さんだ。JR東日本は「Suicaのペンギン」について、「その愛くるしい見た目から多くのお客様に愛され、『Suica』の認知度向上・利用促進に多大な貢献をいただきました」とし、「Suicaのペンギン」とその作者・坂崎さんに感謝を伝えた。

   Xでは惜しむ声が寄せられた一方、ペンスタや新宿駅新南口にあるSuicaのペンギンの銅像の今後を気にする声も寄せられた。ペンスタはエキュート上野、ルミネエスト新宿、エキュート大宮ノースの3店舗があり、上野ではカフェも併設している。また、ウェブ上にはSuicaのペンギングッズを購入できるオンラインショッピングサイト「Pensta ONLINE SHOP」もある。

   これらはSuicaのペンギン卒業後、どうなるのだろうか。JR東日本コーポレート・コミュニケーション部門の担当者は11日、11日にJ-CASTニュースの取材に、「各販売店舗や広場の今後については、現時点で未定です」と回答した。

   また、卒業までの期間については、「2026年度にSuica誕生25周年を迎えることから、これまでのご愛顧への感謝をお伝えするため、ファンの皆さまへ向けた各種キャンペーンを実施します」と伝えている。

   発表によると、「Suicaのペンギン」は卒業後、新たなキャラクターに「バトンタッチ」する。新キャラクターについては、「誕生プロセスにおいて、何らかの形でお客さまに参画していただくことも検討しています」としている。

記事提供元:タビリス