セブン-イレブンがユニフォーム紹介ポストの「中国(台湾)」表記を謝罪 「配慮に欠けるものであった」

J-CASTニュース

   コンビニエンスストア・セブン-イレブンなどを運営するセブン&アイ・ホールディングス公式Xが2025年7月12日、過去ポストの画像内の「中国(台湾)」という表記を謝罪した。

「世界のセブンイレブンのユニフォームを紹介」

   問題となったのは、セブン&アイ・ホールディングが11日に投稿したポスト。この日は「セブンイレブンの日」として、「世界のセブンイレブンのユニフォームを紹介」とつづり、世界各国・地域のセブン-イレブンのユニフォーム(制服)を紹介していた。

   しかし、その中で台湾のユニフォームを「中国(台湾)」として紹介。また、「中国」として紹介されたユニフォームはほかにも「中国(広東)」「中国(広州)」「中国(香港)」があった。

   一方、「アメリカ合衆国」と「ハワイ」はそれぞれ別のユニフォームとして紹介されていた。

   この表記に対し、ネット上からは、「香港は香港で、台湾は台湾」「台湾は中国の一部ではありません」といった非難の声が集まっていた。

「当社として真摯に受け止め、当該投稿を削除」

   こうした声を受け、セブン&アイ・ホールディングス公式Xは12日に「当社の公式SNS投稿に関するお詫び」というポストを投稿し、「当社の公式SNSアカウントにおいて本年7月11日に投稿いたしました『世界のセブン-イレブンのユニフォーム』の画像に記載された一部の国・地域の名称における表記につきまして、多くのご意見をいただいております」と言及した。

   その上で、「この度の投稿は配慮に欠けるものであったと当社として真摯に受け止め、当該投稿を削除するとともに、ご不快な思いをされたすべての皆様に心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。

   また、「当社といたしましては、この度の反省を踏まえ、今後はよりいっそうの配慮のもと投稿を行ってまいります」とつづっていた。

   この投稿に公式Xの元には、「え?配慮なの?誤表記じゃなくて?配慮のレベルなの?」「これをリリースする前に、誰もこれがおかしいと言わなかったのか?」といった声が集まっていた。

記事提供元:タビリス