ロゴの「L」で誤解生んだコーヒーカップ、デザイン変更へ ローソン、在庫使い切る3か月後にリニューアル
2025/11/18 13:30 J-CASTニュース

ロゴの「L」がサイズ表記と紛らわしいと指摘を受けたコーヒーカップについて、コンビニ大手「ローソン」は2025年11月18日、デザインを変更すると明らかにした。
J-CASTニュースの13日付記事を受けて、改善に向けた検討を行ったという。どんなデザインにするかは検討段階というが、約3か月後に新しいカップへ変更したいとしている。
「今後カップのデザインを分かりやすいものに変更」
カップは、いれたてコーヒーを店内で提供する「マチカフェ」で提供されている。
ローソンでは、プライベートブランド「3つ星ローソン」のロゴとして、3月から順次カップに「L」字マークを導入している。ところが、サイズ表記と紛らわしいとの声が出て、9月から、カップ下部に順次サイズ表記を追加した。
それでも、「L」字に比べて「M SIZE」などの表記が小さいとして、お笑いコンビ「ナイツ」の塙宣之さん(47)がラジオ番組で、ローソンに「クレーム」を入れ、ネット上で大きな話題になっていた。
その後、ローソンの広報部は11月18日、「今後カップのデザインを分かりやすいものに変更することにいたしました」と新たな対応をメールで明らかにした。変更時期については、現在使用しているカップの在庫を使い切ることを考え、約3か月後を予定しているとした。
それまでの間は、緊急の対応として、客がサイズ表記と間違わないように、店内に順次お知らせを掲示している。
お知らせでは、「マチカフェカップデザインについてのご案内」として、ロゴの下にあるサイズ表記を赤枠で囲み、「サイズ表記につきましては、カップ下部をご確認ください」などと呼びかけている。
同社では、ロゴについて「他のプライベートブランド商品と同様、カップに印字いたしましたが、お客様への配慮が不足しておりました」として、「この度の件につきまして、お客様にご不便とご迷惑をおかけしたことを心よりお詫び申し上げます」などと謝罪している。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)









