UQ モバイルが旧プラン実質値上げ、交錯する賛否 楽天モバイル「1GBまで無料」廃止思い出す人も
2025/8/21 19:59 J-CASTニュース

KDDIは2025年8月20日、低価格帯ブランド「UQ モバイル」の新規受付を終了した料金プランを11月1日から値上げすると公式サイトで発表した。月額料金は110円~220円引き上げ、データ容量も1~2ギガ増える。
理由は「物価高騰に伴う各種費用の上昇」
発表では、値上げの理由として「物価高騰に伴う各種費用の上昇」を挙げている。現在も受付中の「コミコミプランバリュー」「トクトクプラン2」は対象外となる。
すでに新規受付を終了したプランでも、プランによって月額料金の引き上げ幅が異なる。月額料金が220円増え、データ容量が2ギガ増えるのは「コミコミプラン+」「コミコミプラン」「トクトクプラン」「くりこしプランM +5G」「くりこしプランL +5G」。110円値上げし、1ギガ増えるのは「ミニミニプラン」「くりこしプランS +5G」だ。
今回の値上げに対し、SNS上では賛否両論の声が上がっている。「乗り換えようかな」「強制的に値上げされる...」「地味に値上げはキツいなあ」などと批判する声がある一方、「データ容量増えてるし文句言うほどでもない」「220円上がったとこで安い」「割とアリ寄り」などと賛成する声もある。
楽天モバイルは「1GBまで無料」→「3GBまで税抜980円」
また、今回のUQモバイルの値上げを受け、楽天グループが提供する「楽天モバイル」の値上げを例に出す投稿もあった。楽天モバイルは「1GBまで無料」プランを提供していたのだが、22年7月1日から「3GBまで税抜980円」のプランに移行した。
それ以外にも値上げは相次ぐ。KDDIは、主力ブランド「au」も25年8月1日から、料金プランによって月額110円~330円値上げした。auではデータ容量は増えない。
NTTドコモも25年4月、新料金プランを発表し、データ無制限プランを月額1000円以上引き上げるなどしている。