鹿島アントラーズの「容赦ない転売対策」に称賛 不正転売チケット購入者に協力呼びかけ、情報提供なら罰則免除
2025/11/21 19:05 J-CASTニュース

鹿島アントラーズは2025年11月20日、チケットの不正転売をしているアカウントの特定と停止処分のため、公式リセール(再販)サービス以外でチケットを購入した人に対し、情報提供を呼びかけた。情報提供を提供した場合には、チケットの無効化や購入者へのペナルティーもないという。公式サイトで発表した。
11月27日18時まで問い合わせを受け付けるとした。
「不正転売を行ったアカウントの洗い出しを重視」
鹿島アントラーズは、11月8日に行われた横浜FC戦と、12月6日に行われる予定の横浜F・マリノス戦のチケットについて、公式リセールサービス以外のサービスでの不正転売が確認されたチケットの無効化を行ったと発表した。また、不正転売を行ったアカウントについては、鹿島アントラーズのファンクラブ「SÓCIO・ファンクラブ」の会員資格の無期限停止と、Jリーグの会員サービス「JリーグID」のアカウント停止処理も行ったとした。
この2試合について、「SÓCIO・ファンクラブ会員先行販売期間で多くの席種が完売した後に、不正転売が横行している状態を極めて強く問題視しております」と伝え、公式リセールサービス以外で購入した人に、情報提供の協力を呼びかけた。
「不正転売を行ったアカウントの洗い出しを重視するため」として、「情報提供を実施された方のチケットについては無効化は行わず、購入者に関するペナルティもございません」とした。
Xではこの対応に、「高値で買ったチケットが無駄にならないシステム」「この対応凄いな」「全エンタメこうならないかなあ」「鹿島の容赦ない転売対策」といった称賛の声が寄せられている。
J-CASTニュースは鹿島アントラーズにここまでの対応に踏み切った経緯と、すでに情報提供があったかどうかについて問い合わせたが、公式サイトに公開されたお知らせ内に「記載させていただきました情報が現時点でお応えできる情報となっております」との回答だった。









