ANA「アップグレードポイント」26年度でサービス終了へ 「マイルの利便性向上」掲げるも...惜しむ声
2025/10/22 15:55 J-CASTニュース

全日空(ANA)が2025年10月22日、26年度をもって会員向けサービス「アップグレードポイント」の提供を終了すると公式サイトで発表した。
これは、ANA系列便を利用することで、マイルとは別で年ごとに積算される「ANAプレミアムポイント」数に応じ、翌年度の「ANAプレミアムメンバー」と「スーパーフライヤーズ本会員」に付与してきたポイントだ。座席クラスのアップグレードやラウンジの利用に使える。
国内線も「マイル」でアップグレード可能へ
ANAは「アップグレードポイントのサービス終了について」と題して発表を行い、
「これまでアップグレードポイントは、座席のアップグレードへのご利用を主目的としご提供しておりましたが、従来の『ANA国際線アップグレード特典』に加え2026年5月19日ご搭乗分より国内線でもマイルでのアップグレード特典がご利用いただけるようになります」
と、背景を伝えた。「今後につきましても更なるマイルの利便性向上や特典・サービスの改善に努めてまいります」としながら、現在アップグレードポイントで利用できるサービス(座席クラスのアップグレード、ラウンジの利用)は、引き続きマイルで利用可能と説明した。
アップグレードポイントのみで利用できたラウンジサービスも、今後はマイルが使えるようになるという。
「残念すぎます」「今までが大盤振る舞い感あった」
アップグレードポイントの提供終了に伴い、「ANA『ダイヤモンドサービス』メンバー限定のアップグレードポイントによる座席アップグレードサービス」は27年3月31日で終了。同年4月1日時点での「ダイヤモンドサービス」メンバーには、感謝を込めて5万マイルをプレゼントするという。同社は下記のように結んだ。
「これからもお客様にご満足いただけるよう、マイレージプログラムおよびサービスのさらなる充実を図ってまいります。今後ともご愛顧賜りますよう、お願い申し上げます」
発表を受けてXでは、「えー!!!残念すぎます」「なんと...来年で終わりなのか...使い倒したい」「ポイントで1年に1回プレミアムクラスに乗るのが楽しみだったのに」「改悪かもしれない...」「今までが大盤振る舞い感あったので致し方ないのかなぁ、、」などと惜しむ声が広がっている。









