ポケモンカードアプリ、イラストの「制作過程における問題」発覚で謝罪 イラストレーターに誤りの資料提供

J-CASTニュース

   人気ゲーム「ポケットモンスター」のライセンス管理を行っている株式会社ポケモンは2025年7月30日、ポケモンのスマートフォン向けカードゲームアプリ「Pokémon Trading Card Game Pocket」(通称・ポケポケ)において、同日に新たに追加予定のカード2種類をめぐり「制作過程における問題が判明」したとして、謝罪した。

ゲーム内では「仮のイラスト(ブランク)」で提供

   発表によると問題のイラストは、カード「ホウオウex(★3)」のイラストと、カード「ルギアex(★3)」のカードを引いた際などに表れる演出(イマーシブ演出)内で描かれている「ホウオウ」のイラストだ。この2枚は、30日にゲーム内に追加予定の拡張パック「空と海の導き」に封入される。

   株式会社ポケモンは「社内調査の結果、カード制作チームが、本カードの制作を委託しているイラストレーター様に誤った資料を正式な資料として提供していた事実が明らかになりました」と報告した。この2枚は、ゲーム内で「仮のイラスト(ブランク)」で提供し、正しいイラストが用意出来次第、差し替える予定という。

   また、「同様の事象が他にもないか引き続き調査を進めております」とした。最後に、「日頃よりポケモンを応援してくださるファンの皆様、ポケモンカードの制作を支えるイラストレーターの皆様にご迷惑をおかけしたこと、深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

記事提供元:タビリス