「忍者めしラムネ」中身に違和感、コーラ味?の声 実は茶色が正常...UHA味覚糖「誤解を生じさせてしまった」
2025/10/31 14:00 J-CASTニュース

UHA味覚糖(大阪市)のハードグミ「忍者めし ラムネ」について、グミの色をめぐり、不良品を疑うような購入者談がXで波紋を広げている。外側を包む糖衣が淡い水色なのに、中のグミが茶色で、「コーラ味」に思えたと違和感を伝えるものだった。
メーカーのUHA味覚糖は取材に、同商品はリニューアル後、中のグミに着色していないと説明。写真だけでは断定できないものの、通常品とみて、「茶色はコーラとのイメージがございますので、誤解を生じさせてしまったものと受け止めております」と謝罪した。
「黄色茶色のグミに糖衣をした製品」
発端の投稿は2025年10月下旬にXで拡散され、「マジだったらとんでもない事」「これと同じで中身だけ茶色くて腐ってんのかと思って捨てた」「自分の買ったやつもこれだったけど普通じゃないの?」「味はちゃんとラムネだし美味しすぎてハマった!」などとさまざまな声が出ていた。
中身だけが異なるフレーバーになることはあり得るのか。UHA味覚糖・広報宣伝デパートメントは30日にJ-CASTニュースの取材に応じ、下記のように説明した。
「『忍者めし ラムネ』は中のグミに着色をしておらず、黄色茶色のグミに糖衣をした製品です。画像の確認だけですので、断定はできませんが、通常品のグミだと思われます。茶色はコーラとのイメージがございますので、誤解を生じさせてしまったものと受け止めております」
ラムネ味について同様の問い合わせは複数寄せられているという。広報は「誤解を生じさせてしまい申し訳ございません」といい、先の投稿が既に削除されており、「現在は当該対象者の誤解は解けたものと理解しております」と述べている。
過去リニューアルで着色料抜きに...今後は改善へ
製造工程をめぐっては「ラムネ味とコーラ味が混在しないよう在庫管理を徹底しておりますので、異なる製品が混在することはございません」と補足し、下記のように伝えた。
「今回の事案に関しましては、弊社も真摯に受け止めております。現在、中のグミの色を変更するなど誤解が生じないよう、改善に取り組んでおります」
同商品は17年に発売。過去にはパッケージ上にグミの断面が載っていた時期もあり、そこでは黄色がかった水色に見えていた。これまでの変化について、広報は「マーケティング戦略、視覚効果等さまざまな観点からリニューアルにより着色料を抜いて、グミの色を変更しております。それに伴いパッケージも変更いたしました」と説明している。









