東武鉄道、特急料金に繁忙期・閑散期料金導入

ジョルダンニュース編集部

東武鉄道は、2025年3月15日乗車分から特急料金に繁忙期・閑散期料金を導入する。乗車需要に即したサービス提供を目指す。SL大樹・DL大樹の座席指定料金も改定し、小児料金には均一料金を導入する。改定料金の特急券は2025年2月15日から発売する。

料金体系の詳細

新たな料金体系では通常料金に対し、繁忙期は200円増額、閑散期は200円(一部区間は150円)減額する。ただし、特定区間と特別座席料金には適用しない。適用外となる特定区間は浅草~久喜間、浅草~南栗橋間、下今市~東武日光間、下今市~鬼怒川温泉間。特別座席料金はスペーシアXのコックピットスイート、コンパートメント、ボックスシート、コックピットラウンジ、きぬ・けごんの個室料金。 また、伊勢崎線特急列車には閑散期料金を設定しないほか、JR相互直通特急列車、THライナー、TJライナーの料金は変更しない。

SL・DL大樹の座席指定料金改定

SL大樹・DL大樹の座席指定料金は、下今市~東武日光・鬼怒川温泉間で、SLは大人1,000円、小児300円、DLは大人750円、小児200円。下今市を経由する東武日光~鬼怒川温泉間のSLは大人1,150円、小児300円。SL大樹の小児料金は300円均一となる。改定により安定した観光輸送サービスを維持するとしている。

(ジョルダンニュース編集部)

記事提供元:タビリス