マクドナルド、1年前は大量転売の「ちいかわ」ハッピーセット 対策強化されたが、その成果は
2026/5/15 18:27 J-CASTニュース

人気キャラ「ちいかわ」とコラボした「ハッピーセット」が、マクドナルドの店舗で2025年5月に期間限定で販売されたときは、大量転売行為が大きな社会問題になった。
マックは、その1年後に転売対策を強化したうえで、新しい「ハッピーセット『ちいかわ』」を26年5月15日にスタートさせた。初日は、より購入条件を厳しくしたが、商品の争奪戦は起きなかったのだろうか。
公式アプリで配布する購入券がないと商品が買えない
1年前の騒動では、ちいかわのおもちゃだけを抜き取り、レジのカウンターに商品が大量放置されたとする動画や画像がネット上で出回り、「転売ヤー」の仕業ではないかとされた。
さらに、フリマサイトでは、高額転売されたおもちゃがズラリと並んだ。各店では、商品の売り切れが続出し、子どもたちが買えないとの声が上がった。マックは、転売行為を控えてほしいと呼びかけるとともに、商品提供の遅れなどが生じたとして謝罪する事態になっていた。
それから1年経って、マックは、転売対策を強化したうえで、「ハッピーセット『ちいかわ』」の販売に踏み切った。
公式サイトなどの告知によると、第1弾の15日~28日、第2弾の29日~6月11日は、それぞれ別のおもちゃ4種類を付けて販売する。第1弾は、マックのマネージャーなどになった「ちいかわ」「ハチワレ」「くりまんじゅう」「ラッコ」の4種類のフィギュアをおもちゃに用意した。
初日の15日と29日は、公式アプリで配布する購入券がないと商品が買えない。また、朝マック、レギュラーのメニュー時間帯でそれぞれ1人4個までと制限を付けた。それ以外の日は、購入券はないが、1グループで1会計4個までの制限になっている。「おもちゃの種類は選べません。なくなり次第終了です」とも注意喚起した。
告知では、次のように、転売行為について断固たる措置を取るとした。
一部で転売行為も報告されたが、「落ち着いている」
「マクドナルドは、食品の放置・廃棄を容認しません。ハッピーセットの転売目的での購入や再販売、その他営利を目的としてのご購入や、上記ルールやマナーをお守りいただけないお客様のご利用を固くお断りいたします」
また、フリマサイト各社も、「ハッピーセット『ちいかわ』」の出品を一定期間禁止すると公式サイトなどで発表した。状況を監視し、削除対応やアカウント利用制限などを行うともしている。1年前は、おもちゃが大量出品されて批判を浴びたことから、転売対策を取った形だ。
それでは、5月15日に初日がスタートして、各店の様子はどうだったのだろうか。
X上の投稿を見ると、朝から車列ができていたなどの報告はあったが、商品争奪戦が起きたといった投稿はほとんどなかった。「お店も混雑することなく落ち着いている」「無事なんなく注文できました」などの報告が見られた。
また、ハッピーセットを4個買うと、店がおもちゃ4種類をコンプリートさせてくれたとの投稿もあった。ただ、4種類が揃わなかったとの投稿もあり、真偽は不明だ。
一方、フリマサイトの一部では、おもちゃ4種類が2000円前後で出品され、即売り切れになる転売行為が続出したとの画像投稿がいくつか出た。ただ、その後は、サイト上で削除対応などがされた模様だ。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)









