ゲームセンター「GiGO」アプリ、不正アカウント利用停止措置で波紋...「誤BANやめて」の声続々 運営が謝罪、一時停止解除

J-CASTニュース

   ゲームセンター「GiGO(ギーゴ)」の公式アプリは2026年6月22日、利用規約違反である複数アカウントの所持・利用が確認されたアカウントに対し、利用停止措置を行ったと発表した。一方SNSでは、複数所持・利用をしていないにもかかわらず利用停止された、いわゆる「誤BAN」ではないかといった報告が相次いだ。

   こうした状況に、運営会社のGENDA GiGO Entertainmentは23日、「不正の意図なくご利用いただいていた一部のお客様もアカウント停止の対象としてしまい」として謝罪。アカウント停止を一時的に解除すると発表した。

12日にも警告...不正なアカウント利用「お控えください」

   「GiGOアプリ」では、アプリ内の「ミッション」を達成することでゲームセンター・GiGOで使えるサービス券などの特典が得られるほか、GiGOのゲーム機で使えるアプリ内決済機能の利用、回数券の購入などができる。

   「GiGOアプリ」の公式Xは12日の段階で、「一部で不正なアカウント利用が確認されており、正常なサービス提供の妨げとなるためお控えください。不正確認時は予告なくアカウント停止等の厳格な措置を講じます」と警告していた。

   その後22日、複数所持・利用が確認されたアカウントの利用停止措置を実施したことを報告。「今後も不正利用の監視・対策を徹底し、規約違反行為には厳格に対処してまいります」とコメントした。

   続く投稿では、対象アカウントが、アプリ内の月額サブスクリプションサービス「プライズパス」に登録していた場合には、「停止と同時に解約となっております」と説明。さらに、対象アカウントが購入・獲得していた回数券やサービス券についても、「補填・補償は一切お受けいたしかねます」とした。

   「停止事由や基準についてのご質問、ならびに停止解除の依頼にはお答えいたしかねます」と伝えていた。

   一方で、利用者とみられるXユーザーからは、アカウントの複数所持・利用をしていないにもかかわらず利用停止措置をされたといった報告が相次いだ。「複垢もしてないし友人と行くことはあっても譲渡等はないからガチで謎」「誤ban(編注:誤ってBAN=利用停止)やめて下さい」「複数アカウントないのにバンされてんの何????」といった声が寄せられている。

運営会社「お客様の信頼を損ねる事態を招きましたことを厳粛に受け止め」

   そうした中、GiGOを運営するGENDA GiGO Entertainmentは23日に公式サイトに声明を発表。今回のアプリ利用停止措置について、「多くのお客様にご不安とご混乱、そして多大なご迷惑をおかけしております」とした。続けて、次のように説明し、謝罪した。

「当社のルール周知や事前のご説明が不十分であったこと、お客様のご利用実態への配慮が十分でなかったことから、不正の意図なくご利用いただいていた一部のお客様もアカウント停止の対象としてしまい、多大なるご不便とご不快な思いをおかけいたしました。お客様の信頼を損ねる事態を招きましたことを厳粛に受け止め、運営チーム一同、深く反省するとともに心よりお詫び申し上げます」

   「当社の案内不足によるお客様との認識の乖離が発生していたこと」と「個々のご利用環境や様々なご事情への配慮が不足していたこと」が確認できたとし、アカウントの利用停止措置を一時的に解除すると発表した。

   なお、「著しく悪質な規約違反が認められるケースにつきましては、利用停止解除の対象外といたします」という。

背景に悪質利用...1端末に600個以上のアカウント紐づけられたケースも

   同社は今回のアカウント停止措置の経緯について、利用規約で「お一人様による複数アカウントの保有行為」「アカウントや認証情報の第三者への貸与・譲渡」が禁止されているなか、次のような悪質なケースが確認できたことから行ったものだと説明した。

「1つのスマートフォン端末から100個以上のアカウントでログインされているケースなどが実際に複数確認されたこと(特に悪質なケースでは、1つのスマートフォン端末に600個以上のアカウントが紐づけられているケースも確認されております)」

   対象となったのは、「1つのスマートフォン端末に複数のアカウントが紐づけられたアカウント」だとする。

   利用停止措置の実施に際しては、「一部の著しく悪質な規約違反が認められるケースを除いて、お客様が保有するいずれか1つのアカウントを引き続きご利用いただける状態に留めておりました」とするが、「多様なご利用実態への配慮や、具体的な禁止行為の周知が不足しておりました」と反省の弁を述べた。

   続けて、「当社としては規約違反行為そのものを容認するものではございません」とし、改めて「1人で複数のアカウントを切り替えてご利用いただくこと」「他人の認証情報やアカウントを使用したログインおよびサービスの利用」をやめるよう呼びかけた。

   今後については、7月末までを「適切なご利用に関する周知・猶予期間」と位置づけ、同社が啓発に努めるという。8月以降に再度利用状況の調査を行い、規約違反が確認されたアカウントに対し、改めて利用停止措置を講じるとした。

記事提供元:タビリス