株式会社fcuro、医療特化型LLMを活用した文書作成支援システムに関する基本特許を取得

PR TIMES

―全ての医療文書を60秒以内に作成可能にするー

株式会社fcuro(本社:大阪府大阪市、代表取締役CEO:岡田直己、以下fcuro)は、病院システムから必要な情報を集約しAIにより医療文書を生成する、医療文書作成支援AIの基本処理に関する特許を取得したことをお知らせいたします。

fcuroは、2020年より医療文書作成支援AI「CartAI」に関する研究開発を開始し、複数の医療現場に導入してきました。このたび特許が登録されたことは、fcuroが開発した医療文書作成支援AIが世界初の独自技術であると認められたことを意味すると考えております。
fcuroは今後も、AI技術を医療現場に実装することでPreventable Death (防ぎ得た死)のない世界を実現するために、徹底的な現場起点での技術開発に取り組んで参ります。

特許概要
特許番号:特許第7745945号
特許権者:株式会社fcuro
発明の名称:処理装置、処理プログラム及び処理方法 
登録日:令和7年9月19日

医療文書作成支援AI「CartAI」について
医療文書作成支援AI「CartAI」は、紹介状や退院サマリ、症状詳記などの医療文書を医療従事者と対話的に作成するAIシステムです。本システムは、医療現場のあらゆる情報の中から必要な情報を抽出しこれを標準化する「情報集約AIモデル」と、標準化された情報から文書を生成する「文書生成AIモデル」の、2段階から構成されます。このような構成を採用することで、膨大な診療情報の中から文書を作成する上で必要な情報を選択し、その情報を元に質の高い医療文書を作成することを可能としています。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/164683/2/164683-2-613ab09de0afe794347c008b77dab897-567x260.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
fcuroは既に3つの医療機関に本システムを導入しており、紹介状ならびに退院サマリの作成に対応したシステムの実運用を開始しております。また、現在は症状詳記の作成にも対応できるようにモデルの更新を進めております。我々はモデルの品質をさらに向上させながら、さらなる導入の拡大を進めてまいります。

株式会社fcuro

事業内容 :(1) 医療AI開発・開発人材育成支援 (2) 医療システムの開発と提供 (3) 臨床研究支援
HP:https://fcuro.com

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
記事提供元:タビリス