ユーザ向けアプリを提供する企業の新たな一歩:Fronteggが「Agent Link」機能を発表 :Frontegg Partner INNOOVからの紹介

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AIエージェントが自社アプリやAPIへ安全にアクセスできる新レイヤーを追加。SaaS企業の統合認証とAI活用を支援し、次世代のセキュリティ基盤を実現。

2025年11月、ユーザー管理・認証プラットフォームFrontegg(フロンテッグ)において、新機能「Agent Link(エージェントリンク)」が正式リリースされました。
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Fronteggの日本におけるパートナーであるINNOOV株式会社は、この新機能の日本語情報提供とともに、ユーザ向けアプリを提供する企業(SaaS企業やメーカー等)が安全にAIエージェント対応を実現するための活用支援を開始します。Fronteggの詳細については、INNOOV公式サイトでもご確認いただけます。
Fronteggについて
Fronteggは、ユーザー管理、認証、アクセス制御、監査ログ、組織管理などを包括的に提供するユーザー管理・認証プラットフォームです。
セキュリティ・拡張性・開発効率の3要素を重視したモダンなアーキテクチャを特徴とし、SaaS企業を中心に世界中で導入が進んでいます。複数のアプリやサービスを統合的に管理したい企業に最適なソリューションです。
Fronteggは、SaaSアプリケーション開発者や企業の顧客認証管理を支援するために、以下のような幅広い機能を提供しています。
- ユーザー認証・認可機能(CIAM等)
- マルチテナント対応
- シングルサインオン(SSO)
- APIトークン管理
- エンドユーザー向けセルフサービス管理ポータル
- サブスクリプション管理

これらの機能を統合したプラットフォームにより、SaaS開発者は複雑なユーザー管理システムを自前で構築する必要がなくなり、わずか5行のコードでユーザーポータルを展開できるという高い開発効率を実現します。
また、FronteggはさまざまなWebフレームワークやモバイルプラットフォームに対応しており、複数アプリを一元管理できるマルチアプリ機能も備えています。企業が運営する複数のECサイト・サポートサイト・業務アプリケーション間でユーザー統合を行うことで、顧客体験の一貫性と利便性を大幅に向上させることが可能です。

公式サイト:https://frontegg.com(英語)
なお、Fronteggの詳細については、INNOOV公式サイトでもご確認いただけます。
■Agent Linkとは
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/44187/26/44187-26-00c7213da9afbdd356beabb16150127a-1578x1130.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
Agent Linkは、ChatGPTなどのジェネレーティブAIエージェントが、企業の自社アプリやAPIに安全にアクセスできるようにするための新機能です。
Fronteggの既存のユーザー管理・認可機能と連携し、AIエージェントを“新たなユーザータイプ”として管理・制御できる仕組みを提供します。

これにより、企業はAIエージェント経由で自社アプリを操作できるようにしながらも、
- アクセス権限の制御
- 動作の監査・可視化
- API利用の安全性担保     を同時に実現できます。

■活用シーン
Agent Linkは、以下のような業界・ユースケースでの活用が期待されています。
単なるAI連携ではなく、既存のAPI資産を活かしながら“エージェント対応アプリ”へ安全に拡張できる点が大きな特徴です。
- SaaS企業
自社アプリの機能をAIアシスタント経由で呼び出し、顧客が自然言語で操作できるようにすることで、ユーザーが複数画面を行き来する必要がなくなり、業務効率が大幅に向上します。
利用例:
契約管理アプリで「今月の契約更新状況を教えて」と話しかけると、AIエージェントが自動で最新データを取得。
顧客管理アプリで「この顧客の最近のアクティビティをまとめて」と入力するだけで、複数APIから情報を統合して提示。
プロジェクト管理ツールで「チームAの未完了タスクを一覧化して」と指示し、AIがダッシュボードを生成。
効果:
ユーザーエクスペリエンスの革新と、サポート負荷の軽減。
- 製造業/メーカー
製品データやメンテナンス情報へのアクセスをAIエージェント経由で行うことで、保守・品質保証部門や顧客サービス部門での問い合わせ対応が自動化されます。
利用例:
「このモデルの保守履歴を確認」「次回点検のスケジュールを作成」などの指示にAIが応答し、内部システムのAPIから情報を抽出。
工場向けのメンテナンスポータルで、エンジニアが音声またはチャット操作で部品在庫や手順書を呼び出し。
出荷後のトレーサビリティ確認をAIが自動化し、製品ごとの保証対応を迅速化。
効果: 現場業務の省力化、サポート効率化、アフターサービスの高度化。
- 小売・EC業界
顧客サポートAIや社内アシスタントが、注文・在庫・出荷状況をリアルタイムで把握し、顧客や従業員の問い合わせに即時対応できる環境を実現します。
利用例:
「この注文をキャンセルして」「この商品の在庫を確認」といった自然なリクエストを、AIがAPI経由で実処理。
倉庫在庫や配送状況を自動照会し、顧客への回答をリアルタイムに生成。
EC運営担当が「今週の売上ランキングを出して」とチャット入力するだけでAIがダッシュボードを更新。
効果: オペレーションの自動化とカスタマーエクスペリエンスの向上。
- 富裕層向けサービス/BtoB SaaS企業
ブランド横断型のアプリ群を運営する企業において、Fronteggを活用することで、統一された認証体験とセキュアなアクセス管理を実現できます。複数のアプリやサービスを連携させながら、AIエージェントを通じて一貫した高品質な顧客体験を提供します。
利用例:
ラグジュアリー会員アプリで、顧客が1回の認証で複数ブランドのサービスを利用。
BtoB SaaSプラットフォームで、AIエージェントが部門横断的にアクセス権限を制御し、業務連携を自動化。
効果:
シームレスな顧客体験の提供と、ブランド価値・業務効率の同時向上。

■INNOOVによる日本市場向け支援
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/44187/26/44187-26-2cef203d5ec4e39f913a7033722fe943-2048x1464.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]Frontegg 本社(サンフランシスコ・米国)訪問の様子INNOOV株式会社は、Fronteggの国内初の正規パートナーとして、Agent Link導入企業への技術サポート・導入相談・デモ環境構築などを提供します。
また、日本語ドキュメントの整備や導入事例の発信を通じて、日本企業が安心してAIエージェント対応を進められる環境づくりを支援します。



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記事提供元:タビリス