川崎臨海部における水素パイプラインの基本設計(FEED)契約締結について
2025/9/3 0:26 PR TIMES

日本水素エネルギー株式会社
JFEエンジニアリング株式会社
日本水素エネルギー株式会社(代表取締役社長:原田 英一、本社:東京都港区、以下「JSE」)と、JFEエンジニアリング株式会社(代表取締役社長:福田 一美、本社:東京都千代田区、以下「JFEエンジニアリング」)は、川崎臨海部における水素パイプラインの基本設計(FEED[※1])について、このほど契約を締結しました。
本契約は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のグリーンイノベーション基金(GI基金)事業「大規模水素サプライチェーンの構築」の一環としてFEED業務を実施するために締結したものです。具体的には、川崎臨海部にあるJSEの川崎LH2ターミナル[※2]へ、国内で製造された水素を供給するためのパイプラインの基本設計をJFEエンジニアリングが行います。
本FEED業務を経て敷設されるパイプラインは、GI実証事業完了後の社会実装フェーズでは、川崎LH2ターミナルで海外から受け入れた液化水素を気化させて水素として川崎臨海部の需要家へ供給するための重要なインフラとなります。これらの水素は、需要家により電気や蒸気に変換して活用する事を想定しています。本FEED業務を通じて、JFEエンジニアリングはパイプライン建設のトップランナーとしての豊富な実績と最先端の技術・知見を活かし、水素の大量輸送を目的とした国内初の高圧水素パイプラインを設計します。両社は、今回の水素パイプラインの設計、さらにはこの後の建設工事を通して、川崎臨海部から日本のカーボンニュートラル社会の実現に貢献してまいります。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/61878/136/61878-136-21bda6e375a39823211b4a6ca7145422-1910x644.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]商用化実証における本FEED業務範囲
※1 FEED: Front End Engineering Design。事業の投資判断に必要な情報を得るため、技術的な課題の洗い出しや概算コストの算出などを行う設計作業
※2 川崎LH2ターミナル:川崎臨海部 扇島にて建設予定の液化水素(LH2)受け入れ、貯蔵、供給を行うためのインフラ施設
【会社概要】
日本水素エネルギー株式会社
本社所在地: 東京都港区虎ノ門一丁目2番3号
代表者: 代表取締役社長 原田 英一
事業内容: 水素サプライチェーン事業の実施主体として、水素サプライチェーンの構築に関連した企画・調査、水素の製造・貯蔵・運搬・供給、および発電を含む水素利活用など
ウェブサイト: https://www.japansuisoenergy.com/
JFEエンジニアリング株式会社
本社所在地: 東京本社 東京都千代田区内幸町二丁目2番3号
代表者: 代表取締役社長 福田 一美
事業内容: プラントや構造物のEPC(設計・調達・建設)、製造、運営事業など
ウェブサイト: https://www.jfe-eng.co.jp/
【本件に関するお問い合わせ先】
日本水素エネルギー株式会社 広報
JFEエンジニアリング株式会社 総務部広報室
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記事提供元:タビリス