「南海トラフ地震」や「豪雨災害」などの大規模な災害に備え、“見て・触れて・体験できる” 防災倉庫「OZU-BO おづぼう」が完成しました!
2025/11/21 2:56 PR TIMES

供用開始に先立ち、11月30日(日)に市民向けの「泉大津市防災倉庫内覧会」を開催します。また、その前段として、関係部局や事業にご協力いただいた地域組織の方々を対象に、見学会(先行内覧会)を実施します。
内覧会及び見学会では、「どんなものが備蓄されているの?」「避難所の生活は?」「災害時の食事は?」など、実際に見て・触れて・体験できる内容を揃え、災害時のイメージを具体的に掴んでいただける機会となります。
見学会の案内役は、市内の浜小学校5年生(2クラス・44名)。授業で学んだ備蓄品の知識を活かし、展示品の説明やツアーガイドを担当します。また、関西大学社会安全学部・城下准教授および城下ゼミ学生との連携により、“子ども・学生・地域”が協働して防災を学ぶ新しい取り組みとして実施します。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/146044/136/146044-136-ccaaa4c3788d73f341f277fd73424ade-347x250.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]【泉大津市防災倉庫「おづぼう」の外観】[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/146044/136/146044-136-4140476ead23dbdd5f5a97ec498d162b-789x581.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]【おづぼうのロゴマーク】
1 愛称「おづぼう」とは
愛称は市民から公募を行い、「防災倉庫愛称選考委員会」による選定の結果、「OZU-BO(おづぼう)」に決定しました。
「泉大津(OZU)」+「防災(BO)」の組み合わせであることに加え、防災を日常的に意識しやすい語感であること、また泉大津が古くは随筆や紀行文に「小津(おづ)」と記されていた歴史性も評価されました。
地域に根ざした親しみやすい名称として、市民に広く浸透することを期待しています。
2 整備の背景と考え方
令和6年能登半島地震では、物資搬送・避難所運営・備蓄管理など多くの課題が顕在化しました。泉大津市は、令和6年1月2日から6月1日まで延べ25名の職員を現地に派遣し、
・物資が届いても避難所に届けられない
・非常用トイレなどの使い方が分からない
・備蓄はあるが活用方法、管理が共有されていない
などの多くの課題に直面しました。
これらの教訓を踏まえ、本市では“備えるだけでなく、使える備蓄へ”をコンセプトに防災倉庫のリニューアル整備を実施しました。また整備にあたっては、迅速な物資供給と物資管理のノウハウを持つ災害協定締結企業(流通サービス企業)と連携し、“倉庫の運営・活用・管理の効率化“も図っています。
こうした取組みにより、「おづぼう」は単なる物資保管庫ではなく、市民が災害時に必要な行動を学び、 “体験できる防災倉庫“ として機能します。
3 施設の主な機能・特徴
(1)誰でも使いやすい備蓄レイアウト
・物品区分を“見える化“
・迅速に取り出せる動線を確保
(2)市民が学べる展示・体験コーナー
・簡易ベッド・間仕切りテントの展示・設営体験
・ラップ式トイレ・簡易トイレなどの展示・体験
・水循環型シャワーの展示・体験
・女性視点の備蓄品の展示と避難所レイアウト(授乳室など)
・「備えずに備える」新しい毛布備蓄“モフバッグ”の展示
(3)緊急時は臨時避難スペースに転用
・シャワー、節水型トイレなど、最低限の生活環境を確保
・既存避難所が満員の場合の受け皿として機能
(4)備蓄物資のデジタル管理を強化
・在庫を“見える化”し、災害時の供給をスピードアップ
・保管場所・品目・在庫数をリアルタイムで把握
・物資の受払や賞味期限アラート機能、消費・補充状況を記録する仕組みを採用
・使い方が分からない問題を解決“QRコードから動画で使い方を確認できる仕組み“を導入
4 内覧会で公開する主なコンテンツ
(1)備蓄物資の実物展示
停電・断水時に対応する多様なトイレ、簡易ベッド、間仕切りテント、女性目線の避難所レイアウトと衛生用品、水循環型シャワー、非常食などを展示し、パネルやQRコードで分かりやすく紹介します。
(2)体験型コーナー
・リアル避難所体験“簡易ベッド・間仕切りテント“設置体験
・トイレの課題解決“いろんなトイレ展“ 災害時のトイレ体験
・断水時でもシャワーが浴びれる“水循環型シャワー体験“
・何を備蓄するかを知る“備蓄食の試食体験会“
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/146044/136/146044-136-d9127253766b422636104d7e2469ebd0-529x441.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]【浜小学校防災教育 ラップ式トイレ】[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/146044/136/146044-136-152652b715e21f7a322d6d4fcd9e657c-719x449.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]【R7.11.16 災害食試食体験会】
5 開催概要
(1)【見学会(先行内覧会)】
日 時:令和7年11月27日(木) 10:50~11:50
場 所:泉大津市防災倉庫「おづぼう」(旧図書館)泉大津市下条町11-35
内 容:浜小学校児童による施設案内・備蓄品と展示品の説明
対 象:市関係部局、自治会、自主防災組織 等
【見学会 タイムテーブル】
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/146044/table/136_1_85f1bbaab614c4de67a84d2434bb7e3c.jpg?v=202511210216 ]
(2)【市民向け 内覧会】
日 時:令和7年11月30日(日) 10:00~13:00
内 容:リアル避難所体験、備蓄食試食体験会、水循環型シャワー体験、自由見学
参加方法:事前申込不要(入退場自由)
【内覧会 タイムテーブル】
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/146044/table/136_2_63debbfbd0a833dd7921ceef7640a4a8.jpg?v=202511210216 ]
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記事提供元:タビリス









