クラフトビールとグッドミュージックの新たなフェス「Brewin’ Groove Festival」【ライブレポート:HALL STAGE】
2025/11/9 20:26 PR TIMES

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ビクターエンタテインメント株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:小野 朗)は、クラフトビールとグッドミュージックを楽しめる新たなフェス「Brewin’ Groove Festival」を2025年11月8日(土)立川ステージガーデンにて開催し、13組のアーティストが出演、熱演を繰り広げました。
「Brewin’ Groove Festival」は、いつの時代も音楽シーンに確かな足跡を残し続けているビクターエンタテインメントが新たにはじめたイベントです。ジャンルを超えたアーティストたちによるグッドミュージックと、CRAFTROCK FESTIVALを手がけるCRAFTROCK BREWINGがセレクトしたクラフトビールなどがラインナップし、大盛況で幕を閉じた本フェスのHALL STAGEオフィシャルライブレポートをお届けします。
GREEN STAGEのオフィシャルライブレポートはこちら
HALL STAGE
文:高橋智樹 写真:Yusuke Takamura【CENT】
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HALL STAGEの幕開けを飾るのは、BiSHの元メンバー=セントチヒロ・チッチの音楽プロジェクト「CENT」。「向日葵」の伸びやかなバンドサウンドを全身に浴びながら、涼やかに鍵盤ハーモニカを奏で歌い上げ、開演早々オーディエンスを爽快な高揚感で包んでいく。さらに軽快なシャッフルビートの「すてきな予感」を披露したところで、「今日は超楽しみにしてきたんですよ! 美味しいビールと美味しいご飯と、美味しくてたまらない音楽を噛み締めていってください!」と呼びかけるセントチヒロ・チッチの声に熱い拍手が広がる。続く「yummy goodday」からは一転してアッパーなロックゾーンへ。ギターをかき鳴らし歌い手拍子を煽る「Girlfriend」で一面のクラップを呼び起こし、「まだまだアガっていけますか?」のコールとともに「堂々らぶそんぐ」で流れ込んでHALL STAGEをシンガロングへ誘う。「自分の歴史を絵本のように閉じ込めた曲を……」とハードエッジなオルタナバラード「おとぎばなし」を想いを込めて響かせた後、「大事な大事な曲を、愛を込めて届けます!」と最後に披露したのは「決心」。《星降る夜 夢で逢うより/君とロックを歌いたいよ》と熱唱する姿に、惜しみない拍手喝采が降り注いだ。
<セットリスト>
M1 向日葵
M2すてきな予感
M3 yummy goodday
M4 Girfriend
M5 堂々らぶそんぐ
M6 おとぎばなし
M7決心.
【Penthouse】
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CENTに続いてHALL STAGEに晴れやかな音楽の風を吹かせたのは、6人組シティソウルバンド=Penthouse。「Welcome to the Penthouse」で冒頭から一面のクラップを巻き起こし、「フライデーズハイ」で広大な空間をダンスフロア状態へと導いていく。日本語と英語の垣根を軽やかにすり抜ける浪岡真太郎(Vo・G)&大島真帆(Vo)のツインボーカル、磨き抜かれたクールなグルーヴがオーディエンスの心と体を厚く震わせ、躍動感あふれる音の祝祭空間を描き出してみせる。ラテンなリズムと艶やかなアンサンブルが織り成す「一難」の高揚感。珠玉のメロディとハーモニーが観客のシンガロングとハンドウェーブと響き合う「…恋に落ちたら」。「”Brewin' Groove Festival”は『今日だけは日常を忘れて、音楽とビールに酔いしれよう」というフェスで……Penthouseにぴったりじゃないですか?」……この瞬間の多幸感をリアルに象徴するような浪岡の言葉に応えて、熱い拍手が広がっていく。濃密なグルーヴで観客を腰から揺らした「Minute by Minute」、さらに「Taxi to the Moon」「ナンセンス」へと繋いで刻一刻とHALL STAGEの熱気を高め、最後は「我愛你」で満場の歌声&ハンドウェーブとともに歓喜の頂へと昇り詰めていった。
<セットリスト>
M1 Welcome to the Penthouse
M2フライデーズハイ
M3 一難
M4 ...恋に落ちたら
M5 Minute by Minute
M6 Taxi to the moon
M7 ナンセンス
M8 我愛你
【SHE'S】
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井上竜馬(Vo・Key・G)のピアノ弾き語りから「Grow Old With Me」へ流れ込んだ瞬間に湧き起こる、HALL STAGE丸ごと包み込む高揚感と多幸感――。ポップと神秘の両方に創造の翼を伸ばすようなSHE’Sの音楽が、ステージ冒頭から客席を圧巻のクラップで満たしてみせる。そのまま「Masquerade」の情熱的なビートと歌声でオーディエンスの熱気とギアを合わせると、「Do you want?」では井上の美麗ファルセットと会場の手拍子が響き合いながら暖かな高揚の景色を繰り広げていく。さらに、「Ugly」のエッジィなアンサンブルでHALL STAGEをミステリアスな色彩で染め上げた後、静謐に広がったピアノアルペジオのイントロは名曲「Letter」。《僕らは大切な人から順番に/傷つけてしまっては/後悔を重ねていく/それでも愛したり/愛されたいと願っている》……虚飾なき歌とサウンドに、誰もが魅せられたように聴き入っている。「ビール飲んで、グッドミュージック聴いて、最高の思い出を作ってください!」という服部栞汰(G)の呼びかけで空気を和ませたところで、「追い風」で見果てぬ音の絶景を編み上げ、最後の「Dance With Me」ではハンドマイクで煽る井上に導かれて一面ハイジャンプとハンドウェーブが入り乱れる至福の終章を描き出していった。
<セットリスト>
M1 Grow Old With Me
M2 Masquerade
M3 Do you want?
M4 Ugly
M5 Letter
M6 追い風
M7 Dance With Me
【SOIL&"PIMP"SESSIONS】
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/2863/157/2863-157-5e2ba385114eaf975ebd038a5d43613c-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
陽が傾き、タイムテーブルも後半に差し掛かった「Brewin’ Groove Festival」をなおも熱くたぎらせて見せたのは、唯一無二のデスジャズ軍団=SOIL&"PIMP"SESSIONS! 「立川! 準備はいいか!」とオーディエンスを煽り倒す社長(Agitator)に応えるように、「SUMMER GODDESS」でいきなりHALL STAGEは歓喜とダンスあふれる狂騒天国へと塗り替わる。高らかなファンファーレも狂気の響きも鮮烈に突き上げるタブゾンビ(Tp)の熱演。丈青(Pf)のクールでダイナミックなピアノさばき。激烈アンサンブルを底から力強くドライブさせる秋田ゴールドマン(B)のベースプレイ。そして、エモーショナルなアジテーションのみならず「今日は時間短いからさ、1時間ぐらいやった体で盛り上がってね?(内緒話風)」といったMCで、ただでさえ密接なステージと客席の一体感をぐいぐい高めていく社長。ザ・ブレッカー・ブラザーズ「Some Skunk Funk」の鋭利なカバーあり、秋の憂いの景色と美しく融け合う「Meiji-Jingumae ‘Harajuku’」あり……と多彩に咲き乱れたアクトの最後は、サム・クックの名曲「Bring It On Home to Me」にメンバーそれぞれの見せ場も盛り込み、デスジャズの奥深さを存分に見せつけてくれた。
<セットリスト>
SE~Intro SEVEN
M1 SUMMER GOODESS
M2 Some Skunk Funk~MADMAN
M3 Meiji-Jingumae 'Harajuku'
M4 Bring It On Home to Me
【小山田壮平BAND】
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《夜の闇に浮かんだお月様の光/オリオンをつかまえてビールがすすむ》……客席後方から見える風景はすっかり夜空になり、「Brewin' Groove Festival」も終演の時が迫りつつある中、HALL STAGEには小山田壮平BANDの「月光荘」が鳴り渡り、《いやさあさあ いやさっさ》のフレーズとともに場内に濃密な祝祭感が広がる。そこへ続けて、ファンファン(Tp)のトランペットとともにandymoriのナンバー「クラブナイト」を歌い奏で、場内を歓喜で満たしていく。「みなさん、Brewin’してますか? ステージには持ってこれないんですけど……裏で若干Brewin’してきました」と明かす小山田に「覚悟の一杯をね」と藤原寛(B)が続けて観客を沸かせたところで、さらにandymori曲「ベンガルトラとウィスキー」を伸びやかに歌い上げると、HALL STAGEの熱量は高まる一方だ。「酒にまつわる曲はいっぱい持ってまして、どんどん出せます。次の曲はネパールビールが出てくる曲で……」と「マジカルダンサー」を披露するなど、フェスとの親和性を音楽で物語っていく小山田。終盤にかけてandymori曲「Sunrise&Sunset」も未発表曲「夕暮れの百道浜」も織り込み、最後は「アルティッチョの夜」で壮大な歌の次元を描き出していった。
<セットリスト>
M1 月光荘
M2 クラブナイト
M3 ベンガルトラとウィスキー
M4 サイン
M5 マジカルダンサー
M6 Sunrise&Sunset
M7 夕暮れの百道浜
M8 アルティッチョの夜
【藤巻亮太】
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/2863/157/2863-157-1f038bfe1ca686ce75770a7039ed995e-3900x2601.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
初開催「Brewin' Groove Festival」のフィナーレを担うのは藤巻亮太。「Blue Jet」の雄大なメロディとアンサンブルでHALL STAGEの空気を支配したところで、オルタナ系のサウンドスケープとミステリアスなメロディが交錯する「オオカミ青年」へ。ボーカリストとして/ソングライターとして/サウンドデザイナーとしての類稀なる才気が、一音一音に凝縮されて、広大な空間に解き放たれていく。最高の音楽体験だ。「今日は久々のバンド編成ということで、よりディープな藤巻亮太の世界を感じて欲しいと思って、気合いを入れて立川に乗り込んできました!」と意欲を語る藤巻の言葉に、高らかな拍手が広がる。胸に迫るバラード曲「ing」、愛の哲学を高純度なメロディに重ねた「愛を」、夜空を切り裂くような疾走感を描き出す「ハロー流星群」、灼熱の自問自答をハードエッジな音像のスケール感に託した「メテオ」……。藤巻の実験精神あふれる音楽世界を旅するような時間を経て、藤巻が歌い始めたのは「粉雪」だった。時代を超えて愛される名曲が、フェス終幕の寂寞感もすべて高揚の彼方へと導いていくかのように美しく、力強く鳴り渡った。「大地の歌」の《恙なしやと願いながら/大地とともに生きてゆこう》という歌声が、巡りくる新たな年への祈りのようにダイナミックに響いて終了……かと思いきや、鳴り止まない手拍子に応えて藤巻とメンバーが再登場。この日の最後を飾った「3月9日」が、一面のシンガロングとハンドウェーブを受けて、ひときわ目映く咲き誇っていた。
<セットリスト>
M1 Blue Jet
M2 オオカミ青年
M3 ing
M4 愛を
M5ハロー流星群
M6 メテオ
M7 粉雪
M8 大地の歌
En 3月9日
[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/2863/157/2863-157-16f724e6265bf187d25061cb1d7bb9c6-3900x3900.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]【イベント概要】「Brewin’ Groove Festival」
日程:2025年11月8日(土)
時間:13:00開場/14:00開演/21:00終演
会場:立川ステージガーデン
出演アーティスト:小山田壮平 BAND、SHE'S、CENT(セントチヒロ・チッチ)、SOIL&“PIMP”SESSIONS、つじあやの、寺中友将(KEYTALK)、天々高々、藤巻亮太、Penthouse、社長(SOIL&“PIMP”SESSIONS)、てんぷらDJアゲまさ(KEYTALK)
OA:ニイナ、琳子
出店ブルワリー:CRAFTROCK BREWING、HUDSON VALLEY BREWERY、KUNITACHI BREWERY、奈良醸造、TEENAGE BREWING、WEST COAST BREWING
主催:ビクターエンタテインメント(株)
運営:(株)ホットスタッフ・プロモーション
企画制作:ビクターエンタテインメント(株)/ビクターミュージックアーツ(株)
協力:CRAFTROCK BREWING
協賛 : 株式会社セブン‐イレブン・ジャパン / 味の素株式会社 / 株式会社ドコモCS
【オフィシャルリンク】
HP:https://www.jvcmusic.co.jp/brewingroove/
X: https://x.com/BrewinGroove
Instagram: https://www.instagram.com/brewingroove
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記事提供元:タビリス









