エア・ウォーター、北海道鹿追町、古河電工 バイオガスプラント整備に向けた基本合意書を締結

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~ 未利用資源の活用による地域の社会課題解決とカーボンニュートラル実現に貢献 ~

当社は、北海道鹿追町(町長:喜井 知己、以下、鹿追町)および古河電気工業株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:森平英也、以下、古河電工)と、鹿追町における第3バイオガスプラントの実現に向けた共同検討について、本日、基本合意書を締結しましたので、お知らせいたします。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/114852/193/114852-193-64d479e5137f04cadeaa805e8bff89aa-984x622.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]調印式の様子左から、エア・ウォーター 西村 浩和 常務執行役員、鹿追町 喜井 知己 町長 古河電工 藤崎 晃 執行役員 研究開発本部長
当社は、北海道十勝地方にて家畜ふん尿由来のバイオガスから液化天然ガス(LNG)の代替燃料として使用される液化バイオメタン(LBM)の製造・販売事業を展開し、LBMサプライチェーンの構築による未利用資源を活用した地域脱炭素化に取り組んでいます。
また、鹿追町では、当社グループのエア・ウォーター北海道が同町の委託を受け「エア・ウォーター水素ステーションしかおい」を運営。鹿追町環境保全センターのバイオガスプラントで生成するバイオガスを原料にカーボンニュートラル水素を製造し、産業用途や水素自動車向けに販売しています。
一方、古河電工は、2022年に鹿追町と包括連携協定を締結し、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のグリーンイノベーション基金事業※「CO2等を用いた燃料製造技術開発事業プロジェクト 化石燃料によらないグリーンなLPガス合成技術の開発」に採択された実証実験用プラントの建設を進めています。

このたび、当社、鹿追町、古河電工の三者は、鹿追町が整備検討してきた第3バイオガスプラント計画の実現に向けた基本合意書を締結し、三者連携による共同検討に合意しました。本合意に基づき、第3バイオガスプラントの建設・運営等に関する検討を進め、未利用資源の有効活用によるカーボンニュートラルエネルギーのサプライチェーンを構築・拡大し、地域の社会課題解決とカーボンニュートラル実現に貢献してまいります。

※グリーンイノベーション基金事業は、政府が発表した「2050年カーボンニュートラル」の目標達成に向け、2兆円の基金をNEDOに造成したもので、経済産業省等が策定した「グリーン成長戦略」において実行計画を策定している重点分野を支援することを目的としています。企業等の自助努力だけでは取り組めないような野心的かつ具体的な目標を共有したうえで、これに経営課題として取り組む企業等に対して、研究開発・実証から社会実装までを継続して支援する事業です。

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記事提供元:タビリス