BeOne Medicines、マントル細胞リンパ腫(MCL)の一次治療における「BRUKINSA」の良好な第3相試験結果を発表

ビジネスワイヤ

カリフォルニア州サンカルロス--(BUSINESS WIRE)-- (ビジネスワイヤ) -- BeOne Medicines Ltd.(Nasdaq:ONC、HKEX:06160、SSE:688235)は、グローバルなオンコロジー企業であり、MANGROVE第3相試験(BGB-3111-306、NCT04002297)の良好なトップライン結果を発表しました。同試験は、治療歴のない成人マントル細胞リンパ腫(MCL)患者を対象に、基盤的なBTK阻害薬BRUKINSA®(ザヌブルチニブ)とリツキシマブの併用療法を、ベンダムスチンとリツキシマブの併用療法(BR)と比較評価するものです。MANGROVEは、この一次治療の場面において、BTK阻害薬ベースの化学療法を伴わないレジメンを標準的な化学免疫療法と比較評価した初の第3相国際共同無作為化試験です。この重要な第3相試験は、MCLにおけるBRUKINSAの確立された臨床エビデンスを基盤としています。

BeOneの血液領域チーフ・メディカル・オフィサー(CMO)であるアミット・アガルワル医学博士(M.D., Ph.D.)は、次のように述べています。
「新たにMCLと診断された患者にとって、化学療法が現在の標準となっています。MANGROVEは、BRUKINSAとリツキシマブによる化学療法を伴わないレジメンが、無増悪生存期間においてこれまでにない改善をもたらし得ることを初めて示し、世界的な治療パラダイムを再定義する可能性を示しました。頻回の点滴治療の負担から解放されることは、患者にとって非常に大きな意味を持つと考えています。BRUKINSAが基盤的なBTK阻害薬であると述べる意味は、まさにこの点にあります。つまり、BRUKINSAが一次治療の軸となり、B細胞悪性腫瘍全体におけるリーダーシップを拡大していることを示す試験が、また一つ加わったのです。」

臨床実践を変える可能性のあるトップライン結果

今回の事前規定された中間解析において、MANGROVEは主要評価項目である無増悪生存期間(PFS)を達成し、独立審査委員会(IRC)の評価に基づき、BRUKINSAとリツキシマブの併用療法はBRと比較して、統計学的に極めて有意で、臨床的にも意義のある改善を示しました。これは、MCLの一次治療において、化学療法およびリツキシマブ維持療法を伴わないアプローチを用いたこの種の初の第3相試験であり、これにより、患者は約2年にわたる点滴治療を回避できます。このBRUKINSAベースの化学療法を伴わないレジメンは、病勢進行または死亡のリスクを43%低下させました(HR=0.57、95% CI:0.43~0.76、p<0.0001)。BRUKINSAとリツキシマブの併用療法の安全性プロファイルは、両薬剤の既知の安全性プロファイルと一致しており、新たな安全性シグナルは認められませんでした。主要な副次評価項目である全生存期間(OS)のデータは、本解析時点では未成熟でしたが、BRUKINSAとリツキシマブの併用療法に有利な強い傾向が認められました。OSは最終解析の一環として検定される予定です。

MANGROVEの全結果は、今後開催される医学関連学会で発表される予定です。BeOneは、2026年下半期の承認申請を予定しており、世界各国・地域の規制当局と協議を行っています。

MCLにおいて化学療法を伴わないアプローチが必要とされる理由

マントル細胞リンパ腫は、まれで、通常は進行が速いB細胞性非ホジキンリンパ腫の一種です。1主に高齢者に発症し、高齢患者では併存疾患を有することが多く、治療判断や治療への忍容性に影響する可能性があります。2一次治療では長年、BRなどの化学免疫療法が用いられてきました。3

化学免疫療法には、骨髄抑制、長期にわたる免疫抑制、感染リスクの上昇、累積毒性など、よく知られた負担があり、特に高齢患者にとって大きな困難となる場合があります。4

BTK阻害薬によってMCLの一次治療成績を改善する取り組みは、主として化学療法を置き換えるのではなく、化学療法に追加することに焦点を当ててきました。5MANGROVEでは、BRUKINSAとリツキシマブによる化学療法を伴わないレジメンが、一次治療としての化学療法の負担を避けながら持続的な病勢コントロールをもたらすことができるかを評価するという、異なるアプローチを取っています。このアプローチは、一次治療に長年存在してきた有効性および忍容性上の限界の克服に向けて前進することを目指しています。

MANGROVEについて

MANGROVEは、治療歴のない成人マントル細胞リンパ腫患者を対象に、BRUKINSAとリツキシマブの併用療法を、ベンダムスチンとリツキシマブの併用療法と比較評価する国際共同無作為化非盲検第3相試験です。本試験には、世界176施設で510例の患者が登録されました。

試験群では、初期治療期間中にBRUKINSA 160mgを1日2回経口投与し、リツキシマブを併用しました。その後、病勢進行または不耐容となるまでBRUKINSA単剤療法を継続しました。対照群の患者には、ベンダムスチンとリツキシマブの併用療法が6サイクル投与されました。主要評価項目は、独立審査委員会(IRC)評価による無増悪生存期間(PFS)です。全生存期間(OS)は、本試験の主要な副次評価項目です。その他の副次評価項目には、治験責任医師評価による無増悪生存期間(PFS)、全奏効率(ORR)、奏効持続期間(DOR)、患者報告アウトカム、安全性が含まれます。

BRUKINSA®(ザヌブルチニブ)について

BRUKINSAは、次世代のブルトン型チロシン・キナーゼ(BTK)阻害薬であり、バイオアベイラビリティ、半減期、および選択性を含む薬物動態の最適化により、完全かつ持続的なBTK阻害を実現し、疾患関連組織において一貫した標的カバレッジをもたらすよう設計されています。

BRUKINSAは、基盤的なBTK阻害薬であり、第3相試験において別のBTK阻害薬に対する無増悪生存期間の優越性を示し、同クラスの有効性に新たなベンチマークを打ち立てた初かつ唯一のBTK阻害薬です。世界で最も広範な承認範囲を有する同剤は、個別化治療を支えるために1日1回または1日2回投与の利便性を提供する唯一のBTK阻害薬でもあります。

BRUKINSAのグローバル臨床開発プログラムでは、30を超える国・地域で45件超の試験に8,000例超の患者が登録されています。BRUKINSAは80を超える市場で承認されており、世界で290,000人超の患者がBRUKINSAによる治療を受けています。これは、B細胞悪性腫瘍全体における標準治療としての同剤の役割が急速に拡大していることを示しています。

BRUKINSAに関する重要な安全性情報の抜粋

BRUKINSAでは、死亡に至るものを含む重篤な副作用として、出血、感染症、血球減少症、二次原発悪性腫瘍、心不整脈、肝毒性(薬物性肝障害を含む)が認められています。

統合安全性集団(N=1,729)において、BRUKINSAを投与された患者で認められた最も一般的な有害反応(30%以上、臨床検査値異常を含む)は、好中球数減少(51%)、血小板数減少(41%)、上気道感染(38%)、出血(32%)、筋骨格系疼痛(31%)でした。

U.S. Prescribing Information全文U.S. Patient Informationを含む)をご参照ください。

BeOneについて

BeOne Medicinesは、世界中のがん患者に向けた革新的な治療法の発見および開発に取り組むグローバルなオンコロジー企業です。当社は、血液がんおよび固形がんにわたるポートフォリオを有し、社内体制および提携を通じて、多様な新規治療薬パイプラインの開発を加速しています。同社は、6大陸にわたり拡大を続けるグローバル・チームを有し、科学的卓越性と卓越したスピードを原動力に、これまで以上に多くの患者に治療を届けることを目指しています。

BeOneについての詳細は www.beonemedicines.com をご覧ください。 LinkedInXFacebookInstagram をフォローしてください。

将来の見通しに関する記述

本プレスリリースには、1995年米国民事証券訴訟改革法およびその他の連邦証券法にいう将来予想に関する記述が含まれています。これには、未治療MCLの成人患者における化学療法を用いないレジメンとしてのBRUKINSAとリツキシマブの併用による潜在的なベネフィット、BRUKINSA自体が一次治療の軸となり、B細胞悪性腫瘍全般におけるリーダーシップを拡大する可能性、臨床および薬事上の進展ならびにデータ発表の時期、ならびに「BeOneについて」の項に記載されたBeOneの計画、コミットメント、抱負および目標に関する記述が含まれます。実際の結果は、さまざまな重要な要因により、将来予想に関する記述で示された内容と大きく異なる可能性があります。これらの要因には、BeOneが自社の開発候補薬の有効性および安全性を実証できるかどうか、自社の開発候補薬の臨床試験結果がさらなる開発または販売承認を裏付けない可能性、臨床試験の開始、実施時期および進捗ならびに販売承認に影響を及ぼす可能性のある規制当局の措置、BeOneが販売中の医薬品で商業的成功を収める能力、および開発候補薬については承認された場合に商業的成功を収める能力、BeOneが自社の医薬品および技術に関する知的財産の保護を確保・維持する能力、BeOneが医薬品の開発、製造、商業化およびその他のサービスを実施する上で第三者に依存していること、BeOneが規制当局の承認取得や医薬品の商業化において経験が限られていること、BeOneが事業運営のための追加資金を調達し、開発候補薬の開発を完了させ、収益性を達成・維持する能力、ならびにBeOneの直近のForm 10-Q四半期報告書の「リスク要因(Risk Factors)」セクションでより詳細に説明されているリスクや、BeOneが米国証券取引委員会(SEC)にその後提出する書類に記載されている潜在的なリスク、不確実性、その他の重要な要因が含まれます。本プレスリリースに記載されている情報はすべて本プレスリリースの日付時点のものであり、BeOneは、法令により義務付けられる場合を除き、当該情報を更新する義務を負いません。

BeOneのメディア関連資料は、当社の ニュースルーム をご覧ください。

 

1 National Cancer Institute. Mantle cell lymphoma . NCI Dictionary of Cancer Terms. 2026年6月16日アクセス。https://www.cancer.gov/publications/dictionaries/cancer-terms/def/mantle-cell-lymphoma.

2 National Cancer Institute. Mantle Cell Lymphoma Treatment (PDQ®)–Health Professional Version.2026年6月16日アクセス。

3 Tix T, Kumar A, Eyre TA, Dreyling M. Modern management of mantle cell lymphoma. J Clin Oncol . 2026;46:e517468.

4 Blayney DW, Schwartzberg L. Chemotherapy‑induced neutropenia and emerging agents for prevention and treatment: a review. Cancer Treat Rev . 2022;109:102427.

5 Noor WD, Cheah CY. Recent advances and future directions in newly diagnosed mantle cell lymphoma. Expert Opin Pharmacother . 2025;26(13):1415-1432.

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記事提供元:タビリス