551蓬莱の豚まん袋に自衛隊車両やヘリ 「気味悪い」と波紋、運営会社はどう答えた

J-CASTニュース

   大阪名物の豚まん販売で知られる「551蓬莱」が自衛隊大阪地方協力本部とコラボした手提げ袋について、自衛隊車両などのデザインが気味悪いなどとネット上の一部で声が出て、議論になっている。

   551蓬莱の公式サイトによると、このコラボは、9月1日の「防災の日」を前に、自衛隊の周知広報を応援するために企画された。

「戦争に向かって行ってる気が」などの声もあったが...

   サイト上では、日ごろからの災害への備えが大切だとし、自衛隊の防災ブックを元に、いくつかのアドバイスを載せている。そして、商品を入れる手提げ袋が期間限定で自衛隊デザインになっているとして、その画像もいくつかアップした。

   この手提げ袋には、隊員らが自衛隊車両のそばで活動したり、自衛隊ヘリから降下したりする様子のイラストが入っている。8月16日から配布し、「無くなり次第終了」するという。

   X上では25日ごろ、大阪で手提げ袋を持った客らの姿を撮った写真が投稿され、気味悪さを感じる人もいるのではと指摘があった。この投稿は、反響を呼んで拡散し、様々な意見が寄せられている。

「戦争に向かって行ってる気がしてならない」「この今のタイミングでやらかすか」「センスがないし、時勢が読めてないな」

   高市早苗政権になって中国との対立が顕在化したためか、自衛隊をデザインした企画に一部で疑問が出た。

   その一方で、「防災の日だし、職業差別」「人助けが気持ち悪く写るんだね」「気味悪いなら買わんでいい」などの書き込みも多く、こうした意見が疑問視されていた。

運営会社「色々な意見が出て当然だと考えています」

   実は、自衛隊とのコラボは、25年にも行われている。また、秋の火災予防運動を前に大阪市消防局とコラボしたり、春の全国交通安全運動を前に大阪府警とコラボしたりして、消防車やパトカーのイラストを描いた手提げ袋も配布したことがある。

   海上保安庁などとのコラボもあり、公共機関への協力は、恒例になっているようだ。

   今回、自衛隊とのコラボに一部で批判的な声が出たことについて、551蓬莱側は、どのように考えているのだろうか。

   大阪を中心に60店を展開している運営会社「蓬莱」(大阪市)の広報担当者は8月26日、J-CASTニュースの取材に対し、次のように答えた。

「気味悪いなどと言われる方もいらっしゃるのかなと思っています。そうした意見も店に届いているのかもしれません。弊社としては、防災の日を周知する取り組みの一環と考えていますが、色々な意見が出て当然だと考えています」

   手提げ袋は、商品を買うと無料で配っている。26日時点で、まだ残っている店もあるのではないかという。公共機関とのコラボについては、「変わった袋だね」と言われることがあるが、配布だけで売り上げが伸びることはないとしている。

   今後も、自衛隊などとのコラボを続けるかについては、「時期が来れば、毎年検討して決めています」と説明している。

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

記事提供元:タビリス