不登校の子どもと保護者への経済的支援を求め、横浜市・神奈川県へ要望書を提出へ

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保護者105人へのアンケートで「働き方が変化」72%、「支出が増加」96%。2026年8月15日まで賛同団体・個人を募集

NPO法人子どもと共に歩むフリースペースたんぽぽ(横浜市)を中心に、不登校の子どもや保護者を支援する神奈川県内の団体・個人は、2026年8月25日(火)、横浜市および神奈川県に対し、不登校の子どもが多様な学びや居場所につながるための経済的支援を求める要望書を提出します。


要望書の提出に向け、2026年8月15日(土)まで、
賛同団体・賛同者を募集しています。

[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/186078/4/186078-4-ebe541a1011f46dc0e22a01078834b0b-1414x2000.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

不登校の子どもが、学校以外の居場所やフリースクールなど、自分に合った学びにつながろうとするとき、利用料、交通費、食費、通院費、家庭での学習費など、大きな経済的負担が家庭にかかっています。

一方で、子どもの見守りや送迎、学校との調整などのため、保護者が仕事を辞めたり、勤務時間を減らしたりするケースも少なくありません。
子どもが学校以外の学びを選ぶことで、家庭の収入が減少し、支出が増加するという二重の負担が生じています。


保護者105人へのアンケートで明らかになった実態
NPO法人子どもと共に歩むフリースペースたんぽぽが、不登校の子どもを持つ保護者105人を対象に実施したアンケートでは、次の結果が明らかになりました。

子どもの不登校により働き方が変化した 72% 世帯収入が減少した 43% 支出が増加した 96% 経済的支援を希望する 90% 離職した保護者 約5人に1人


支出が増えた項目として、食費、水道光熱費、フリースクール等の利用料、交通費、通院・カウンセリング費、家庭での学習費などが挙げられています。

自由記述には、
「子どもに合う居場所を見つけても、利用料が高く、週1回通わせるのがやっと」
「仕事を辞めて収入が減った一方で、食費や光熱費、交通費、通院費が増えた」
「経済的な理由でフリースクールに通うことや、通う日数を増やすことを諦めた」
といった切実な声が寄せられました。


【横浜市に求めること】
横浜市に対しては、不登校の子どもが学校以外の多様な学びや居場所につながるための、保護者への経済的支援制度の創設を求めます。
具体的には、東京都や神奈川県内の他自治体の制度などを参考に、フリースクール等の利用料を補助する制度の実現を求めます。

現在、神奈川県では、市町村が保護者への補助制度を実施する場合、その一部を県が支援する仕組みがありますが、横浜市には同様の制度がありません。
住んでいる自治体によって、子どもが受けられる支援に差が生じています。


【神奈川県に求めること】
神奈川県に対しては、現在実施されている「神奈川県フリースクール等利用児童・生徒支援事業費補助金事業」の見直しと拡充を求めます。

主な要望内容は、次のとおりです。

事業予算を拡充し、県内すべての市町村が制度を活用できるようにすること 市町村の財政状況によって支援内容に差が生じない仕組みにすること 東京都の制度を参考に、県が保護者への支援を主体的に行うこと 市町村が独自に上乗せ支援を行える仕組みを検討すること 現行の県と市町村の負担割合を見直し、市町村が制度を導入しやすくすること


現在の神奈川県の制度は、市町村が制度を導入しなければ、保護者が支援を受けることができません。
そのため、同じ神奈川県内でも、居住する市町村によって支援の有無や金額に差があります。
県内のどこに住んでいても、子どもが自分に合った学びや居場所につながれる制度の実現を求めます。

8月25日に要望書を提出

要望書の提出および記者会見は、2026年8月25日(火)に行います。

横浜市
12時30分 横浜市庁舎3階受付前集合
13時00分 要望書提出・趣旨説明
13時45分 記者会見
14時30分 終了予定 神奈川県
15時30分 神奈川県庁で要望書提出・趣旨説明
16時15分 記者会見
17時00分 終了予定


当日は、不登校の子どもを持つ保護者や、フリースクール・居場所の運営者などが参加し、行政へ直接、家庭の実態や制度の必要性を伝える予定です。

2026年8月15日まで賛同者を募集

要望書には、趣旨に賛同する団体名・個人名を掲載します。
不登校の子どもの保護者や当事者だけでなく、フリースクールや居場所の運営者、教育・福祉関係者、地域活動に関わる方、活動の趣旨に賛同する市民など、立場や地域を問わず賛同を募集しています。

【賛同締切】
2026年8月15日(土)

【賛同フォーム】
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfyCuodBu0d5JhWul2JxQOYgCo7G-NEtalTWImMQoM85mhdpw/viewform?usp=dialog


【活動紹介ページ】
https://cocorocanvas.org/projects/economic-support-petition


【今後の流れ】

保護者アンケートの実施 要望書の作成
8月15日 賛同者募集締切
8月22日 最終オンライン打ち合わせ
8月25日 横浜市・神奈川県へ要望書提出
9月 横浜市会・神奈川県議会へ陳情書提出予定 次回オンライン打ち合わせ


要望書提出に向けた次回打ち合わせを、
2026年8月22日(土)午前8時からZoomで開催します。

活動に関心のある方、要望書提出への参加を検討している方も参加できます。

【開催日時】
2026年8月22日(土)
午前8時~9時
Zoom
https://zoom.us/j/93931568771?pwd=se7FBwPMmFbf2S71fzL0viMeBFhpaY.1
ミーティングID:939 3156 8771
パスコード:348290

呼びかけ団体からのコメント
NPO法人子どもと共に歩むフリースペースたんぽぽ 一之瀬氏
「不登校の子どもを持つ家庭では、保護者が働き方を変えざるを得ず、収入が減る一方で、食費や光熱費、居場所の利用料などの支出が増えています。子どもが学びたい、外につながりたいと思ったときに、経済的な理由でその選択を諦めることがないよう、行政に制度の実現を求めていきます」

NPO法人COCORO CANVAS 代表理事 下崎氏
「学校に通えている子どもを標準として制度が設計されると、そこから外れた子どもや家庭ほど支援から切り離されてしまいます。不登校の子どもにも、学び、食べ、育つ権利があります。家庭の経済状況に左右されず、その子に合った学び方を選べる社会にしたいと考えています」

メディア掲載
本活動は、2026年7月16日付のタウンニュース鶴見区版でも紹介されました。
記事タイトル:
「不登校の居場所運営NPO『保護者へ経済的支援を』アンケート実施、市に要望へ」
https://www.townnews.co.jp/0116/2026/07/16/844667.html

団体概要NPO法人子どもと共に歩むフリースペースたんぽぽ
横浜市鶴見区を拠点に、不登校の子どもたちの居場所づくりと、保護者への支援を行っています。

NPO法人COCORO CANVAS
ラップ、音楽、アート、地域文化、食、イベントなどの表現活動を通して、子ども・若者、保護者、地域の人々がつながる場づくりを行っています。

お問い合わせ
フリースペースたんぽぽ
担当:一之瀬
電話:090-8776-9988
mail:ichinose41@crux.ocn.ne.jp
協力:NPO法人COCORO CANVAS、なちゅらVillage ほか

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記事提供元:タビリス