全日本古物鑑定士協会の理事に誠報社代表の松尾匠が就任へ。買取現場の不正を、業界横断の仕組みで防ぐ

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2026年11月1日付で理事(鑑定士クリーンネットワーク担当)に就任。鑑定士の協会が「仕組み」の担い手を迎える理由と、理事として取り組む3つのこと

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株式会社誠報社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:松尾匠、以下「誠報社」)は、代表取締役の松尾匠が、2026年11月1日付で一般社団法人全日本古物鑑定士協会(所在地:東京都港区、代表理事:三浦哲郎、以下「協会」)の理事に就任することとなりましたので、お知らせいたします。業界の健全化を目指す協会が、不正を防ぐ仕組みの担い手として松尾を迎えるものです。松尾は、協会公式サービス「鑑定士クリーンネットワーク」の担当理事として、従業員による内部不正の防止を進めます。あわせて、盗品を流通させないための法令遵守の啓発にも、会員の皆さまとともに取り組みます。
就任の概要
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/161726/table/11_1_5793e93872ce08e1eba124131af3347b.jpg?v=202610311345 ]
一社では気づきにくい、従業員による「横流し」
買取の現場で起きる不正のなかでも、見えにくいのが従業員による内部不正です。買い取った品物を持ち出し、別の店で売却する「横流し」は、自社の中だけでは見抜くことが困難です。不正をした人が店を移り、同じ手口を繰り返せてしまう場合もあります。

こうした一部の不正による影響は、一店舗の損失にとどまらず、業界への信頼やお客様の安心を損なうおそれがあります。一社の努力だけでは防ぎきれない課題だからこそ、業界全体で向き合う体制が必要です。
広がるリユース市場と、問われる業界の信頼
環境省の調査によると、国内のリユース市場規模(一般消費者の最終需要ベース)は2024年時点で3兆4,986億円となり、年々増加傾向にあります(※1)。古物商等の許可件数も、2025年末時点で61万5,194件にのぼります(※2)。

一方で、環境省が2026年3月に策定した「リユース等の促進に関するロードマップ」は、課題の一つに「不適正事業者の存在によるリユース業界の信頼性の低下」を挙げ、優良事業者ガイドラインを作成する方針を示しました(※1)。

古物営業法は、その目的に「盗品等の売買の防止」を掲げています(※3)。買取の現場は、お客様の大切な品物に向き合う場であると同時に、盗品などの流通を防ぐ役割も担っています。
※1 環境省「リユース等の促進に関するロードマップ」(2026年3月)
※2 警察庁生活安全局生活安全企画課「令和7年中における古物営業・質屋営業の概況」
※3 古物営業法 第1条
なぜ、鑑定士の協会が「仕組み」の担い手を理事に迎えるのか
協会は「古物鑑定をクリーンで安心安全なイメージへ」を掲げ、鑑定士資格の養成講座・認定試験、真贋・法令遵守に関する情報共有などを事業としています。

誠報社は、人材のバックグラウンドチェックや不正リスク対策の事業を通じて、不正の予防に取り組んできました。

鑑定士が安心して力を発揮するには、不正の起きにくい環境が欠かせません。

協会は、鑑定士の育成に加えて不正を防ぐ仕組みづくりを進めるため、松尾を理事に迎えます。

誠報社は、従業員による横領を防ぎたいという買取事業者からの相談をきっかけに、不正防止サービス「鑑定士クリーンネットワーク」を構想しました。同サービスは、協会公式サービスとして誠報社が運営し、2026年11月下旬に提供を開始する予定です。

なお、協会代表理事の三浦哲郎氏は、2026年9月に誠報社の社外取締役に就任しています。協会と誠報社との取引は、法令に基づき、両法人それぞれで必要な承認の手続きを経て行います。
理事として取り組む3つのこと
1.買取現場の内部不正を、業界の連携で防ぐ
「鑑定士クリーンネットワーク」の担当理事として、会員や利用事業者の声をサービスに反映し、従業員による横流しなどの内部不正を、店舗や企業の垣根を越えて防ぐ体制を整えます。

運用は、個人情報保護法の遵守と従業員本人の同意が前提です。目的は従業員の「監視」ではなく、ルールの明確化と健全な職場づくりです。
2.盗品を流通させないための法令遵守を、現場に根づかせる
古物営業法に基づく相手方の確認や取引の記録など、盗品の流通を防ぐための基本的なルールが現場で確実に実践されるよう、協会の活動を通じて周知と啓発を進めます。
3.お客様が安心して品物を託せる業界へ
誠実な事業者と鑑定士の努力が正しく伝わり、評価される環境をつくります。品物を売る方にも買う方にも信頼される業界を、会員の皆さまとともに築きます。
就任にあたってのコメント
一般社団法人全日本古物鑑定士協会 代表理事 三浦哲郎
鑑定士の目と、不正を防ぐ仕組み。その両輪で、業界を健全に。
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私はこれまで、査定の知識不足による買取トラブルをなくしたいという思いから、鑑定士の育成に力を注いできました。しかし、従業員による横領のような不正は、育成だけでは防ぎきれません。

業界には、横領を許さない新しいルールが必要です。品物の価値を見極めるのは私たち鑑定士の仕事ですが、不正を防ぐ仕組みづくりには、鑑定とは異なる専門性が求められます。

業界の健全化を着実に進めるため、協会として松尾さんを理事にお迎えすることにしました。現場で役立つ仕組みを形にしていただけると期待しています。10年先ではなく100年先を見据え、ともに業界の信頼を築いてまいります。
株式会社誠報社 代表取締役 松尾匠
鑑定は鑑定士の皆さまに。私は、信頼を守る仕組みで支えます。
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このたび理事という大役をお引き受けすることになり、身の引き締まる思いです。
サービスの準備を進めるなかで私が痛感したのは、一部の不正のために、真面目に働く鑑定士の方々まで疑いの目で見られてしまうという現実でした。この状況は、仕組みの力で変えられると考えています。

私は鑑定の専門家ではありません。一方で、CDOやDX講師として企業のデジタル化に携わり、仕組みは現場で使われてはじめて意味を持つことを学んできました。その経験を、この業界に還元します。

鑑定士の育成を通じて業界の健全化に取り組んできた三浦代表理事の姿勢に、深く共感しています。まずは会員の皆さまの声を伺うことから始め、正しく働く人が正しく報われ、お客様に安心していただける業界を目指して、力を尽くしてまいります。
松尾匠 プロフィール
株式会社誠報社 代表取締役
株式会社Office STOK 代表取締役
株式会社ピーアンドピー CDO
株式会社Lif DX講師

2023年10月に株式会社Office STOKを設立し、システム開発やIT人材の育成に取り組むほか、企業のDX推進にも携わる。

2025年2月に株式会社誠報社を設立し、人材のバックグラウンドチェックや不正リスク対策の事業を展開。協会公式サービス「鑑定士クリーンネットワーク」の企画・運営を担う。

2026年11月1日付で一般社団法人全日本古物鑑定士協会 理事(鑑定士クリーンネットワーク担当)に就任予定。
一般社団法人全日本古物鑑定士協会について
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株式会社誠報社について
[表3: https://prtimes.jp/data/corp/161726/table/11_3_0d48b8d1cae29e6c165c7823cf83332b.jpg?v=202610311345 ]
本件に関するお問い合わせ
株式会社誠報社 担当:松尾
メール:info-seihousha@seihousha.com
電話:090-6735-3419(平日10:00~17:00)

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記事提供元:タビリス