なぜ釣りをした子どもは折れないのか--不登校35万人時代に問う単行本『カッパのいない川で子どもは育つか』
2026/4/24 1:56 PR TIMES

創業80周年を迎えた釣り専門の出版・ウェブメディア事業を展開する株式会社つり人社(本社:東京都千代田区、代表取締役:山根和明)は、単行本『カッパのいない川で子どもは育つか 「水辺」が心の底力を呼び覚ます』(山根和明・著)を発売いたします。
本書は、月刊『つり人』で連載された「魚釣りが育む子どもの心とカラダ」をもとに、新たな加筆・再構成を加えて単行本化したものです。子どもを取り巻く現代的な課題を見つめながら、釣りをはじめとする水辺での自然体験が、自己肯定感、待つ力、やり抜く力、折れない心をどのように育てるのかを、多角的に問いかけます。
子どもの数が減っている一方で、小中高生の自殺者数は過去最多を更新し、不登校の子どもは35万人を超える時代となりました。豊かで安全なはずの日本で、なぜ子どもたちはこれほど追い詰められているのか。本書は、その切実な問いを出発点にしています。
著者の山根和明は、釣り雑誌の編集者として47都道府県はもとより、海外の水辺にも数多く足を運んできました。そうした取材を重ねる中で、日本ほど自然環境に恵まれた国はないと確信する一方、この国の子どもたちの心がかつてないほど悲鳴を上げている現実に、強い危機感を抱くようになりました。
さらに、自身の子育て経験や、公益財団法人日本釣振興会が主催する子ども向け釣り教室(多摩川フィッシングフェスティバル、釣り環境学習、親子釣り教室)などの運営を通じて著者が確信したのは、「自然には、子どもの心を育てる力がある」ということでした。
本書は、釣り好きのためだけに書かれた本ではありません。釣りを通じて見えてきた、子どもの育て方のヒントを広く社会に届けるための一冊です。釣りをしたことのない方にも、自身が子どもの頃に夢中になった何かを思い出しながら読んでいただきたい内容となっています。
■書誌情報
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/107750/13/107750-13-7be4f30643b611809d339422aaa6c8a1-1511x2212.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]書名:カッパのいない川で子どもは育つか 「水辺」が心の底力を呼び覚ます
著者:山根和明
出版年:2026年
価格:1,870円(税込)
判型:四六判並製
ページ数:192ページ
発行:株式会社つり人社
■本書の特徴
・子どもの自殺、不登校、引きこもりといった現代的課題を、水辺の自然体験という視点から見つめた提言書・釣りを単なるレジャーではなく、「待つ力」「やり抜く力」「折れない心」を育てる体験として位置づけ
・47都道府県と海外の水辺を取材してきた著者だからこそ語れる、日本の自然環境の豊かさと可能性
・釣りをしない読者にも開かれた、子育て・教育・自然体験をつなぐ読み物
・巻末に嘉田由紀子氏との特別対談を収録
■著者プロフィール
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/107750/13/107750-13-b0400534f1d6d464f9ed85dbdd334434-3900x2924.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
山根和明(やまね・かずあき)
1972年、神奈川県川崎市生まれ。株式会社つり人社代表取締役社長。公益財団法人日本釣振興会理事。学生時代にアルバイトとして釣り専門出版社のつり人社へ入社。卒業後に正社員となり、1946年創刊の月刊『つり人』編集部へ配属。2006年から同編集長、2015年に代表取締役へ就任。iモード向け釣り情報サイト「TSURI KING」を皮切りに、「Honda釣り倶楽部」「ANA釣り倶楽部」など大手企業の釣りメディア事業をプロデュース。自身の子育て経験や、日本釣振興会が主催する子ども向け釣り教室(多摩川フィッシングフェスティバル、釣り環境学習、親子釣り教室)などの運営を通じ、若い世代の成長に水辺での遊びが与える好影響を確信し、本書を執筆。
■本書の主な内容
本書は大きく3章構成で、水辺と子どもの関係を、心の成長、自然との接点、生命へのまなざしという観点から掘り下げています。
第1章「強い心と自己肯定感が育つ」では、釣りや自然体験が子どもの幸福感や自己肯定感にどう作用するかを考察。釣りが「待つ力」や工夫する力、失敗しても立ち上がる力を育てることを、豊富な事例とともに紹介しています。
第2章「失われゆく自然との接点。そのとき、子どもは……?」では、現代の子どもたちが失いつつある“冒険”や、身体を通して学ぶ経験の大切さに着目。危険を知ること、命の厳しさに触れること、自分で考え続けることの意味を問い直します。
第3章「身近な水辺でも感じられる生命の躍動」では、都市近郊の川や干潟も含め、私たちの身近な場所に広がる豊かな自然を紹介。魚たちの営みや、森・川・海のつながりを通して、自然への敬意と驚きを子どもと共有する意義を伝えます。
巻末には、子育て支援と水辺の環境問題に政治の側から取り組んできた、元滋賀県知事・参議院議員の嘉田由紀子氏との特別対談を収録しています。
■目次
はじめに……2◆第1章 強い心と自己肯定感が育つ……11
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/107750/13/107750-13-02961232def121c0c08daef99e3b2ae1-1401x1029.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
カッパは絶滅危惧種!?……12
水辺の体験が「命の恩人」を教えてくれた……12
カッパが子どもを守っていた……14
第1節 自然がくれる癒しの正体……16
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/107750/13/107750-13-f66051bde13e81df0dfcab5112410c8c-1397x1029.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
太公望が教えてくれる「才能より姿勢」……16
釣りは「待つ力」を育てる最高の遊び……17
子どもの「心の幸福度」は先進国最低レベル……18
魚を釣りあげる成功体験が自己肯定感を育てる……19
写真を飾れば「できる」が育つ……20
子どもの心も蝕んだコロナ禍のステイホーム……22
運動不足と日光不足から忍び寄る心身の不調……22
社会の不寛容が太陽を浴びる機会を奪っている! ……24
認知が進むセラピーとしての釣り1.国会でも注目された不登校支援……26
認知が進むセラピーとしての釣り2.退役軍人の心のリハビリ……28
プロフェッショナルを育てた水辺1.赤間太一さん(一級建築士……30
勉強は出遅れたが劣等感は無かった……31
プロフェッショナルを育てた水辺2.布施英利さん(美術批評家・解剖学者)……33
生命に触れることで絵に命が宿った……34
プロフェッショナルを育てた水辺3. 大垣友紀惠さん(デザイナー・アートディレクター)……36
成功を導いたのは命への敬意だ……37
プロフェッショナルを育てた水辺4.和田一浩さん(元プロ野球選手)……38
釣りが重圧と闘う日々を救ってくれた……40
エグゼクティブが釣りを好むのは必然だ……42
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/107750/13/107750-13-a8b1d56a6562d234f2d679e7730e0d4f-1399x1029.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
第2節 楽しさの本質は「フロー体験」……44
競技の釣りで常勝者がいる理由……44
「釣りは運」は大間違い。だから成長がある……46
「工夫すれば届きそう」そこから結果が返ってくる……48
「子供は、すべて釣りを好む」 ―昭和21年の釣り雑誌より……49
工夫が通じる手応えが子どもの心を育てる……51
ゲームに夢中になる理由も同じ……52
現実世界で夢中になれるのは…………54
氷雨の中でも子どもはサオを置かなかった……55
[コラム]水辺へようこそ:釣りの基礎知識……57
◆第2章 失われゆく自然との接点。そのとき、子どもは……? ……61
第1節 「冒険」が与えてくれる成長の機会……62
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/107750/13/107750-13-4adf505cefd9b5266f38bf37091c1207-1399x1029.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「川ガキ」を「悪ガキ」にしてはいけない……62
自ら危険を学ぶから事故が起きない……64
「川を舐めるな、決して怖がるな」―アユ釣り名手・野嶋玉造……66
清流が身体感覚を育てる……68
「安全に流される」体験が川の怖さを身体に刻む……70
お子さんは手の中で暴れる生き物の感触を知っていますか……71
カエルの共食いの衝撃……73
現代の子が命の厳しさを知る機会はあるか……75
かわいい子には釣りをさせよう……76
「SDGs」はなぜ空虚に響くのか……77
「もったいない」に意味を込めてくれるもの……78
第2節 自分で考え、続ける力……81
自然を先生にした私の祖父……81
凝った心が整う時間があった……82
注目が集まる体験型の幼児教育……83
「青空キッチン」で娘の変化を実感……85
「『木の上に立って見る』のが親だ」―参議院議員・嘉田由紀子……86
立ち上がる力を総動員する遊び……88
釣れない湖に転校生と通い続けた思い出……89
干渉しないが見守ってくれた親……92
自分で選んでいる限り、続けることができる……92
正解のない海で舵を切る……94
前例のない危機を乗り切った力……96
第3節 清潔すぎる時代をたくましく生きるには……98
泥まみれの幼少期がくれた丈夫な体……98
砂浜を裸足で歩けなかった病弱な娘……100
娘を変えたのは泥遊びだった……101
泥や土の微生物が身体を鍛える「旧友」仮説……102
釣り場で出会う寄生虫……104
「旧友」が身近だった昭和の時代……105
花粉症は社会が清潔になったから? ……107
◆第3章 身近な水辺でも感じられる生命の躍動……109
第1節 知れば驚く魚たちの営み……110
アユは一年の命を次の循環へつなぐ……110
命の秩序は人間の善悪を超越する……111
児童に強く印象を残したアユ……113
日本は世界屈指の魚の王国……114
自由に釣りができる社会は恵まれている……117
世界有数の大都市TOKYOの自然……118
東京で逞しい自然が見られる多摩川……119
多摩川は「死の川」から生き返った……121
駅から徒歩圏内でタイの仲間が釣れる……122
都会の釣り場を知らないのはもったいない……124
干潟は生き物の宝庫……125
自然が壊れるのは一瞬だ……126
「母国にこんな釣り場はない」と驚いた外国人……127
あらゆる命にリスペクトを……129
コイは憧れの魚だった……131
第2節 生き物と自然の壮大な繋がり……133
森は海の恋人……133
漁師が山に木を植えたら……135
水質日本一の川でアユを調べる授業が始まった……137
捕まえた全てのアユが天然だった!……138
疑問がワンダーになりワンダフルへと育っていく……139
サケが森を育て、森がまた海を育てる……141
生きた化石チョウザメを守るには……142
人間が操れる限界を知ること……144
[コラム]水辺へようこそ:子どもと一緒に釣りをする際の安全対策……147
[エピローグ]カッパのいない川で、子どもは育つか……151
私の人生を変えた一冊……151
人間らしさとは何か……154
最高の人生と最期に言える素晴らしさ……156
カッパが消えた代償に失ったもの……160
巻末特別対談 参議院議員・嘉田由紀子×山根和明……166
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/107750/13/107750-13-05121a76d4e98f64282eb53c20b4bea7-1399x1029.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
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記事提供元:タビリス









