コンタクトレンズのブリスター(空ケース)のケミカルリサイクル実証実験を開始
2026/7/29 13:28 PR TIMES

株式会社シード(本社:東京都文京区、代表取締役社長:佐藤 隆郎)、株式会社リファインバースグループ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:越智 晶、以下「リファインバース」)、三菱ケミカル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:筑本 学、以下「三菱ケミカル」)、日本ポリプロ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:飯島 要、以下「日本ポリプロ」)は、使い捨てコンタクトレンズのブリスター(以下、「空ケース」)を原料とするケミカルリサイクル※の実証実験を開始します。消費者から回収した使用済み空ケースを新たな空ケースに生まれ変わらせる循環型モデルの構築を目指します。
※ケミカルリサイクル:使用済みプラスチックを分解し、油・ガス・モノマーなどの原料レベルにまで戻すことで、新たなプラスチック製品として再利用できるようにするリサイクル手法。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/154642/19/154642-19-74b7044f2b256a24db63eb6c7e8f1e7b-3900x2008.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ] 循環フロー図(イメージ)
【背景】
コンタクトレンズの製造販売を行うシードは2019年6月より、空ケースを店頭で回収し再資源化する「BLUE SEED PROJECT」を推進してきました。これまでに全国の協力施設を通じて多くの空ケースを回収し、物流用パレットなどへの再生利用を実現してきました。
今般、4社はさらなる資源循環の高度化を目指し、ケミカルリサイクルによって新品同等の品質を有するプラスチックへ再資源化することで、衛生面・安全面から高い品質が求められるコンタクトレンズの空ケースに再生する実証実験を開始する運びとなりました。
【実証実験の概要】
4社は2025年10月から空ケースの循環モデル構築に向けた検討を開始しました。本実証実験では、上記の循環フローにより、全国の協力施設(眼科・コンタクトレンズ販売店など)で回収した使用済み空ケースを、ケミカルリサイクルによって再資源化し、再生原料を使って新たな空ケースを製造します。再生原料を使用した空ケースはシードが販売するコンタクトレンズの容器として使用され、2027年に販売される計画です。
なお、本取り組みにはマスバランス方式※を採用します。
※マスバランス方式:石油由来の原料とケミカルリサイクル原料を混合して製品を製造する際に、リサイクル材の投入量に応じて、製品の一部にその特性を割り当てる手法。
各社の役割
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/154642/19/154642-19-d611159f2b0d3e3db83c575a74b19916-3900x918.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
本実証実験では、サステナビリティとカーボンに関する国際認証制度「ISCC(International Sustainability and Carbon Certification)」のうちISCC PLUS認証に基づく管理を行います。回収から再資源化・製品化に至るまでの原料・製品の流通過程を記録・証明することで、リサイクルの透明性と信頼性を確保します。協力施設にはISCC認証に準拠した「自己宣言書」の取得をお願いし、適切な分別・回収体制を整備します。
【今後の展望】
本実証実験を通じて、空ケースの回収から再資源化・製品化・販売までの一貫した資源循環モデルを確立し、コンタクトレンズ業界における資源循環のさらなる普及・拡大を目指します。
今後も4社が連携し、プラスチック資源の有効活用を通じて、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを推進してまいります。
株式会社シード 会社概要
株式会社シードは、東京都文京区に本社を構えるコンタクトレンズメーカーです。1951年のコンタクトレンズ研究開始から歩みを始め、1957年に創立。「眼」の総合専門メーカーとして来年70周年を迎えます。お客さまの多様なニーズに応えるコンタクトレンズや関連用品などを幅広く展開。多様な「みえる」喜びを創造できる社会の実現を目指し、国内のみならずアジアや欧州を中心に、50以上の国と地域へ製品をお届けしています。
ホームページ:https://www.seed.co.jp
株式会社リファインバースグループ 会社概要
株式会社リファインバースグループは、20年以上にわたりサーキュラーエコノミーの実現に取り組む資源循環メーカーです。使用済みタイルカーペットの回収・再生による水平循環型リサイクルをはじめ、廃プラスチックのリサイクル、廃漁網や廃車エアバッグを原料としたリサイクルナイロン素材「REAMIDE(リアミド)」の製造・販売を展開しています。また、鳥の羽根由来のバイオ素材「ReFEZER(リフェザー)」、自動車内装材を再生したアスファルト改質材「REOCA」、ゴム再生素材「RENAMY」など、多様なリサイクル素材の開発を推進。独自の技術力で廃棄物に新たな価値を生み出し、循環型社会の実現に貢献しています。
ホームページ:https://www.r-inverse.com/
三菱ケミカル株式会社 会社概要
三菱ケミカルは1933年の創業以来、基礎化学品から機能商品に至るまで、さまざまな素材を提供する総合化学メーカーです。モビリティ、半導体・通信、食、メディカル、インフラなど幅広い分野でグローバルに事業を展開。「革新的なソリューションで、人、社会、そして地球の心地よさが続いていくKAITEKIの実現をリードする」というPurposeのもと、社会課題に最適なソリューションを提供し続け、素材の力でお客様を感動させる「グリーン・スペシャリティ企業」をめざしています。
ホームページ:https://www.m-chemical.co.jp/index.html
日本ポリプロ株式会社 会社概要
日本ポリプロ株式会社は、2003年10月に、日本ポリケム株式会社およびJNC石油化学株式会社のポリプロピレン事業を継承して発足した、国内最大級のポリプロピレンメーカーです。日本ポリプロ製品の主たる販売先は国内外の多種多様な製品分野の需要先であり、グローバルなマーケットがビジネスフィールドです。また、海外では、親会社の現地法人を拠点として、グローバルに事業展開しています。
ホームページ: https://www.j-polypropylene.com/
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記事提供元:タビリス









