【令和8年熊本地震】EMS社、災害ボランティア向け「アスベスト対策チェックリスト」を改訂し一般公開 猛暑下の熱中症対策との両立ポイントを新たに追加

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~熊本市役所本庁舎でも石綿飛散のおそれ。環境省マニュアル第4版(2026年4月改訂)にも対応~

クラウド型アスベスト業務管理システム「アスベストONE」を提供する株式会社EMS(東京都千代田区、代表取締役:星美耶)は、7月28日に発生した「令和8年熊本地震」を受け、被災地での片づけ作業や災害ボランティア活動に参加される方に向けた「アスベスト対策チェックリスト」を改訂し、一般公開いたします。 本チェックリストは、当社が2026年3月、東日本大震災から15年を迎えるにあたり公開したものを基に、このたびの地震の状況と連日の猛暑を踏まえ、熱中症対策との両立に関する留意点を新たに追加するとともに、環境省「災害時における石綿飛散防止に係る取扱いマニュアル(第4版・2026年4月改訂)」の内容を反映したものです。

熊本市役所本庁舎では、地震により9階の柱の内装材が外れ、その下の吹き付け材に含まれるアスベスト(石綿)が飛散するおそれが生じたことが報じられています(※1)。損壊した建物の片づけの過程では、建材に含まれる石綿が飛散する可能性があります。飛散した石綿を吸引すると重篤な健康被害を引き起こす場合があるため、作業を始める前の備えが重要です。
※1https://kumanichi.com/articles/2019385

背景~善意のボランティアが危険にさらされる可能性

アスベスト(石綿)は天然の鉱物繊維で、耐熱性や耐摩耗性に優れることから、かつて建材などに広く使用されてきましたが、現在では吸い込むことで肺がんや悪性中皮腫などの健康被害を引き起こす可能性があるとされています。

そのため、日本では2006年にアスベストの使用が全面禁止され、2020年の法改正により建物解体時の事前調査の記録保管などの規制強化が行われましたが、1970~1990年代に建設された建物にはアスベスト建材が多く使用されており、地震や豪雨などの災害時には、倒壊した建物の解体や瓦礫撤去の過程で建材に含まれていたアスベストが空気中に飛散する可能性があります。

実際に阪神・淡路大震災の復旧作業に携わった男性が、当時吸い込んだアスベストが原因で悪性胸膜中皮腫を発症し労災認定されるなど、災害復旧作業における健康リスクも報告されています。

当社は2026年3月、東日本大震災から15年を迎えるにあたり、災害時の善意のボランティア活動が将来の健康リスクにつながることのないよう、事前の注意喚起を目的として「アスベスト対策チェックリスト」を作成・公開いたしました。このたびの令和8年熊本地震の発生を受け、あらためて注意を喚起するため、本チェックリストをアップデートし公開することといたします。

普通のマスクは飛沫対策、防じんマスクは“粉じん対策”

アスベストの粒子は髪の毛の5000分の1と非常に細く、防ぐためには、粒子除去効率が95%以上の国の規格に適合した防じんマスク(DS2・N95等)の着用が推奨されています。一般的な不織布マスクは主に飛沫対策を目的としており、顔との密着性や微細粒子の捕集性能が防じんマスクほど高くありません。

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/138348/26/138348-26-4b3295ab66159f7ca957586321b83973-1920x1280.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/138348/26/138348-26-6e64b9646107a8c2e9394f8346a12e54-1920x1280.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
▼不織布マスクと防塵マスクの比較画像
左:一般のマスク使用、頬とあごに隙間ができる、右:防塵マスク使用時はほぼ隙間なし
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/138348/26/138348-26-dc8b04c6f189d1b8603c7e7fcb29121d-2048x1536.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
▼防塵マスクの詳細画像
左:防塵マスク表面、鼻あてプレートあり 、右:防塵マスク内側、鼻の隙間をふさぐスポンジあり
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/138348/26/138348-26-004cab3d8026014b09d6890f27bae104-960x540.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
▼被災地ボランティア向け準備チェックリスト
今回の改訂では、3月公開版から主に以下を変更しました。
- 猛暑下での熱中症対策との両立に関する留意点を新設(作業時間帯・休憩・水分補給・複数人での作業)
- 環境省「災害時における石綿飛散防止に係る取扱いマニュアル(第4版・2026年4月改訂)」の内容を反映
- 令和8年熊本地震で確認されている被害状況(倒壊していない建物での飛散リスク等)を踏まえた項目の見直し

以下リストはEMSのアスベスト管理の知見より、独自作成したものとなります。
「被災地ボランティア向け チェックリスト」
d138348-26-0759e8348143cfa73159d425b9cc9ff9.pdf
受け入れ側の自治体向けのリストに関しましては、環境省発表資料からご覧いただけます。
https://www.env.go.jp/content/000198640.xlsx

[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/138348/26/138348-26-b08d3ff5df811d10d4ac95ddaf4eb9b8-1375x1607.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]EMS社 代表取締役
厚生労働省 改正石綿則周知広報事業検討会委員
星 美耶 コメントこのたびの令和8年熊本地震により被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。また、一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。
被災地では、これから片づけや家財の搬出が本格化していきます。多くの方が「少しでも力になりたい」という思いで現地に向かわれることと思います。私たちは、その善意の活動が、知らないうちに将来の健康リスクにつながってしまうことがあってはならないと考えています。
連日40℃に迫る暑さのなか、熱中症の対策も必要です。
しかし、将来の健康を守るためにもどうかアスベスト対策をしていただきたいと思います。
阪神・淡路大震災では、復旧作業に携わった方が30年以上を経てから発症し、労災認定される事例が続いています。正しい防塵マスクの着用が、数十年後のご自身やご家族の健康を守ることにつながります。
弊社は石綿管理を専門とする一企業にすぎませんが、これまで積み重ねてきた知見が、少しでも皆さまの安全のお役に立てればと願っております。被災された皆さまが、穏やかな日常を一日も早く取り戻されますよう、心よりお祈り申し上げます。




■会社概要
社名:株式会社EMS
代表取締役:星 美耶
事業内容:石綿・産廃管理の業務システムアスベストONEの提供・導入サポート
     環境対策の人材育成
設立:2021年07月
所在地:〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル4階
資本金:3,500万円

■アスベストONEについて
株式会社EMSが提供する「アスベストONE」は、石綿(アスベスト)法令の遵守と業務管理の効率化を実現するクラウドシステムです。 累計で13000社以上の企業様にご利用いただいており、GビズIDを用いた事前調査報告申請の簡易化や、書面・看板の自動作成機能を提供しています。
サービスサイト:https://kk-ems.jp/asbestos-one/

■アスベスト情報ナビについて
株式会社EMSのグループ企業、一般社団法人企業環境リスク解決機構(略称:CERSI)および株式会社ユニバースが共同で運営する「アスベスト情報ナビ」では、建設現場に携わる方々に向けたアスベストに関する最新情報を発信しております。
アスベスト情報ナビ:https://asnavi.cersi.jp/

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記事提供元:タビリス