Ashirase、屋内空間データ基盤「IndoorFlow」アプリを一般公開。日本橋エリアで社会実装

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三井不動産とともに、地下道と直結6施設をつなぎ、日本橋エリア一帯を回遊が生まれる街の空間データ基盤へ。

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/80967/44/80967-44-ce4c72b91d18731a2c9457a71ab3506c-3840x2160.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]その空間に、もっと価値を。 屋内空間データ基盤「IndoorFlow」
株式会社Ashirase(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:千野 歩、以下 Ashirase)は、屋内空間データ基盤「IndoorFlow」のiPhoneアプリを2026年10月1日に公開し、一般利用を開始しました。IndoorFlowは、駅や地下街、商業施設などの屋内空間をデータ化し、建物が変わっても一つのアプリで歩けるようにすることを目指す基盤です。これまで東京都庁(東京都)やSTATION WORK(東日本旅客鉄道株式会社)などで実証を重ね、案内の精度や使い方を確かめてきました。今回、三井不動産株式会社とともに取り組む日本橋エリア(東京メトロ三越前駅地下道と、地下道に直結する6施設)で、初めての本格実装となります。

IndoorFlowは、スマートフォンのカメラで周囲を読み取って現在地を把握するため、GPSの届かない屋内や地下でも目的地まで案内できます。ご利用いただけるのは、施設や自治体とともに空間をデータ化した場所です。視覚に障害のある方々とともに検証を重ねてきた案内を、無料で利用できます。
■ 屋内で迷う人の負担をなくすために
地下の改札を出ると、広い空間が続いています。GPSが届かず、地図アプリは現在地を示してくれません。目的地は決まっているのに、どちらへ進めばいいのか分からず、案内板を探して立ち止まる。こうした場面は、方向感覚の得意・不得意にかかわらず、初めての場所では誰にでも起こります。

このような広く、多機能な施設ほど、現在地や目的地までの経路は分かりにくく、「迷う」時間が来訪者の負担になります。施設ごとに案内の方法が異なれば、街を歩く人は、施設の境目でそのたびに案内を探し直すことになります。

私たちは生活時間の約9割を屋内で過ごしています(※)。それにもかかわらず、屋外がGPSと地図アプリで整えられてきた一方で、屋内には現在地を知るための共通の仕組みがありませんでした。従来の屋内測位は、機器の設置工事と保守が必要で、広い範囲に広げるには負担が大きい。屋内は、地図の空白地帯として残されてきました。

IndoorFlowは、視覚に障害のある方々の「人に聞かなくても、目的地にたどり着きたい」という声から生まれました。わずかな誤差が歩きやすさを左右する歩行ナビゲーションデバイス「あしらせ」で培った測位と誘導の設計を土台に、機器の設置を必要としない方法で、屋内空間そのものをデータ化して整える基盤として開発しています。

■ IndoorFlowとは
IndoorFlowは、駅や地下街、商業施設、庁舎などの屋内空間をデータ化し、建物が変わっても一つのアプリで案内することを目指す屋内空間データ基盤です。独自のVPS(Visual Positioning System)技術により、専用の設備や工事を必要とせず、スマートフォンのカメラで屋内でも現在地を把握します。
屋内ナビゲーションとしては、利用者に合わせて、視覚に障害のある方には音声と振動で、車いすを利用する方には段差を避けるルートで、訪日外国人には6か国語で、目的地まで案内します。設備の設置が不要なため導入や更新の負担が小さく、複数の施設をまたいだ広域での展開にも対応します。

迷う時間を減らして、もっと動きやすく。その先の体験を、もっと楽しめる空間にしていくことを、IndoorFlowは目指しています。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/80967/44/80967-44-031bf032fd629cb92d1c80f6c3bd3119-3900x1177.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]IndoorFlowを使う視覚に障害のある方と、アプリの画面イメージ
■ 実証を重ね、日本橋で社会実装へ(三井不動産とともに)
Ashiraseは、屋外の歩行ナビゲーションデバイス「あしらせ」の利用者から寄せられた「屋内でも迷わず歩きたい」という声をきっかけに、屋内ナビゲーションの開発を始めました。その後、東京都庁(東京都)、ニュウマン高輪、STATION WORK(東日本旅客鉄道株式会社)での実証や、広島市内での体験会を通じて、さまざまな空間で案内の精度や使い方を確かめ、実際に使えるようにする取り組みを重ねてきました。
日本橋エリアでは、三井不動産株式会社とともに、東京メトロ三越前駅地下道と、地下道に直結するCOREDO室町1・2・3、COREDO室町テラス、日本橋三井タワー(B1~2F)、YUITOの6施設をまたぐ屋内ナビゲーションの実装を行い、2026年10月1日から利用できるようになりました。目的地には、トイレ(男女別・バリアフリートイレ)、飲食店、駅改札、授乳室、コインロッカーなどを設定しています。駅の地下道から商業施設まで、建物や運営者の境目で案内を切り替えることなく、日本橋エリアを一つのアプリで歩けます。
三井不動産が目指す「誰もが迷わず安心して街歩きを楽しめるウォーカブルな街」に向け、目的地にたどり着くだけでなく、寄り道や新しい店との出会いといった回遊が生まれる街の案内を、ともに育てていきます。日本橋での取り組みの詳細は、三井不動産株式会社との共同リリース(2026年10月2日)をご覧ください。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/80967/44/80967-44-9946beffb78d8350984dbb18cd9c7c4a-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]目的地までのルートを表示したIndoorFlowのアプリ画面
■ ご利用いただける場所(2026年10月1日時点)
東京メトロ三越前駅地下道
COREDO室町1
COREDO室町2
COREDO室町3
COREDO室町テラス
日本橋三井タワー(B1~2F)
YUITO

実証を行ってきた場所

東京都庁(東京都):東京都庁第1、第2庁舎(1F,2F)
東京駅STATION WORK(東日本旅客鉄道株式会社):JR東京駅丸の内南口、地下南口、地下中央口からSTATION WORKブースまで
ニュウマン高輪:North2F
広島市内:広島駅北口1階 一部エリア

ご利用いただける場所は、施設や自治体とともに順次広げていきます。最新の情報は、IndoorFlowプロダクトサイト(https://indoorflow.ashirase.com/)でご確認ください。
■ ご利用方法
App Storeで「IndoorFlow」を検索、またはご利用いただける場所に設置した案内サインやQRコードからアプリを入手できます。利用は無料です。
アプリを起動してスマートフォンのカメラを周囲にかざすと現在地が表示され、目的地を選ぶと、画面上の矢印と音声・振動で案内が始まります。途中で経路を外れた場合も、現在地から経路を組み直します。
対応言語:日本語、英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、マレー語
使い方の詳細は、ユーザーガイド(https://indoorflow.ashirase.com/userguide)をご覧ください。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/80967/44/80967-44-587694550e92fd57c4ff6b8df2d5928e-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]IndoorFlowを使って商業施設内を歩く視覚に障害のある方
■ 導入をご検討の施設・自治体の方へ
IndoorFlowは、ビーコンやWi-Fiなどの設備設置や工事を必要とせず、施設の空間をスキャンしてデータ化することで導入できます。導入はご相談、空間のスキャン、目的地と経路の設定、公開の4段階で進み、運用開始後の目的地の追加や経路の変更はデータの更新で行えます。導入後は、施設のご担当者向けの専用窓口(平日10~18時)で、動作の不具合やマップ更新のご依頼を受け付けます。
東京都が実施するスタートアップ支援事業「ファーストカスタマー・アライアンス」の認定事例カタログに掲載されており、都内の自治体は随意契約で調達できます。
導入のご相談は、IndoorFlowプロダクトサイトの導入相談フォーム(https://form.run/@indoorflow-inquiry)からお問い合わせください。
■ 今後の展開|屋内でも、誰もが迷わず歩ける街へ
屋内の空間も屋外と同じようにつながり、建物の境目を意識せずに誰もが目的地までたどり着ける。IndoorFlowはそんな社会を目指しています。迷う不安が減れば、寄り道をしたり、初めての場所へ出かけたりする機会も増えていきます。歩くことへのハードルを下げ、街での過ごし方そのものを豊かにしていくこと。それが屋内の移動を整える先にある価値だと考えています。
日本橋はその第一歩です。ここを起点に、首都圏をはじめ全国の駅や地下街、公共施設とともに、ご利用いただける場所を広げていきます。整えた空間データを案内だけでなく施設の運営や改善にも活かしていくことを目指します。
■ 代表コメント|株式会社Ashirase 代表取締役CEO 千野 歩
行けることと、安心して行けることは別です。私たちは、視覚に障害のある方々と一緒に歩きながら、その違いを教わってきました。屋内でも迷わず歩けるようにしたいという思いから始めた取り組みが、実証を重ねて、日本橋で初めて本格的な実装に至りました。建物が変わっても、一つのアプリで歩けるようにする。その最初の一歩を三井不動産の皆さまとともに踏み出せたことは、街の側から歩きやすさを整えていくうえで、大きな意味があると考えています。迷わずたどり着いた先で、寄り道や出会いが生まれる。そんな時間を、施設や地域の皆さまとともに増やしていきます。
■ 株式会社Ashiraseについて
歩くの先へ。ともに。
「人の豊かさを"歩く"で創る」をミッションに掲げる、Honda発のスタートアップです。Ashiraseが大切にしているのは、歩くことだけではなく、その先にある体験です。移動への不安や負荷を減らし、景色を見る、寄り道をする、発見する、誰かに会うといった体験を、歩くことから広げていきます。それを一人ひとりの力だけに委ねず、人と空間、その両方から支えるために、人に直接届く歩行ナビゲーションデバイス「あしらせ」と、空間そのものを整える屋内空間データ基盤「IndoorFlow」を開発・提供しています。地域や施設、企業など、さまざまな人たちとともに、歩くことからその先にある体験までを、社会全体で支えていきます。

展開サービス
・あしらせ(歩行ナビゲーションデバイス)
 靴に装着したデバイスとスマートフォンアプリを連携し、足元への振動で進行方向や曲がるタイミングを伝えます。耳を塞がず、白杖の操作も妨げないため、聴覚と手を安全確認に使い続けられます。視覚に障害のある方々とともに開発し、単独での歩行を支えています。

・IndoorFlow(屋内空間データ基盤)
 スマートフォンのカメラで現在地を把握するVPS技術により、専用設備の設置・工事なしで屋内空間をデータ化します。施設や自治体とともに空間データを整えることで、目的地までの案内にとどまらず、人流の把握や施設の運営にも活かせます。
詳しくは、以下をご覧ください。
株式会社Ashirase公式サイト https://www.ashirase.com/
IndoorFlowプロダクトサイト https://indoorflow.ashirase.com/
■ お問い合わせ
本件に関するお問い合わせ先
株式会社Ashirase 広報担当 E-mail:pr@ashirase.com
屋内空間データ基盤「IndoorFlow」に関するお問い合わせ:https://form.run/@indoorflow-inquiry

※出典:塩津弥佳ほか「生活時間調査による屋内滞在時間量と活動量」日本建築学会計画系論文集 第511号(1998年)。日本人3,572名を対象とした調査で、屋内滞在時間の割合は平日90%・休日88%。

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記事提供元:タビリス