別府市とイノカ、地域の自然をテーマに5歳児の才能を発見する 「才能発見プログラム」を全公立幼稚園で実施

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自然体験を通じて子ども達の多様な才能を発見するための「5レンズ」メソッドで個性を可視化し、幼小連携の新たな教育モデルの構築を目指す

株式会社イノカ(本社:東京都文京区、代表取締役CEO:高倉葉太、以下「イノカ」)と大分県別府市(市長:長野恭紘、以下「別府市」)は、別府市内の全公立幼稚園の5歳児(約250名)を対象に、自然体験を通じて子どもの多様な個性を“才能”として発掘・可視化する「才能発見プログラム」を2026年5月より始動いたします。
本事業は、就学前の子どもたちが持つ多様な個性を独自の視点で可視化し、小学校へと確実に繋いでいくことで、地域全体でその成長を支え続ける「才能発見インフラ」の構築を目指します。自治体が主体となり全園規模で実施するこの取り組みは、全国初となる先駆的なモデルケースです。(2026年5月 イノカ調べ)
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/47217/84/47217-84-a31858d7b31fbb5203590bf591eac21c-1477x1108.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]別府市 表敬訪問(左:別府市 長野恭紘市長、右:イノカ 高倉葉太)
■ 背景:子ども達の「強み」が活躍する社会へ
現在、3歳児健診から小学校入学までの数年間は、公的な発達確認の機会が乏しく、5歳児健診の実施率もわずか14.1%(※1)に留まるなど、子どもの個性を深く捉える機会が不足しています。
また、既存の公的支援の多くは「課題の克服」を主眼としており、一人ひとりの強みを早期に発見し、ポジティブに伸ばしていく「発見型」のメニューはほとんど存在しません。
イノカは、自然という「正解のない問い」に対し、遊びながら最適解を模索する教育プログラム「環境エデュテインメント」を全国で展開してきました。本事業は、この支援の空白地帯である5歳児を対象に、自然体験を通じて一人ひとりの特性を「才能」として定義・可視化する、日本初の自治体全園実施モデルです。
(※1)2023年度 こども家庭庁調査
■ プログラムコンセプト:自然を軸に「個別の才能」を映し出す5つのレンズ
イノカは、研究者、エンジニア、クリエイター、ビジネスパーソンなど、多様な専門性を持ちながら「自然」を愛するプロフェッショナル集団です。私たちは、自然という正解のない対象に向き合う子どもたちの多種多様な反応を、未来を切り拓く5つの才能の芽(5レンズ)として体系化しております。
サイエンス: 観察と問いの生成
単に「見る」だけでなく、対象に深く入り込み、「なぜ?」を突き詰める姿です。
エンジニア: 構造の理解と改善
物事の仕組みや、どうすれば上手くいくかという「ロジック」に興味を持つ姿です。
クリエイター: 独自の感性と自己表現
自分だけの世界観を持ち、それを形にすることに喜びを感じる姿です。
ビジネス: 価値創造と共栄
自分だけでなく「みんな(自然も含む)」にとって良い状態や、仕組みの繋がりを捉える姿です。
コミュニケーター: 伝える情熱
自分の発見や感動を、誰かに教えたい、共有したいという強いエネルギーを持つ姿です。
本プログラムにおいて、大人の役割は「正解を教えること」ではありません。専門スタッフが、子どもが何に夢中になり、どのレンズで世界を捉えたかを丁寧に観察・翻訳することに徹します。
これにより、本人や周囲も気づいていなかった、その子だけの才能を可視化します。
■ プログラム内容と「個性を引き継ぐ」仕組み
本プログラムは、イノカの自然体験ノウハウに加え、多様な才能を持つ子どもたちの教育・自立支援の専門家である遠矢 勇輝 氏(Michibikiゼミ代表)が全体監修を務めます。
1. 別府の「海」と「温泉」を舞台にした全5回の探究型プログラム
単なる自然体験に留まらず、イノカ独自の「5レンズ」の視点を遊びの中に組み込み、子どもたちが自分自身の「得意」や「興味」に気づく機会を提供します。

海(磯)のフィールド体験(5月19日~6月5日):
地域のビーチで、魔法のレンズ(顕微鏡)を用いて肉眼では見えない微生物の世界を観察する等様々な活動を体験します。科学的な好奇心や、微細な変化に気づく感性を刺激します。
温泉のフィールド体験(9月1日~9月18日):
別府特有の温泉生態系や、お湯の熱を利用した人々の営みを学習。自然の力を社会に活かす仕組みに触れ、多角的な視点を養います。
振り返り・表現(11月):
体験したことを自分なりの「レンズ」で表現し、専門家からのフィードバックを受けることで、自分の個性を肯定し、自信を深めます。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/47217/84/47217-84-8e94f79ac639f1e0cb67bafad99e1b6e-1477x1108.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]海(磯)のフィールド体験の会場:田ノ浦ビーチ

2. 才能のカルテ「気づきノート」
プログラム期間中、専門スタッフが子ども一人ひとりの活動を詳細に観察し、その記録を「気づきノート」としてまとめます。
夢中度の可視化:
イノカ独自の指標「SICS(安心度・夢中度)」に基づき、子どもがどの瞬間に最も目を輝かせ、何に没頭していたかを客観的に評価します。
5レンズによる特性分析:
「生き物が好き=研究者」という枠に捉われず、その子の行動がどのレンズ(才能の種)に近いかを分析。例えば、道具を工夫して使う子は「エンジニア」、色の美しさにこだわる子は「クリエイター」といった、多様な個性をポジティブな言葉で定義します。
小学校への「ポジティブな引継ぎ」:
作成された「気づきノート」は保護者に贈られるとともに、小学校就学時の支援資料として活用されます。幼児期に見つかった才能の芽を、教育の現場が切れ目なく引き継ぐことで、その子らしい成長を地域全体で支える伴走方の教育インフラとなります。
■ 関係者コメント
大分県別府市 長野 恭紘市長
別府市のみならず、集団生活での適応等で生きづらさを感じつつ、芸術・スポーツ等で才能を開花させている子どもがたくさんいます。
これらの才能を就学前の早期段階で発見し、就学後の成長段階に応じた適切な支援のあり方を見出すことで、その子の才能を最大限に引き出すことを目的として、この才能発見プログラム事業を実施することといたしました。
継続的な支援につながる情報を整理し、幼稚園から小学校へ引き継ぐことで、小学校においても一人ひとりの「好き」や「得意」を伸ばす効果的な支援を継続してまいります。

株式会社イノカ 代表取締役CEO 高倉葉太
イノカは、自然を単なる観察対象ではなく、サイエンスやビジネス、アートなど多様な才能を開花させるための舞台と捉えています。今回、別府市の全5歳児に対して、我々の『5レンズ』メソッドを提供できることを大変嬉しく思います。子どもたちの目が輝いた瞬間を逃さず可視化し、日本中の子どもたちが『好き!』を武器に成長できる社会のモデルを、別府から共に創り上げていきたいと考えています。

■ 今後の展望:別府から、日本中の「才能」の定義を書き換える
今、日本中の自治体や教育現場が、子どもたちの「個性」をどう守り、どう伸ばすべきかという大きな問いに直面しています。特に、既存の評価軸では捉えきれない特性を持つ子どもたちの「輝き」が、誰にも気づかれぬまま埋もれてしまうことは、社会全体にとっての大きな損失です。
イノカは、自然という「正解のない問い」を通じれば、どんな子どもの中にも、未来を切り拓く独自の才能が眠っていると確信しています。
今回、別府の海と温泉から始まったこの「才能発見プログラム」を、日本の新たな教育として浸透させたいと考えております。
「自然を翻訳する」ことで、子どもたちの夢中を価値に変える。
イノカは別府市を起点に、日本中の子どもたちが自分の特性を「武器」として誇れる社会の実現に向け、このモデルを全国へ展開してまいります。
【自治体関係者様向け:オンラインセミナーのご案内】
本プロジェクトの始動にあわせ、自治体の教育・福祉担当者様を対象とした特別セミナーを開催いたします。
テーマ:
「地域一体型・子どもの才能発見インフラの構築」
登壇者:
株式会社イノカ 代表取締役CEO 高倉 葉太
Michibikiゼミ代表 遠矢 勇輝 氏
内容:別府市での事例紹介、地域の自然をテーマにしたプログラムの詳細について
日時:2026年6月25日 14:00~15:00
申し込みURL:https://forms.gle/6RLQBTDjuAupcV497

【株式会社イノカについて】
2019年創業の自然環境の総合的プロフェッショナル集団です。サンゴやマングローブ、海藻などの海洋生物から、ゲンゴロウやメダカなどの淡水生物まで、水圏の生態専門家を中心に、大学教授をはじめとする自然科学の研究者、そして環境ビジネスの専門家が在籍しています。
「人類の選択肢を増やし、人も自然も栄える世界をつくる。」というミッションを掲げ、産官学と連携し、共に持続可能な豊かな地球を目指し、自然関連の新規事業創出を行っています。
URL: https://corp.innoqua.jp/

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記事提供元:タビリス