【マンダリン オリエンタル】サステナビリティを経営の根幹に据え、ラグジュアリーホスピタリティの新たなあり方を提唱する、新たな経営指針「MO.RE(モア)」を発表

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世界各地でラグジュアリークラスのホテル、リゾート、レジデンスを展開するマンダリン オリエンタルはこのたび、サステナビリティをグループ全体の事業展開や経営方針の根幹に据えつつ、卓越したゲスト体験の創出につなげることを目的とした、新たな行動指針のプラットフォーム、「MO.RE(モア~英語のMOREという言葉に、マンダリン オリエンタルの略称であるMOを組み込んだ造語)」を発表いたしました。「MO.RE」は、グループ全体のサステナビリティに関する方針や目標、具体的な取り組みを体系化したもので、「レジリエンス(強靭性)」、「リコネクション(つながりの再構築)」、「リジェネレーション(再生)」という3本の柱を軸に、従来の常識に捕らわれず、ラグジュアリーホスピタリティの新たな在り方を提唱するものです。

マンダリン オリエンタルは15年前に設定した2030年までのサステナビリティ関連の目標達成に向け、環境保全や地域社会への貢献といった分野で着実な成果を上げてまいりました。具体的には、ホテルでのガスや燃料の使用から生じる直接排出(スコープ1)と、購入した電力などの使用から生じる間接排出(スコープ2)を合計した、床面積当たりの温室効果ガス排出量をこれまでに2012年比で33%削減しております。また、従業員によるボランティア活動の累計時間は8万時間を超えました。

「MO.RE」は、当ホテルグループのサステナビリティへの取り組みを新たな段階へと推し進めるものです。漸進的かつ法令遵守(コンプライアンス)主導型の取り組みの枠を超え、事業やホテルが所在する地域のレジリエンスを高め、人々と自然や文化とのつながりを再構築し、地域社会や生態系に対し、継続的にプラスの影響をもたらすことを目指しております。「レジリエンス(Resilience/強靭性)」、「リコネクション(Reconnection/つながりの再構築)」、「リジェネレーション(Regeneration/再生)」という3つの柱を、投資、開発、設計から運営、ゲスト体験に至るまで、ホテルのライフサイクル全体にわたるあらゆる意思決定の指針として使用してまいります。

「MO.RE」を構成する3つの柱
- MO.レジリエンス(MO.REsilience/強靭性):気候変動に強いホテルと地域づくりを目指し、各ホテルが所在する地域の気候変動リスクの評価、2050年までの温室効果ガス排出量ネットゼロ達成に向けた計画の策定、取引先やサプライチェーンなどで発生する間接的な温室効果ガス排出量(スコープ3)の可視化を推進します。
- MO.リコネクション(MO.REconnection/つながりの再構築):ホテルが所在する地域の自然、文化、そしてその土地ならではの魅力に根ざしたファミリー、食、ウェルネスのプログラムを通じて、ゲストやスタッフが実際に体験し、楽しみ、心に刻むことのできるものとして、「サステナブル(持続可能な)ラグジュアリー」のコンセプトを再定義します。
- MO.リジェネレーション(MO.REgeneration/再生):ホテルが所在する地域への投資を行うことで、高級なホスピタリティ活動を可能とする生態系や地域社会、人々の技能、地域に受け継がれる文化や伝統を育み、環境や社会への負荷を軽減するだけでなく、地域の持続的な繁栄に貢献いたします。


「MO.RE」の主な取り組みと目標
「MO.RE」では、ホテルグループ全体での取り組みと、ホテルが所在する地域の特性に合わせたプログラムを通じて、その理念を具体的な行動へとつなげてまいります。主な取り組みは以下の通りです。

■ MO.レジリエンス(MO.REsilience/強靭性)
- 各ホテルの気候変動リスク評価:各ホテルが所在する地域の気候変動リスクを評価し、優先的に取り組むべき適応策を明確にするとともに、その結果をホテルの開発・設計から運営に至るまでの意思決定プロセスに活用します。
- 2050年までのネットゼロ達成に向けた脱炭素化計画:エネルギー利用方法の見直しや建物・設備の改善を通じ、2050年までに温室効果ガス排出量ネットゼロ達成を目指します。
- 「スコープ3」排出量の可視化:取引先やホテルのオーナー、開発パートナーと連携し、商品・サービスの仕入れ、建設、廃棄物、輸送など、バリューチェーン経由で発生する間接的な温室効果ガス排出量の的確な把握と、長期的な削減に取り組みます。


■ MO.リコネクション(MO.REconnection/つながりの再構築)
- 生物多様性を学ぶ「バイオダイバーシティ・キッズクラブ」:子どもたちが遊びや科学的な学びを通じて自然や生態系への理解を深め、その大切さを学べるプログラムを展開します。2030年までに、新規開業するリゾートの75%での実施を目指します。
- 年に一度の「MOファミリーデー」:従業員とその家族が、ホテル周辺の自然や生態系に触れながら、共に学び、体験を分かち合う機会を創出します。2028年までに、全ホテルで毎年開催することを目標としています。
- 食とウェルネスの没入型体験プログラム:地元の旬の食材を生かした食体験や、自然の中での運動やリラクゼーションを通じて、ゲストが滞在先の地域ならではの魅力をより深く体感できるプログラムをご提供します。2030年までに、全ホテルで少なくとも1つの自然体験プログラムを導入する予定です。


■ MO.リジェネレーション(MO.REgeneration/再生)
- 生物多様性の保全:優先的に保護されるべき陸域や淡水域、海洋の生息環境の保全・再生に取り組みます。具体的にはグループ全体として2030年までに、世界各地で計100平方キロメートルに及ぶ自然環境の保護および再生に貢献し、地域社会を支え、ゲストの滞在体験を豊かにするとともに、その土地ならではの魅力を守ることを目指します。
- 職業訓練:ホスピタリティ分野における職業訓練や就業体験、奨学金などを通じて、若者の実践的な技能の習得とキャリア形成を支援します。2030年までに、計1,000人の若者にこのような機会を提供することを目標としています。
- 芸術・工芸の支援:地域のアーティストや職人との協働、作品制作の依頼、文化体験などを通じて、伝統技術の継承や創作活動を支援します。2030年までに、50人以上のアーティストや職人への支援を行う予定です。
- セレブリティ・ファンズチャリティープログラム:マンダリン オリエンタルを愛用する世界的な著名人が参加する広告キャンペーン「セレブリティ・ファンズ」のコミュニティを通じて、アンバサダーとしての役割を果たす著名人や、活動に賛同するパートナー、支援者と連携し、地域社会に貢献する慈善活動の認知向上や参加促進、支援の拡大に取り組みます。


「MO.RE」のロゴ
「MO.RE」のロゴは、理念の基盤となっている3本の柱を表現するとともに、マンダリン オリエンタルが受け継いできたアジアの伝統や文化の要素を取り入れています。デザイン自体は、古代中国の「五行思想(ごぎょうしそう)」から着想を得ています。五行思想とは、自然界を構成する「木」「火」「土」「金」「水」の5つの要素が互いに影響し合い、絶えず変化することで調和が保たれるという考え方です。この思想に基づき、ロゴには、バランスや相互のつながり、絶え間ない変化によって持続的な調和が生まれるという世界観が込められています。

またロゴは、「サステナビリティ」を一つひとつの行動が次の変化を生み出す、絶えず進化する仕組みとして解釈し、表現しています。途切れることなくつながるロゴの形状は、「レジリエンス(強靭性)」、「リコネクション(つながりの再構築)」、「リジェネレーション(再生)」の相互関係を表現し、中央の円形のシンボルは、漸進的な進化に留まらず、現在のラグジュアリーホスピタリティに求められる抜本的な変革へと舵切る姿勢を表しています。

「マンダリン オリエンタルは、長年にわたり、先駆者としての精神を原動力に、ラグジュアリーホスピタリティにおけるサステナビリティの推進に取り組んでまいりました。『MO.RE』は、その取り組みを大きく前進させる重要な一歩です。サステナビリティを事業の周辺的な取り組みから経営の中核に据えながら、事業の強靭性を高め、事業運営の質を向上させるとともに、ゲストに感動をもたらし、ホテル毎の個性を形づくる地域の魅力や価値の保持に取り組んでまいります。今後、グループが成長を続ける中で、『MO.RE』は、私たちが目指す事業のあり方、そして未来に残していきたいレガシーを形づくる指針となります。」(マンダリン オリエンタルのグループ最高経営責任者(CEO)、ローラン・クライトマンのコメント)

「ラグジュアリーホスピタリティが次に目指すべきは、その影響力をより明確な目的のために活用することです。『MO.RE』を通じて、ゲストがますます重視する、その土地ならではの魅力や地域とのより深いつながり、そして地域の未来に貢献するホスピタリティといった価値観に沿って、運営意思決定を行ってまいります。私たちは、サステナビリティを事業の優先課題として位置づけ、パートナー企業と共にその実現に取り組むとともに、ゲストにとっても喜びを感じられる豊かな体験へとつなげていくことを目指しているのです。」(マンダリン オリエンタルのチーフ・オブ・スタッフ兼グループ・サステナビリティ・ディレクター、カンデ・カマラのコメント)

「MO.RE」の取り組みの詳細については、公式レポート「MO.RE Report」(英語表記)をご参照ください。


マンダリン オリエンタル ホテル グループについて
マンダリン オリエンタルは、世界各地で最上級クラスのホテル、リゾート、レジデンスを所有・運営しており、これまでに権威ある賞を数多く頂戴しております。全ての施設が、香港とバンコクの2カ所で誕生した当グループを特徴づけるアジアの遺産を受け継ぎつつ、立地するロケーションの魅力を最大限に体現化しており、各ホテル独自のファン(地元職人によって丹念に作られた扇子)がその象徴となっています。世界中どの場所においても、常に卓越性を追求する情熱を元に、平凡を非凡に、ゲストをファンへと変える、充実した体験を、「伝説的」と称されるサービスを通じてご提供することを使命として掲げています。現在、30の国と地域において、計47軒のホテル、16のレジデンス施設、43の「エクセプショナル・ホームズ」を展開しており、多数の新規開発プロジェクトも推進しております。マンダリン オリエンタルは、長期的な視点での持続可能な成長を達成しつつ、ラグジュアリーホスピタリティ業界における革新的リーダーとしての地位を高め続けています。当グループについてのより詳細な情報は当社のSNSチャンネルおよびウェブサイトをご参照ください。報道関係者様向けのサイトはこちらとなっております。

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記事提供元:タビリス