『Inductive Reasoning and Bounded Rationality』W・ブライアン・アーサー (W. Brian Arthur)著 論文読書会開催のお知らせ
2026/10/11 15:02 PR TIMES
クラリベイト引用栄誉賞に選ばれた複雑系経済学の先駆者の代表論文を原典で読む――人々の予測が市場そのものを変えるとき何が起きるのかから、相場の読み方と経営判断の要諦を考える
AIマネー大学株式会社(本社:東京都練馬区、以下「当社」)は、クラリベイト引用栄誉賞に選出され、2026年ノーベル経済学賞の候補として注目されるサンタフェ研究所(Santa Fe Institute)のW・ブライアン・アーサー(W. Brian Arthur)外部教授の論文「Inductive Reasoning and Bounded Rationality(帰納的推論と限定合理性)」(『American Economic Review』1994年)をテーマとした論文読書会を開催いたします。なお、本読書会の講師は、弊社のコンサルタント兼学長を務める山中裕が担当いたします。
本論文は、経済学が長く前提としてきた「完全に論理的な演繹的推論を行う人間」という仮定に代えて、現実の人間がどのように判断しているのかを問い直したものです。アーサー教授は、問題が複雑で定義もあいまいな状況では、人は複数の仮説や単純な「心のモデル」を頭に置き、もっとも当たっている仮説に基づいて行動し、外れ続けた仮説を捨てて新しいものに置き換えるという帰納的な推論を行っていると論じます。そして、米国ニューメキシコ州サンタフェの実在のバー「El Farol」を題材に、100人が毎週バーへ行くかどうかを決める単純なモデルで、この考え方を具体的に示しました。
本論文の特徴は、「全員が同じ予測をすれば、その予測は必ず外れる」という構造を鋭く取り出した点にあります。全員が「今週は空いている」と考えて出掛ければバーは混み、全員が「混む」と考えて家にいればバーは空く。他人の予測が自分の結果を左右する状況では、唯一の合理的な予測は原理的に存在しません。シミュレーションでは、参加者が異なる予測方法を使い分け、成績のよいものを選び直すうちに、個々の予測は入れ替わり続けても全体の来店者数は収容人数の近辺に落ち着きます。異質な主体の学習から秩序が自己組織化されるというこの見方は、株式市場で参加者の予想が価格を動かし、価格が予想を変える循環を理解する手がかりになります。
本読書会では、人間の判断は本当に「合理的」なのか、他人の予測に依存する状況で予測はどこまで可能なのか、異なる予測方法を使う多数の主体からなぜ安定したパターンが生まれるのか、そして株式市場の相場観や需給予測、競合の動きを読む経営判断に、この「仮説を持ち、検証し、入れ替える」姿勢をどう活かすかを主な論点として議論を行います。行動経済学、複雑系経済学、市場の価格形成、投資判断の方法論、経営戦略に関心のある方にとって、有益な学びと対話の場となることを目指しています。
取り上げる研究者の業績とクラリベイト引用栄誉賞における位置づけは、解説記事『W・ブライアン・アーサー(W. Brian Arthur)とは何を変えた経済学者か――収穫逓増と経路依存が市場を決める』(https://note.com/syousuukabu_koho/n/nf30db978db22)で詳しく紹介しています。あわせてご覧ください。
なお、本論文はJSTOR(英語原文、https://www.jstor.org/stable/2117868)から入手できるほか、著者の公式ページ(https://sites.santafe.edu/~wbarthur/Papers/El_Farol.pdf)でPDFが無料で公開されています。事前にお読みいただいたうえでのご参加を推奨いたしますが、当日は山中裕が論文の要旨を日本語で解説いたしますので、未読の方もご参加いただけます。
論文URL:https://www.jstor.org/stable/2117868
■論文情報
著者:W・ブライアン・アーサー(W. Brian Arthur)
題名:Inductive Reasoning and Bounded Rationality
掲載誌:American Economic Review, Vol. 84, No. 2(1994年5月号、Papers and Proceedings), pp. 406-411
論文URL:https://www.jstor.org/stable/2117868
■著者プロフィール
W・ブライアン・アーサー(W. Brian Arthur)氏
サンタフェ研究所(Santa Fe Institute)外部教授、SRIインターナショナル客員研究員。カリフォルニア大学バークレー校でオペレーションズ・リサーチの博士号を取得し、1983年から1996年までスタンフォード大学でモリソン記念経済学・人口学教授を務めました。1988年にはサンタフェ研究所で最初の経済学研究プログラムを指揮し、複雑系経済学(Complexity Economics)の発展を主導しました。収穫逓増と経路依存の研究で知られ、1990年にシュンペーター賞、2008年に初代ラグランジュ複雑性科学賞を受賞し、計量経済学会(Econometric Society)のフェローにも選ばれています。2019年、収穫逓増やネットワーク効果が経済システムにもたらす帰結の研究によりクラリベイト引用栄誉賞に選出され、2026年ノーベル経済学賞の候補として注目されています。
■開催概要
テーマ:『Inductive Reasoning and Bounded Rationality』(著:W・ブライアン・アーサー(W. Brian Arthur))論文読書会
シリーズ:2026年ノーベル経済学賞候補 論文読書会 クラリベイト引用栄誉賞編 第13回
講師:山中裕(AIマネー大学株式会社 コンサルタント兼学長)
開催日:2026年10月12日(12時開始ノーベル経済学賞発表まで)
開催形式:Zoomオンラインウェビナー開催
参加費:無料(事前登録制)
対象者:投資家、経営者、経営企画・マーケティング・需要予測のご担当者、金融機関のアナリストやトレーダー、行動経済学や複雑系科学に関心のある方、経済学や経営学を学ぶ学生・大学院生
申込方法:aimoneyuniversity@aimu.info 宛てに、件名へ「『Inductive Reasoning and Bounded Rationality』論文読書会参加希望」と明記してお申し込みください。
主催:AIマネー大学株式会社
■講師プロフィール
山中 裕(やまなか・ゆたか)
1976年東京都文京区生まれ、練馬区育ちの日本を代表する投資家。ADHDや難読症に苦しみながらも、独自の学習法を開発し、東京大学経済学部を総代で卒業後、コロンビア大学大学院(金融工学)修士号取得、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)に留学。
保谷硝子(現HOYA株式会社)創業者のひとり、山中茂の孫。世界的にも「テクノロジーのわかるアクティビスト」と評される一方、地道な銘柄研究により、2010年代初頭にNVIDIAに着目したほか、ブロードコムや、TSMC、モンスター・ビバレッジ、ノボノルディスクなどの銘柄を早期に発掘して、投資を実行し、極めて高いリターンをあげることに成功した。
日本国内では、株主提案実務を牽引し、2010年、HOYAに創業家株主として15議案の株主提案を提出。役員報酬の個別開示(45パーセント強の賛成)、社外取締役のみの経営会議設置、株主提案説明文字数の拡大(4,000字)など、ガバナンス改革を求める内容で、ISS・Glass Lewis・日本プロクシー・ガバナンス研究所の3社すべてから、複数の議案で、賛成推奨を受け、2011年にはハーバード大学法科大学院で講演し、その後も、みずほFG・MUFG・りそなHDなどでも40%台の支持を集める株主提案を実施した。
株主補助参加人として参画したハイアス・アンド・カンパニー(現くふう住まいコンサルティング)損害賠償請求事件で、2025年勝訴判決を得るなど、少数株主の権利行使でも実績を重ねる。現在、徳島県美馬市の株式会社河野メリクロンの筆頭株主としてスマート農業に注力。コーカサス地方のジョージア(トビリシ)では農業・病院・学校経営を展開し、代理出産などを含む医療サービスも手がけている。
投資ブラザーズ合同会社共同代表社員、少数株ドットコム株式会社共同創業者兼会長。世界の上場企業1,000社超、非上場企業200社超の株主。座右の銘は故・柴田保光投手の「チャンピオンに立ち向かって勝つことがプロの目標のひとつ」。30年来の日本ハムファイターズファンでもある。
■本読書会の関連資料
W・ブライアン・アーサー(W. Brian Arthur)とは何を変えた経済学者か――収穫逓増と経路依存が市場を決める
2026年ノーベル経済学賞 予想 クラリベイト引用栄誉賞(少数株ドットコム株式会社広報部 note マガジン)
・論文(American Economic Review):https://www.jstor.org/stable/2117868
・W. Brian Arthur 公式プロフィール(サンタフェ研究所):https://sites.santafe.edu/~wbarthur/
・クラリベイト引用栄誉賞 公式サイト(Clarivate Citation Laureates):https://clarivate.com/citation-laureates/
・ノーベル経済学賞 公式サイト(The Nobel Prize):https://www.nobelprize.org/prizes/economic-sciences/
【関連リンク】
男女産み分けドットコム:https://danjo-umiwake.com
CapitalJusticeLab:https://capital-justice-lab.com/
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【弊社代表 共著】
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【本件に関するお問い合わせ先】
AIマネー大学株式会社
担当部署:広報担当窓口 aimoneyuniversity@aimu.info
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AIマネー大学株式会社(本社:東京都練馬区、以下「当社」)は、クラリベイト引用栄誉賞に選出され、2026年ノーベル経済学賞の候補として注目されるサンタフェ研究所(Santa Fe Institute)のW・ブライアン・アーサー(W. Brian Arthur)外部教授の論文「Inductive Reasoning and Bounded Rationality(帰納的推論と限定合理性)」(『American Economic Review』1994年)をテーマとした論文読書会を開催いたします。なお、本読書会の講師は、弊社のコンサルタント兼学長を務める山中裕が担当いたします。
本論文は、経済学が長く前提としてきた「完全に論理的な演繹的推論を行う人間」という仮定に代えて、現実の人間がどのように判断しているのかを問い直したものです。アーサー教授は、問題が複雑で定義もあいまいな状況では、人は複数の仮説や単純な「心のモデル」を頭に置き、もっとも当たっている仮説に基づいて行動し、外れ続けた仮説を捨てて新しいものに置き換えるという帰納的な推論を行っていると論じます。そして、米国ニューメキシコ州サンタフェの実在のバー「El Farol」を題材に、100人が毎週バーへ行くかどうかを決める単純なモデルで、この考え方を具体的に示しました。
本論文の特徴は、「全員が同じ予測をすれば、その予測は必ず外れる」という構造を鋭く取り出した点にあります。全員が「今週は空いている」と考えて出掛ければバーは混み、全員が「混む」と考えて家にいればバーは空く。他人の予測が自分の結果を左右する状況では、唯一の合理的な予測は原理的に存在しません。シミュレーションでは、参加者が異なる予測方法を使い分け、成績のよいものを選び直すうちに、個々の予測は入れ替わり続けても全体の来店者数は収容人数の近辺に落ち着きます。異質な主体の学習から秩序が自己組織化されるというこの見方は、株式市場で参加者の予想が価格を動かし、価格が予想を変える循環を理解する手がかりになります。
本読書会では、人間の判断は本当に「合理的」なのか、他人の予測に依存する状況で予測はどこまで可能なのか、異なる予測方法を使う多数の主体からなぜ安定したパターンが生まれるのか、そして株式市場の相場観や需給予測、競合の動きを読む経営判断に、この「仮説を持ち、検証し、入れ替える」姿勢をどう活かすかを主な論点として議論を行います。行動経済学、複雑系経済学、市場の価格形成、投資判断の方法論、経営戦略に関心のある方にとって、有益な学びと対話の場となることを目指しています。
取り上げる研究者の業績とクラリベイト引用栄誉賞における位置づけは、解説記事『W・ブライアン・アーサー(W. Brian Arthur)とは何を変えた経済学者か――収穫逓増と経路依存が市場を決める』(https://note.com/syousuukabu_koho/n/nf30db978db22)で詳しく紹介しています。あわせてご覧ください。
なお、本論文はJSTOR(英語原文、https://www.jstor.org/stable/2117868)から入手できるほか、著者の公式ページ(https://sites.santafe.edu/~wbarthur/Papers/El_Farol.pdf)でPDFが無料で公開されています。事前にお読みいただいたうえでのご参加を推奨いたしますが、当日は山中裕が論文の要旨を日本語で解説いたしますので、未読の方もご参加いただけます。
論文URL:https://www.jstor.org/stable/2117868
■論文情報
著者:W・ブライアン・アーサー(W. Brian Arthur)
題名:Inductive Reasoning and Bounded Rationality
掲載誌:American Economic Review, Vol. 84, No. 2(1994年5月号、Papers and Proceedings), pp. 406-411
論文URL:https://www.jstor.org/stable/2117868
■著者プロフィール
W・ブライアン・アーサー(W. Brian Arthur)氏
サンタフェ研究所(Santa Fe Institute)外部教授、SRIインターナショナル客員研究員。カリフォルニア大学バークレー校でオペレーションズ・リサーチの博士号を取得し、1983年から1996年までスタンフォード大学でモリソン記念経済学・人口学教授を務めました。1988年にはサンタフェ研究所で最初の経済学研究プログラムを指揮し、複雑系経済学(Complexity Economics)の発展を主導しました。収穫逓増と経路依存の研究で知られ、1990年にシュンペーター賞、2008年に初代ラグランジュ複雑性科学賞を受賞し、計量経済学会(Econometric Society)のフェローにも選ばれています。2019年、収穫逓増やネットワーク効果が経済システムにもたらす帰結の研究によりクラリベイト引用栄誉賞に選出され、2026年ノーベル経済学賞の候補として注目されています。
■開催概要
テーマ:『Inductive Reasoning and Bounded Rationality』(著:W・ブライアン・アーサー(W. Brian Arthur))論文読書会
シリーズ:2026年ノーベル経済学賞候補 論文読書会 クラリベイト引用栄誉賞編 第13回
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開催日:2026年10月12日(12時開始ノーベル経済学賞発表まで)
開催形式:Zoomオンラインウェビナー開催
参加費:無料(事前登録制)
対象者:投資家、経営者、経営企画・マーケティング・需要予測のご担当者、金融機関のアナリストやトレーダー、行動経済学や複雑系科学に関心のある方、経済学や経営学を学ぶ学生・大学院生
申込方法:aimoneyuniversity@aimu.info 宛てに、件名へ「『Inductive Reasoning and Bounded Rationality』論文読書会参加希望」と明記してお申し込みください。
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■講師プロフィール
山中 裕(やまなか・ゆたか)
1976年東京都文京区生まれ、練馬区育ちの日本を代表する投資家。ADHDや難読症に苦しみながらも、独自の学習法を開発し、東京大学経済学部を総代で卒業後、コロンビア大学大学院(金融工学)修士号取得、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)に留学。
保谷硝子(現HOYA株式会社)創業者のひとり、山中茂の孫。世界的にも「テクノロジーのわかるアクティビスト」と評される一方、地道な銘柄研究により、2010年代初頭にNVIDIAに着目したほか、ブロードコムや、TSMC、モンスター・ビバレッジ、ノボノルディスクなどの銘柄を早期に発掘して、投資を実行し、極めて高いリターンをあげることに成功した。
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株主補助参加人として参画したハイアス・アンド・カンパニー(現くふう住まいコンサルティング)損害賠償請求事件で、2025年勝訴判決を得るなど、少数株主の権利行使でも実績を重ねる。現在、徳島県美馬市の株式会社河野メリクロンの筆頭株主としてスマート農業に注力。コーカサス地方のジョージア(トビリシ)では農業・病院・学校経営を展開し、代理出産などを含む医療サービスも手がけている。
投資ブラザーズ合同会社共同代表社員、少数株ドットコム株式会社共同創業者兼会長。世界の上場企業1,000社超、非上場企業200社超の株主。座右の銘は故・柴田保光投手の「チャンピオンに立ち向かって勝つことがプロの目標のひとつ」。30年来の日本ハムファイターズファンでもある。
■本読書会の関連資料
W・ブライアン・アーサー(W. Brian Arthur)とは何を変えた経済学者か――収穫逓増と経路依存が市場を決める
2026年ノーベル経済学賞 予想 クラリベイト引用栄誉賞(少数株ドットコム株式会社広報部 note マガジン)
・論文(American Economic Review):https://www.jstor.org/stable/2117868
・W. Brian Arthur 公式プロフィール(サンタフェ研究所):https://sites.santafe.edu/~wbarthur/
・クラリベイト引用栄誉賞 公式サイト(Clarivate Citation Laureates):https://clarivate.com/citation-laureates/
・ノーベル経済学賞 公式サイト(The Nobel Prize):https://www.nobelprize.org/prizes/economic-sciences/
【関連リンク】
男女産み分けドットコム:https://danjo-umiwake.com
CapitalJusticeLab:https://capital-justice-lab.com/
隈研吾氏設計 大規模複合プロジェクト「Silk Towers」(ジョージア・バトゥミ)の日本国内における販売代理店契約を締結ー 黒海沿岸最後の一等地に誕生する複合開発プロジェクト。世界的建築家 隈研吾氏とジョージア最大級のコングロマリットが手がける投資機会を、日本の投資家へ ー
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/183816/115/183816-115-be65c1d428aece0af3cda9e91284aecf-3900x2194.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
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【弊社代表 共著】
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記事提供元:タビリス









