【福井県坂井市】福井県立大学生、らっきょう活かし創作料理に挑む

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三里浜の特産「三年子らっきょう」→「ジンジャエール」「オイル漬け」「餃子」と多彩

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/81038/264/81038-264-c5c3c313e66eec8ae0a26443fa100c52-3900x2776.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]三里浜の特産「三年子らっきょう」を活かした創作料理を披露する福井県立大学生たち。右端は伊藤崇志教授。
「らっきょは個性がない分、むっちゃ味は奥深い」食べた経験なしの学生もハマる
 福井県坂井市と福井市にまたがる三里浜砂丘地の特産品「三年子(さんねんご)らっきょう」を素材に、新たな創作料理づくりに福井県立大学の男女6人が挑んでいる。5月の生産者との交流から始めて夏休み期間を通じて、これまで何度も試作を重ねて商品化できたのが、「らっきょうジンジャエール」、「らっきょうオイル」、「らっきょう入り餃子」の3品。ある程度味つけに「自信も出てきました」として、11月7、8日に坂井市三国町山岸の道の駅「ふれあいパーク三里浜」で開かれる第40回花らっきょ祭でお試し販売され、地元民らにも初披露となる。坂井市では「市販化までこぎつけるよう支援したい」と学生らの取り組み成果にエールを送っている。
11月7、8日 道の駅での「花らっきょ祭」で初披露・販売会
 開発に挑んでいるのは福井県立大学(福井県永平寺町)生物資源学部資源学科の2年生で、須藤未來さん(20)=岐阜県出身=、嵯峨愛彩さん(20)=福井県あわら市=、高橋輝さん(20)=同坂井市=、福井陽翔さん(20)=三重県出身=、北島未紗音さん(19)=福井県あわら市=、佐々木和椛さん=同=の6人。いずれも伊藤崇志教授の研究生。
 伊藤教授は、農産物や植物の成分分析が専門。最近の商品化では、タウリンやケルセチンなど野菜が持つ栄養分や健康機能が重視され、そのエビデンス(科学的裏付け)を表示し商品に付加価値を付ける例が主流となっており、伊藤教授は県内の地場野菜の新たな成分を見出し、付加価値や魅力を付ける研究開発に貢献している。
 三里浜の三年子らっきょうは長年、「花らっきょ」の銘柄で甘酢漬けが人気で産地発展してきた。しかし、ここ数年、高齢化や後継不足が深刻化し生産者が急激に減少、1998年に350人以上いた農家も、現在は5分の1以下の60人ほどに減った。このため坂井市は産地維持に力を注いでおり、三里浜特産農協、福井県坂井農業総合事務所と連携、らっきょうの新たな付加価値を見出そうと、伊藤研究室に昨年、成分分析を依頼した。初植えから、足掛け3年で栽培される「三年子らっきょう」は全国で唯一、ここ三里浜で育つもので、特に甘酢漬けの「花らっきょ」のサクサク食感は県外の1年掘りらっきょうでは出さない絶品ものと特産農協関係者もアピールする。伊藤教授は現時点で、らっきょうの新たな健康機能性を見つけるに至ってはいないが、研究ではアンチエイジング(老化対策)効果を期待している。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/81038/264/81038-264-0b0452f6a1a52528d3de8601bef4eb0d-1740x2700.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]坂井市三国町に住む高橋さんもらっっきょうや野菜を煮詰めた「ジンジャエール」がイチ押し
 6人で3品の創作料理、「かなりのクオリティーまで来た!」
 その一方で、伊藤教授は、学生に協力を求め、若い発想でらっきょうを使った料理にも着手。6人が2人チームずつに分かれ、3品の創作に取り組んだ。中には「今までにらっきょうを食べたことはなかった」という県外出身の学生もおり、創作はなかなかのチャレンジだった。らっきょうは、もともとヒガンバナ科ネギ属の植物で、玉ネギ、ニンニク、ニラ、ネギとも近い。特に三年子らっきょうは食べた時に口の中でサクサク感はあるものの、味自体に個性は薄く、甘酢漬けなどで味付けされた商品が主流。カレーの福神漬けのように「付け合わせ」として使われることも多い。学生たちも「タルタルやケチャップなど混ぜても、らっきょの味があんまりしないくて、味付けに困った」と苦労を語る。
 ジンジャエールは、愛媛にあったラッキョウコーラを参考に開発。ショウガや他の野菜とたっぷり煮詰めて、後味にらっきょうが来るように仕上げた。オイル漬けは、オリーブオイルに大葉やトウガラシ、ポークエキスなどを炒めながら瓶詰め、フランスパンに乗せていただくのがお勧め。餃子は見た目にインパクトはあるが、「豚肉とらっきょうだけでは肉々しさが残ったので、やはりキャベツを混ぜ、シャキシャキ感や塩漬けの香りが残るように工夫した」として、焼き餃子と水餃子の2種類を作ってみた。「指導というより、彼らの自由に作らせてみた」と話す伊藤教授は。「3品とも方向性はよく、あとはいかにクオリティ(質)を高めるかにまで来ていると思う。オイル漬けは夜の晩酌にぴったりでおとうさん世代に受けそう」とそれぞれの創作ぶりを評価している。
 11月7,8日の道の駅みくに「ふれあいパーク三里浜」の花らっきょ祭(午前9時開幕)では、「らっきょの創作料理」という特設ブースを設け販売、ジンジャエール、オイル漬け、焼き餃子を用意する。
 須藤さんら学生たちは「らっきょうは、あんまり特徴がないのが個性と言えば個性だけど、他の食材に負けてしまうところがあって、いろんな味付けしたり、炒めたり、15回ほどは試作するなど頑張った。ある面、隠し味のようだけど、ちゃんとらっきょうが主役になっていると思う」と販売会での反響を楽しみにしている。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/81038/264/81038-264-b4d3c3a9f01343aa6f04b8b92f038fb1-1909x2700.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]福井県立大学生の創作料理の販売会もある「花らっきょ祭」のPRチラシ

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記事提供元:タビリス