【産業能率大学プレスリリース】FIFAワールドカップ2026北中米大会に関するアンケート調査結果

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日本代表 活躍満足度1位:鈴木彩艶、知名度アップ1位:中村敬斗 森保監督8年間の採点平均は72.9点

 

産業能率大学スポーツマネジメント研究所(所長:中川直樹 情報マネジメント学部学部長)は、FIFAワールカップ2026北中米大会直後に、日本代表選手に関する認知度や活躍満足、森保監督の8年間の功績等に関する意識調査を、大会直前に実施した1万人アンケートの追跡調査として、全国の1,000人に対して実施しました。

 

1.日本代表選手に関する調査

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2.試合観戦に関する調査 (【】はグループリーグ番号)

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3.森保一監督の8年間を100点満点で採点 平均点72.9点 中央値80点 最頻値100点

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4.日本代表以外で印象に残った人物 ※回答者に1人5人まで自由記述で挙げてもらった名寄せ後の集計結果

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5.今大会の成否評価と主な理由

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1.日本代表選手に関する調査

日本代表選手に関する調査では、全26選手に対し、最初に「知っている選手」を選んでもらい、「認知率」(知名度)を算出しました。大会前にも同様の調査を行っているため、両者の差分(事後認知度-事前認知度)によって「知名度アップ」を数値化しました。次に、知っている選手を対象に「活躍に満足している選手」を回答数制限なしで選んでもらい、各選手の「活躍満足度」を「認知度」で割った「活躍満足率」を算出しました。特に満足度の高かった選手については投票理由も記述してもらいました。

 

1-1.知名度アップTOP5

知名度アップ第1位は、オランダ戦で今大会の日本チーム初ゴールを決めた中村敬斗選手でした。特に女性層での知名度アップが顕著で、回答者を女性に限定すると30.9ポイントの上昇を記録しました(事前9.0%→事後39.9%)。2位には次項の活躍満足率で1位を飾る鈴木彩艶選手が僅差で続きました。

4位の塩貝健人選手、5位の佐野海舟選手までの4人がワールドカップ初選出の選手であり、今大会によって一気に知名度を高めたといえます。塩貝選手はブラジルとの対戦前の発言が大きく報じられました。佐野選手は次項の活躍満足率で鈴木彩艶選手に続く2位につけています。

初出場ではない選手の中で唯一TOP5入りを果たしたのは、大会直前に遠藤航選手からキャプテンマークを引き継いだ板倉滉選手でした。本調査時点では有名女優との結婚報道もあり、第3位と躍進しました。

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1-2.活躍満足率TOP10

活躍満足率は、スーパーセーブを連発した守護神・鈴木彩艶選手が圧倒的な得票率で1位となりました。2位は無尽蔵のスタミナとブラジル戦でのロングシュートによるゴールが強烈な印象を残した佐野海舟選手、3位にはオランダリーグ得点王に相応しい活躍を見せた上田綺世選手が入りました。

4位の中村敬斗選手から7位の伊東純也選手まで、鮮やかにゴールを決めたストライカーが続きました。その意味では、ディフェンダーでTOP10入りを果たした冨安健洋選手、谷口彰悟選手の両選手は、守備での貢献が視聴者の目に焼き付いた傑出した選手ということもできます。

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2.試合観戦に関する調査

全104試合を対象に、リアルタイムで観戦した試合を、視聴時間の長さを問わずに尋ね、「リアルタイム観戦率」を求めました。続く質問では、リアルタイムで観戦した試合に対して、「観戦したことに満足している」試合を回答数制限なしで選んでもらい、各試合の「観戦満足数」を「リアルタイム観戦数」で割った「観戦満足率」を算出しました。

 

2-1.リアルタイム観戦率BEST16

リアルタイム観戦率の上位には、日本戦の4試合が並び、今大会で唯一、視聴しやすい時間帯に地上波で放送されたチュニジア戦がトップでした。逆に、その他の3試合は早朝や深夜、平日の通勤・通学時間だったことを踏まえれば、30%近い観戦率は驚異的ともいえます。今大会はFIFAランキングの上位4チームがそのまま準決勝に進み、決勝戦も1位・2位チームの激突となりました。日本戦以外の観戦率ランキングも順当に、決勝、3位決定戦、準決勝の順となりました。

準々決勝のうち「フランス×モロッコ」「アルゼンチン×スイス」は地上波放送がなかったことが響きました。それらの準々決勝2試合を観戦率で上回ったのが、ラウンド16の「ブラジル×ノルウェー」と、ラウンド32の「アルゼンチン×カーボベルデ」の2試合でした。前者は日本を破ったブラジルの次戦かつ、今大会注目のハーランド選手擁するノルウェーとの対戦。後者はグループリーグにおいてスペインの攻撃を無失点で凌ぎ、一躍「台風の目」となったカーボベルデと前回優勝国アルゼンチンとの好カードが、比較的視聴しやすい土曜朝の時間帯に放送されたことで観戦率が高まったと考えられます。

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2-2.観戦満足率50%以上

観戦満足率は、リアルタイム観戦率2.5%以上の試合を対象に算出しました。観戦者の半数以上が満足した試合が以下の15試合です。日本が大勝したチュニジア戦が1位、優勝候補オランダに2度追いついた初戦が2位でした。グループリーグで引き分けたスウェーデン戦よりも、敗戦した決勝トーナメント1回戦のブラジル戦の方が高い満足率でした。

そのブラジル戦を上回る観戦満足率を示したのが、決勝と準決勝の計3試合でした。なお、リアルタイム観戦率の順位よりも観戦満足率の順位の方が明らかに低かった試合は14位の「ノルウェー×イングランド」です。ノルウェーの敗戦により、今大会でのハーランド選手の見納めにもなったことがその要因と考えられます。

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3.森保一監督の8年間を100点満点で採点

2027年1月のアジアカップをもっての森保一監督は退任することが発表されました。2018年7月から日本代表を率い、2022年のカタール大会、今回の北中米大会と2度のワールドカップを指揮した森保監督の8年間の功績を100点満点で評価(0から100までの整数入力)し、その理由を記述してもらいました。

標準偏差は27.2点と広く分散はしましたが、平均値は72.9点と高く、中央値は80点でした。最頻値は100点で、23.4%に当たる234人もの人々が回答しました。今大会で十分な結果を残せなかったことへの不満はあるものの、大多数の人がその功績を高く評価していることが窺える結果となりました。

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4.日本代表以外で印象に残った人物TOP10

今大会を通して、日本代表選手以外で印象に残った人物に関しても調査しました。最大5人まで、理由を含めて回答してもらいました。サッカー関係者に限定して集計したところ、前回大会のMVPで本大会も決勝まで注目を集め続けたアルゼンチン代表のメッシ選手が2割近い得票で突出しました。上述のノルウェー代表・ハーランド選手が98票でメッシ選手に続きました。3位は10ゴールで今大会の得点王に輝いたフランス代表のエムバペ選手でした。

 4位には19歳の若さで優勝国スペインの中心選手として活躍したヤマル選手、5位には対照的に40歳にして神がかったセーブを連発し、上述のカーボベルデの快進撃を演出したゴールキーパーのヴォジーニャ選手の名前が挙がりました。6位にはイングランド代表として、準々決勝ノルウェー戦での逆転ゴールや、対フランス戦での3位を決定づけるゴールなど計7ゴールを挙げたジュード・ベリンガム選手、7位にはポルトガル代表41歳のレジェンド、クリスティアーノ・ロナウド選手、8位にはイングランドのキャプテン、ハリー・ケイン選手が続きました。10位は今大会MVPに輝いたスペイン代表のロドリ選手でした。

 TOP10のうち、海外のスター選手が9つを占める中、それ以外で唯一名前が挙がったのが日本代表戦の解説を務めた元日本代表の本田圭佑さんでした。

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5.今大会の成否評価と主な理由

 「FIFAワールドカップ2026は大会全体として成功だったと思うか」について尋ねたところ、「はい」(成功)が37.6%、「いいえ」(成功とはいえない)が62.4%となり、否定派の方が多い結果となりました。なお、肯定派の理由として「日本代表の活躍」(57件)、否定派の理由として「日本代表の敗退」(63件)も挙げられていましたが、質問内容は「大会全体」に関してのため、下の表では割愛しています。

 

5-1.大会成功肯定派(N=376)の主な理由

 肯定派の理由としては、大会の「盛り上がり」を挙げる人が最も多く、「質の高い試合」「大きなトラブルなく閉幕できたこと」などが続きました。「様々な国の活躍」や「エンターテインメント性」を挙げる人も多く見られました。

 

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5-2.大会成功否定派(N=624)の主な理由

 否定派の理由として最も多く挙がったのが「過度な政治的介入」でした。また「不公平なジャッジや運営」に関する批判的意見も見られました。「エンターテインメント性」を含む「商業主義」と「出場国の増加」は、肯定派の理由としても挙がっていたものであり、同じ事象であっても価値観の違いによって評価が180度変わる結果となりました。

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【調査概要】

調査方法:インターネットリサーチ     

調査期間:2026年7月22日~24日の3日間

調査対象:事前調査対象者内の1,000人に追跡調査(地域・性年代構成比は総務省最新推計に準拠)
※事前調査は5月29日~6月2日に、日本在住の20歳~69歳の男女10,000人に対して実施

調査監修:小野田哲弥(産業能率大学スポーツマネジメント研究所研究員/情報マネジメント学部教授)

調査協力:青木健誠・源馬優来・佐伯拓真(小野田ゼミ)

 

【回答者属性】 (N=1,000)

 

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【産業能率大学】

■ホームページ:https://www.sanno.ac.jp/

 

記事提供元:タビリス