PCI Energy Solutions、三菱電機グループ入りへ、顧客・従業員・エネルギー業界への長期的なコミットメントを強化

ビジネスワイヤ

オクラホマ州ノーマン--(BUSINESS WIRE)-- (ビジネスワイヤ) -- 米国を拠点とするエネルギー管理・最適化向けエンタープライズ・ソフトウエアの大手プロバイダーであるPCI Energy Solutions(以下「PCI」)は、三菱電機株式会社によるPCIの買収に関する最終契約を締結したと発表しました。同契約は2026年8月20日(日本時間)に締結されました。

本取引は、PCIの事業、技術、従業員、顧客との関係、エネルギー業界における地位に対する高い評価の表れです。三菱電機は、本取引完了後もPCIの中核経営陣を留任させる意向であり、これによりPCIは、経営体制の継続性、業界の専門知識、顧客重視の事業運営モデルを維持しながら、三菱電機のグローバルな事業規模、補完的な能力、長期的な投資余力を活用できるようになります。

契約は締結済みですが、本取引はまだ完了していません。PCIと三菱電機は取引完了まで別会社として事業を継続します。本取引の完了は、必要な規制当局の承認の取得およびその他一般的な取引条件の充足または免除を条件としています。今回の発表によって、PCIの日常業務、顧客サポート窓口、顧客との取引関係、進行中のプロジェクト、製品へのアクセス、既存のサービス提供に関するコミットメントが直ちに変更されることはありません。

「本取引は、従業員が築き上げてきた当社が評価されていること、そして30年以上にわたり顧客やパートナーが当社に寄せてきた信頼が確かなものであることを力強く示すものです。顧客はミッション・クリティカルな業務を支えるうえでPCIを頼りにしており、当社は継続性を軸に据えて今後の取り組みを進めていきます。三菱電機は当社の中核経営陣を留任させ、PCIが成長を続け、優れた成果を上げていくための長期的な基盤を提供する意向です。当社は引き続き、コミットメントを果たし、製品ロードマップを推進し、長期にわたって顧客を支援することに注力します。三菱電機の事業規模と補完的な能力を活用することで、投資を一段と強化し、イノベーションを加速するとともに、急速に変化するエネルギー業界全体にわたり、当社が提供する価値をさらに広げる機会があると考えています。」

フレッド・N・リー博士

創業者兼最高経営責任者(CEO)

PCIは、電力取引、発電・送配電運用、需給計画、リスク管理、精算、エネルギー資産の最適化を支援するエンタープライズ・ソフトウエアを開発・提供しています。同社のプラットフォームは、電力会社、発電事業者、その他のエネルギー市場参加者が、ますます複雑化する運用上・商取引上の要件に対応できるよう支援します。

三菱電機は、2026年5月29日に公表した新中期経営戦略において、「スマートエナジー」を注力領域の一つに掲げました。今回予定されている統合を通じて、三菱電機は、PCIの予測、スケジューリング、市場管理、最適化の各機能と、三菱電機の制御技術、システム運用の専門知識、デジタル・プラットフォーム、グローバルな営業基盤を組み合わせることを見込んでいます。

「PCIは、高い信頼を得ている技術、市場に関する深い専門知識、顧客との強固な関係、経験豊富な経営陣を備えた卓越した事業を築いてきました。当社は取引完了後もPCIの中核経営陣を留任させ、従業員、顧客、パートナーが重視する継続性を維持できるよう支援する意向です。当社の目的は、PCIの強みを土台としながら、長期的なイノベーションとグローバルな成長に向けたさらなる余力を生み出すことです。また、顧客ニーズが機器単体の省エネから、統合的な需要側管理と市場を通じた電力取引によるエネルギー利用全体の最適化へと移行する中、スマートエナジー領域をさらに強化していきます。」

濱本総一

上席執行役員

エネルギーシステム事業本部長

顧客・パートナーへの継続的な対応

PCIは今後も、信頼性の高いサービス、充実した顧客サポート、着実な製品提供・導入を基盤として、顧客とパートナーに最高水準のソフトウエア・ソリューションを提供することに注力します。顧客とパートナーには、引き続き現在のPCI担当者と連携していただくようお願いします。PCIは、顧客とパートナーが期待するこれまでと同じ高水準のサービス、専門知識、サポートを引き続き提供することに尽力します。

三菱電機とPCIは、PCIの経営体制の継続性と専門領域の知見を維持することが、移行期間中の安定した意思決定と一貫した顧客対応を支えると考えています。将来的には、取引完了後に適切な計画を経て両社の能力を組み合わせることで、エネルギー管理、最適化、デジタル、制御に関するより幅広いソリューションの提供や、グローバル市場へのアクセス拡大につながる可能性があります。

従業員にとっての継続性と機会

取引完了前の期間、PCIの従業員は引き続き現経営陣の下で業務を行います。三菱電機が取引完了後もPCIの中核経営陣を留任させる意向を示していることは、PCIの人材、企業文化、市場に関する知見、事業運営能力が、本取引の戦略的意義を支える重要な要素であることを示しています。契約を締結したこと自体によって、従業員の職務、指揮命令系統、報酬、福利厚生が変更されることはありません。

PCIの経営陣は、本取引が進展し、計画の策定が進む中で、従業員に定期的に情報を伝えます。両社は取引完了まで別々に事業を運営し、統合計画と情報共有は、適切な法務・ガバナンス上の手続きを通じて行われます。

取引完了時期

本取引は、必要な規制当局の承認の取得および一般的な取引条件の充足または免除を条件として、2026年中に完了する見込みです。本取引の完了後、PCIは三菱電機の完全子会社となります。

PCI Energy Solutionsについて

PCIは、エネルギー企業がエネルギーの生産、取引、輸送、消費のあらゆる側面を継続的に最適化できるよう支援しています。PCIは、熱心な製品専門家、エンジニア、ビジネス・アナリストなど350人からなる結束の強いチームで、世界各地のエネルギー企業と緊密に連携してソフトウエア・ソリューションを導入しています。PCIの顧客は、文字どおり社会の明かりを灯し続けています。PCIはノーマン(オクラホマ州)に本拠を置き、メキシコシティ(メキシコ)とリマ(ペルー)にオフィスを構えています。詳しくは pcienergysolutions.com をご覧ください。

三菱電機について

同社の「Our Philosophy(私たちの理念)」のもと、三菱電機株式会社(東証:6503)は、サステナビリティを経営の根幹に据え、社会・顧客・株主・従業員をはじめとしたステークホルダーからの信頼を重んじています。また、「収益性」「資本効率」「成長性」を追求するとともに、顧客と緊密に連携し、現在の複雑な課題に対応する付加価値ソリューションを開発しながら、企業価値の持続的向上を図っています。

1921年の創業以来、三菱電機は100年以上にわたり、信頼性の高い高品質な製品・ソリューションを提供してきました。世界に200以上のグループ会社と約15万人の従業員を擁し、社会システム、エネルギーシステム、防衛・宇宙システム、FAシステム、自動車機器、ビルシステム、空調・家電、デジタルイノベーション、半導体・デバイスなど幅広い分野で、電気・電子機器およびシステムの製造、マーケティング、販売を手がける世界的リーダーとして広く認められています。2025年度の連結売上高は5兆8,947億円(368億米ドル*)でした。詳しくは www.MitsubishiElectric.com をご覧ください。

*1米ドル=160円(2026年3月31日の東京外国為替市場における概算レート)

将来予想に関する記述

本プレスリリースには、予定されている本取引について、将来予想に関する記述が含まれています。これには、本取引の完了予定時期および完了見込み、PCIの中核経営陣を留任させる意向、見込まれる事業の継続性、戦略面・事業面・製品面で得られる可能性のあるメリット、ならびに将来の投資、イノベーション、成長の機会に関する記述が含まれます。これらの記述は現在の予想および前提に基づいており、リスクおよび不確実性の影響を受けるため、実際の結果または事象が現在の予想や前提と大きく異なる可能性があります。こうしたリスクには、必要な規制当局の承認が得られない、またはその取得が遅れる可能性、その他の取引完了条件が充足されない可能性、本取引が想定された条件または日程どおりに完了しない可能性、期待されるメリットが実現しない可能性が含まれます。PCIおよび三菱電機は、適用法令により義務付けられる場合を除き、将来予想に関する記述を更新する義務を負いません。

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記事提供元:タビリス