IFFのレポート、GLP-1がインドの消費者の食品選びと食行動を変えつつあることを明らかに

ビジネスワイヤ

ニューデリー--(BUSINESS WIRE)-- (ビジネスワイヤ) -- IFF(NYSE:IFF)は、フレーバー、フレグランス、ヘルス&バイオサイエンス分野におけるグローバルリーダーとして、GLP-1治療薬の使用がインドの消費者の食行動にどのような影響を与えているか、またこうした変化が食品・飲料イノベーションの将来にどのような意味を持つ可能性があるかに関する新たな調査結果を発表しました。本調査は、同社の2025年版「GLP-1 Consumer Opportunity Outlook」に続く、IFFのGLP-1に関するグローバル消費者インサイトの最新版です。

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IFF Taste部門グレーターアジア地域担当マーケティング・ディレクターのハーシュ・コシュティは、次のように述べています。「食欲の変化が、人々と食との関係により広範な変化をもたらす可能性があることが分かってきました。その変化は、消費者が食べる量だけでなく、何を選び、どのように味わい、食事の場にどう関わるかにまで及びます。食品業界にとって、これは、こうした新たな消費者行動を注意深く捉え、イノベーションによってこうしたニーズにどう応えられるかを考える極めて重要な機会です。」

レポート「Inside the India GLP-1 Consumer Journey」 は、ニューデリーで開催されたIFFのシンポジウム「Eat Smart Asia: The GLP-1 Shift」で発表されました。デリー、ムンバイ、ベンガルールのGLP-1使用者を対象に実施した調査に基づき、本調査では、食欲の変化が食品の選択、感覚的な体験、買い物習慣、人と食事を共にする場面にどのような影響を与えているかを調査しています。調査結果は、新たな消費者意識が生まれつつあることを示唆しています。参加者は1回に食べる量が減ったと回答する一方、口にするものをより意識的に選ぶようになっており、栄養、味、原材料の品質、食事全体の満足感をより重視しています。主な調査結果は次のとおりです。

  • 74%が、GLP-1治療薬の使用開始前より食品表示を注意深く読むようになったと回答
  • 64%が、人と食事を共にする場面で少なくとも時折、不快感を覚えると回答
  • 69%が、水分補給の習慣の一環としてココナッツ・ウォーターを選んでいると回答

インドの食卓では一皿の量が減る一方、食への欲求は消えていない

消費者調査は、日常的に食べられているインド料理の1回量に大きな変化が生じていることを示しています。例えば、消費者が食べる量は、チャパティが3~4枚から1~2枚、イドゥリが5~6個から2個、米飯が2.5杯から半杯へと減っています。食べる量が減っても、食の重要性が薄れるわけではありません。むしろ、食べる量が減るほど一口一口により多くが求められるようになり、栄養密度、味、食感、満足感の重要性が高まります。

IFFの同レポートでは、味や食感などの感じ方にも顕著な変化が見られ、食品開発者には、少ない量でも、より高い栄養価と、味や食感などによる満足感を提供する製品を開発する機会があることが示唆されています。例えば、次のとおりです。

  • 90%が、食品の味や食感の感じ方が変化したと回答
  • 50%が、柔らかな食感で消化しやすいものを好むと回答
  • 69%が、風味の強さのバランスを取りたいと回答

個々の食習慣にとどまらず、この調査は、消費パターンの変化に伴う社会的側面にも光を当てています。回答者の約3分の2が、人と食事を共にする場面で何らかの不快感を覚えると回答しました。調査結果は、多くの消費者が、人と食事を共にし、普段どおりの食事を続けたいという意欲を保っていることを示しており、ブランドには、変化するニーズに対応しながら、消費者が慣れ親しんだ食事の場に引き続き関われるような製品や体験を開発する機会が生まれています。

GLP-1使用者、食品購入時により意識的な選択へ

レポートは、消費者の食品情報への向き合い方に大きな変化が生じていることを示しており、74%が以前より食品表示を注意深く読むようになったと回答しています。注意深く確認する対象はカロリーだけでなく、タンパク質、原材料、「ナチュラル」や「保存料不使用」をうたう表示にまで広がっています。食品・飲料ブランドにとって、これは、何を口にするかをますます意識的に選ぶ消費者に対し、製品の栄養面、原材料、価値をどのように伝えるかという、より大きな問いを投げかけています。

個人の食事内容は、家庭の食品購入傾向よりも速く変化

個人の消費習慣が変化する一方、家庭での購入傾向は比較的安定しています。回答者のうち、以下の割合が各商品を引き続き購入しています。

  • 78%が家庭用にビスケットを引き続き購入
  • 71%がパッケージ入りの菓子と全脂肪乳製品を引き続き購入
  • 63%が揚げ物系のスナックを引き続き購入

こうした状況により、特に食品の選択が家庭や家族の日常生活に深く根付いている市場では、食品・飲料ブランドにとって、単に「GLP-1使用者に適した」製品を開発するだけにとどまらない、より複雑な事業機会が生まれています。

水分補給もより意識的に

こうした変化は固形食品にとどまりません。調査では、74%が水分補給を日々のウェルネス目標と捉えており、多くがココナッツ・ウォーターや電解質配合飲料を選ぶ傾向にあることが分かりました。

消費者が飲料をより意識して選ぶようになる中、この傾向は、機能性を備え、水分補給にもつながり、感覚面でも魅力のある製品への関心が高まっていることを示しています。

食品・飲料イノベーションへの示唆

この調査はさらに、GLP-1に関連する機会が体重管理にとどまらないことを浮き彫りにしています。食欲、食べる量、感覚的な体験に対する消費者の期待が変化し続ける中、食品・飲料企業は、さまざまな食事の場面で栄養、食べる楽しみ、価値をどのように提供するかを見直す必要が生じる可能性があります。

IFFの同レポートは、変化する消費者行動と、食品、飲料、感覚的な体験に関するイノベーション分野で生まれつつある機会について、現段階での見解を示しています。

レポート全文はこちらからご覧ください。

本調査結果は、デリー、ムンバイ、ベンガルールのGLP-1使用者を対象に実施した消費者インサイト調査に基づくもので、情報提供のみを目的としています。医療、栄養、またはヘルスケアに関する助言に当たるものではありません。

IFFへようこそ

IFF(NYSE:IFF)は、科学、創造性、そして心を通じて喜びを生み出しています。味、香り、ヘルスおよびバイオサイエンス分野における世界的リーダーとして、当社は未来に向けたイノベーションを推進しています。私たちは日々、人々に愛される製品の価値を高める、画期的かつ持続可能なソリューションを提供し、ウェルネスを推進し、五感に喜びをもたらし、人々の体験をより豊かなものにしています。詳細は、iff.comLinkedInInstagramFacebookをご覧ください。

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記事提供元:タビリス